キキ便り

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努力、リーダーシップ、行動力、やる気

2015-10-24 11:22:03 | アメリカ高校生活

昨日、嬉しいニュースが入った。

研究のお手伝いをしばらくして下さった医大生のKさんが、Emailでマッチングの結果を知らせてくれた。

日本ではトップクラスのK医大で研修医として働くことが決まったらしい。「受験勉強にとりかかるのが遅すぎて...」と数か月前お会いした時には言っていたが、努力家の彼女はものすごく頑張ったに違いない。

彼女が他の学生と違うのは、リーダーシップと行動力。全国レベルで医学生の会のリーダーをしたり、皆に知ってほしい情報は積極的にアピールする。日本の女性では、非常に珍しい例だと思う。また頻繁に海外に出かけていったり、そのための奨学金に応募したり、何でも経験の糧にしていこうとする前向きなところに非常に好感がもてる。

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リーダーシップと行動力と言えば、うちの娘は最近課外活動に目覚め始めた。

今年から国際バカロレアプログラム(http://www.mext.go.jp/a_menu/kokusai/ib/)に在籍し、それだけで何もやる余裕がないかと思ったが、逆に意気が高まってきたらしい。

クラブ活動やボランティアにも時間を割くようになった。

まず毎日やっているのが、マーチングバンド。これは高校に入ってから継続している部活動で、今年が3年目。秋学期の間は毎朝朝練があり、金曜日の夜はフットボールの試合で演技し、土曜日にも行事が入ることが多い。

それから今年から入ったのが、Honors Society。これは「栄誉学生の会」という意味で、何をやるのかよく知らないが、この前、フォーマルな入会式のようなものが高校であったらしい。

中国語クラブ。今の高校では日本語が外国語として選択できないので、中国語を受講することになったが、授業だけでなく、クラブ活動もやるらしい。

ボランティアとして今娘がやろうと思っているのが、恵まれない家庭や地域の子どもたちを支援する学童プログラムのBoys and Girls Club。私もこの組織に実習生を送りだしたことがあるが、放課後に勉強を見てあげたり、一緒に時間を過ごしたりといったボランティア。

また自分で立ち上げたいと思っているのが、障害のある生徒たちとの交友を深めるクラブ。娘いわく、今在籍している高校には障害のある生徒たちのためのプログラムが全くないので、それを改善したいとのこと。

親としては、前向きに進んでいこうとする子どもの成長の姿が見えていることは嬉しい。長続きしないかもしれないけど。

コメント (2)
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