玄冬時代

日常の中で思いつくことを気の向くままに書いてみました。

『無所属の時間で生きる』から『落日燃ゆ』へ

2021-03-02 11:20:41 | 

城山三郎の家は知らないが、仕事場のマンションはだいたい分かっている。

茅ヶ崎の駅前には海が見える高いビルは多くないから。

城山が訪ねた広田弘毅の家は鵠沼にある。ここもだいたい分かっている。

茅ヶ崎から鵠沼まで海を見ながら自転車で30分ぐらいだろう。

城山はきっと湘南の海の話を遺族としただろう、…。

 

 

『落日燃ゆ』では広田が首相になるとき、天皇は「名門をくずすことのないように」と言われたと書かれている。

城山は遺族からその事を聞いたようだ。

『無所属の時間で生きる』のあとがきに「2007(平成19)年3月22日に城山三郎は帰らぬ人となった」と書いてあった。

城山は広田と同じに妻に先立たれていた。

 


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