玄冬時代

日常の中で思いつくことを気の向くままに書いてみました。

警察は二重構造 ―「法の番人」㈡―

2024-12-13 09:00:15 | 

警察という官庁は、警察庁という国家公務員キャリア官僚数百人と各都道府県警察本部に所属する約26万人の二重構造で成り立っているそうだ。

各都道府県警察本部長と刑事部長・公安部長などは、警察庁から派遣されたキャリア官僚にほぼ独占されている。

― とすれば、キハラ事件に朝日新聞記者に質問させて、「事件性なし」と答えた人は国家公務員のキャリア組のトップであったから、末端の刑事であるサトウさんとは違う論理で動いているのだろう。

また地方公務員である巡査もごく少数が警視、警視正になり所長で定年となる。一般的には巡査部長、警部補で定年となるそうである。

― 現に、上脇さんらが兵庫県警に告発状を提出したが、それを受ける警察官は兵庫県の地方公務員である。また、トップは国家公務員のキャリア官僚であろう。とすれば、どのような決定が為されるのか、かなり興味深い。(続く)

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