キキ便り

アメリカ便り、教員・研究者生活、シンプルライフ、自閉症児子育てなど

Clipboardでこんなに変身!

2011-06-24 17:44:29 | シンプルライフに惹かれて
新しい家に引越した時にやってみたいこと、メモっておきます。

このMartha Stewart紹介のClipboardに模様の紙(スクラップブッキング用など)を貼ってできる壁面のデコレーションです。

写真を飾るのもよし、書類の整理などにも使えるということです。ポケットを作ってみても便利かもしれないですね。

Clipboardはアマゾンでは1つ4-5ドルくらいです。100円ショップなんかにないのかな?

写真は、http://www.marthastewart.com/272501/clip-artistryからです。

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 高機能自閉症の子どもが自立していくために

2011-06-24 09:52:47 | 自閉症アメリカ教育事情
高機能自閉症の息子も、順調に進めば、あと4年後は親元を離れて大学に通う。

私の今の役割は、息子を独り立ちさせること・・

ここ数年、忙しくても、嫌がられても、少しずつ家事を手伝ってもらうことにする。普通の子どもなら見よう見まねで自然に覚えるスキルでも、自閉症の息子には具体的に手順を分かりやすく説明しないと把握しにくいようだ。たとえば「部屋をきれいにしなさい」と言っても何をしたらいいのか分からない様子。リストにして、どこを何でどのように片付けるかを具体的に理解できるように伝えることで自分でできるようになるらしい。息子にやってもらうのは

週1回のゴミだし、リサイクルのゴミの仕分け。
自分の洗濯物をたたみ、部屋に片付けること。
自分の部屋の整理整頓。

この夏休みには、食器洗い機から食器を取り出して、棚に片付けること、食卓を拭くことも手伝ってもらうことにする。

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家事面だけでなく、独立する際に心配なのはお金の管理。

ここ数年ショッピングに行く時にはつきあってもらい、食品の中からどれが一番安価なのかを計算してもらったり、ショッピングリストに基づいて必要なものをお店の中から探してきてもらう。

時には、お金を渡し、予算を伝えて自転車で買い物に行ってもらうことにする。

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お店の人とのやりとりもコミュニケーションの苦手な息子にとっては社会勉強。

息子の場合、相手に話しかけられたり、笑いかけられても、応えることはしない。自分のコミュニケーションにミスがあったら困ると思い、なるべく人と関わるのを避けている様子。それでは人との関係をつくれないと何度も説明しながら、外に出る機会があるたびに実地指導。なかなか難しい~

敢えてどうにか最近身についたスキルは、自分の後の人のために、ドアを開けて待っているエチケット。これはなかなか身につかず、何度も口を酸っぱく伝えてきたが、ようやく自然にできるようになった。

先週の日曜日、教会の帰りその息子のエチケットを見て、ある見知らぬ婦人が夫に「息子さんを立派な青年に育てましたね」と褒めてもらったそうだ。社会スキル関係で褒められたのは初めてだったので、息子は嬉しかったらしい。

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専門家の力を借りて、このような指導ができるのが一番理想だが、そこに至るまでのいろいろな道筋(医者、心理学者、保険会社)や金銭的負担を考えると、自分でやった方が手っ取り早いのではと最近思うようになる・・・・
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