夫の胃腸の調子が8月頃から悪く、下痢続き。下剤を飲むと今度は便秘になり、しばらくはお粥の生活。食欲もあり、体重減少もなく、血便も出なかったため、大腸がんなどの不安は減ったが、それでも数週間前からは腸の一部が詰まっているような感じがするという異常を訴える。
そこで先週は消化器疾患専門のベテランのお医者さんにアポを取り、診断してもらうと、プロバイオティクスVSL#3を飲むように指導を受ける。
これはインターネットで調べると、善玉菌で胃腸の壁を保護し、炎症を誘発する物質から腸を守る働きがあるそうで、潰瘍性大腸炎などの治療に用いられるらしい。日本ではまだ発売されていないようだ。
その他Kefir MilkやNuBalanceなどのプロバイオティクスも同時に服用。
夫の場合、効果はすぐ現れ、下痢が止まっただけでなく、腸内の違和感も消滅。しばらくは頻尿になったが、それも数日後には収まり一安心。もともと夫は子どもの頃から胃腸が弱い体質だったらしいが、これから腸内環境を意識した食事摂取を心掛けることにする。
お医者さんに強く勧められたのが、グルテンフリーのダイエット。このお医者さん自身も、腸の病気をわずわった時期があったそうで、その時にGrain Brainという本に出会い、食事療法を行った結果よくなったらしい。60過ぎで現役でお医者さんをしている方なので、説得力がある。
和訳も出ているようなので、参考までに。和訳のタイトルは、かなり衝撃的 ー「いつものパン」があなたを殺す:脳を一生、老化させない食事
https://www.amazon.co.jp/%E4%B8%89%E7%AC%A0%E6%9B%B8%E6%88%BF-%E9%9B%BB%E5%AD%90%E6%9B%B8%E7%B1%8D-%E3%83%87%E3%82%A4%E3%83%93%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%82%BF%E3%83%BC-ebook/dp/B00TIGX3BK/ref=dp_kinw_strp_1
この本のアマゾンレビューを読むと、大体の内容が読み取れる。
この前紹介した睡眠の本でも語られていたが、腸と脳が連鎖していることを考えると、アルツハイマーや精神疾患、ADHD、癌や糖尿病など、いろいろな病気が食事療法で改善したり完治することが予測される。