台風が来る前に、高知で皿鉢料理を食べた。初めてもどり鰹を食べた。まさに初体験であった。現地では、塩を振って食べるそうだ。本場の鰹は美味い、本当にうまかった。マグロよりもうまかった。
土佐の風土の中で、古来より受け継がれてきた味と彩りの集大成。 黒潮にもまれた大自然の恵み、山々からの味覚、土佐ならではの旬が、器の中に惜しげもなく豪快に盛りつけられる。 南国の気候と風土が生んだ、土佐の味覚。
江戸時代、女房を質においても初鰹を食べたという。「目に青葉山時鳥初鰹」安い鰹を食べると、中毒して医者に行くこともあるそうだ。「恥ずかしさ医者に鰹の値が知れる」。(下山弘『川柳江戸の四季』より)
大義なき選挙は終わり、またいつもの日常が戻る。果たして、この國はどんなことになるのだろうか。
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