キキ便り

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正五角形の面積?

2011-12-14 20:52:34 | 自閉症アメリカ教育事情

 

夕食の後は、片付けと同時に子どもの宿題を手伝うだけで、夜の時間が過ぎていく。

今日は、円筒の面積から始まり、正五角形の面積の計算。

全く忘れてしまったことなので、オンラインで調べながら、息子の宿題の手伝い。

長方形の箱の中に円筒上の穴があいていて、そのかたちの表面積を計算するといったややこしく時間がかかるものばかり。

おまけに、娘の幾何学の宿題が間違っていないか一つずつ自分で解くだけで、40分もかかる。老眼のせいか、プラスとマイナスが最近よく見えなくなり、数式を見ているだけ、なんだか目と頭がくらくらする。

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息子は明日、日本語のクラスで「まいにちのせいかつ」についてのプレゼンテーション。

朝起きてから、夜寝るまでの生活についてパワポを作成し、それに基づいて、日課の説明をするらしい。

「ごご、いちじよんじゅうきゅうふんに、にほんごのじゅぎょうがはじまります」といった複雑な文章もあり、発音するのに一苦労。

きゅうふん、なのかきゅうぷんなのか、いちがなぜいっぷんになるのか、そういう細かいところまで間違えないようにしなければならないらしく、日本語を学ぶのはどんなに大変なことかと実感する。

昨日から、マンツーマンで特訓。大分すらすら言えるようになったので、今度は「そして」「それから」などの接続語を入れるようにアドバイス。そうすると、いい点数をもらえるとか。

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こういう風に、私の毎日は過ぎていく。

もっと仕事に力を入れたいというジレンマを感じながらも、子どもの宿題や、ちらかった子どもの部屋や居間・台所の片付け、洗濯、シェークスピアの世話などで時間がとられる。

落ち込みながらも、今日嬉しいことに気づく。先月掲載された論文を数人の方が自分のブログで紹介してくださり、twitterでもたくさんの方がコメントを書いてくださったことを知る。

停滞しているように思える自分の仕事でも、こういう風に神様が励ましを下さっているのかと嬉しくなる。

 

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