キキ便り

アメリカ便り、教員・研究者生活、シンプルライフ、自閉症児子育てなど

授業開始5週目

2009-09-23 05:53:59 | アメリカの大学で教える
秋学期の授業も5週目に入る。61人中、約半数くらいの学生の名前と顔が一致するようになり、自分としてはナカナカ順調なスタート。すぐ覚えてしまったのは、クラスの少数派である男子学生やマイノリティ学生。マイノリティと言えども、韓国に生まれ養子縁組でアメリカに来た学生、小さい頃にハンガリーやフィリピン、メキシコなどから移民としてアメリカに家族ぐるみでやってきた学生たちなどなど。うちのコドモたちのようにBiracial(ハーフ)の学生が多いのも、この大学の特徴。

クラスの半分以上の学生が、既に2カ国以上の国を旅行した経験があり、その多くはヨーロッパ、カナダ、メキシコ。しかし61人中、4人の学生が日本へ旅行した経験を持っているらしく、日本留学生をホストファミリーとして受け入れた経験を持つ学生もかなり目立つ。

やはり高校を卒業して大学にストレートで来るのは、ある程度裕福な家庭の子どもたちなのかもしれない。もう一つ担当しているオンラインクラスの学生たちは、そういうチャンスに若き頃恵まれなかった人たちで、年齢も20歳頃から40-50歳と幅広い。

英語のハンディがある私でも、なんらか提供できるものがあると実感する瞬間があるので、この仕事を続けられるのかもしれない。



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