キキ便り

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締め切りが重なる時

2016-04-11 21:59:17 | 研究者生活

たまたま3つの締め切りが4月11日に重なった。

1つ目は、日本での学会の発表と自主シンポジウムの申し込み。数週間前に自主シンポジウムを企画することを思いつき、研究分野が近い面識のある研究者の方にメールで連絡してみる。賛同して下さったので、話題提供と指定討論をしてくださりそうな方にも連絡。指定討論を引き受けて下さった方お二人は、お名前も知れた方々なので非常にありがたい。参加者にとって、面白いと思ってもらえるようなシンポジウムにできたらと願っている。

2つ目は、ニュースレターの原稿の締め切り。これは、受け入れ担当者として関わっているワークショップについての紹介の記事。前からの原稿があるので、それほど時間がかからない。

3つ目は、査読の締め切り。このジャーナルから依頼がくるのは不思議だと思っていたジャーナルだったが、よくよく依頼のメールを見てみると、依頼人の編集長は私の大学院の先輩。大学院時代から際立っていた人だったが、年齢的にはおそらくまだ30代後半なのではないだろうか。私が大学院に入った年に卒業した人だったので、殆ど交流がなかったのか、なんとなく覚えてもらっていたのかもしれない。それにしても査読者としてのコメントを書くのは、やはり頭を使う。これまでのジャーナルの投稿経験では、ジャーナルのレベルが高い程、査読者のレベルも高いのか、それ相当のレベルのコメントが不採択の通知と共に返ってくる。落ち込むこと多々ありだが、逆に考えると拙い論文をここまで時間をかけて吟味して査読のコメントを書いて下さるのはありがたい。今回の依頼のジャーナルは、トップジャーナルではないが、Impact factor も1以上あるので、的が外れたことは書けないとプレッシャー。しかし、あまりにも査読に時間をかけ過ぎるわけにはいかないので、ある程度まで書いて後は勘弁してもらう。

 

 

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