A Dog's Way Home、見に行ってきました。ネタばれになってしまうかもしれませんが、こういうストーリーでした。
近所のがれきにこっそり住んでいたネコたちにエサをあげていたルーカス。ある日野良犬の子犬、ベラを見つけます。ベラのお母さん犬は、アニマルコントロールに連れ去れ、ネコのお母さんからミルクをもらって生活していたのでした。しかし、この子犬を飼うのには、大きな問題がありました。Pit Bullの血が混じった犬だったのです。このコロラド・デンバーの地域では、この手の犬は、危険な犬として飼うことを禁止されていたのでした。アニマルコントロールに見つかってしまい、仕方なく、ガールフレンドの親せき?のニューメキシコ州の家にしばらく預かってもらうことになったのです。しかし、ルーカスが恋しいベラは、家に帰ろうと脱出を図ります。狼に襲われそうになったり、空腹、寒さ、拘束、交通事故など様々な困難を経て、400マイルもの距離を2年半かけて旅します。最後の再開は、涙なくしては見れません。
この映画を見て、Pit Bullに対するイメージが変わりました。今までは危険な犬だと思い込んでいたのですが、訓練と愛情次第ではそうとは限らないことが分かりました。Pit Bullを飼っている人たちにとっては、こういう映画が作られて、スティグマ解消につながったのかもしれません。
この映画は、ブルース・カメロンのベストセラー本、A Dog's Way Homeに基づいて制作されていますが、カメロン氏の次の本は、ビーグル犬が主人公のようですね。私が以前飼っていたビーグル犬、シェークスピアのシェルターでの名前(私たちが引きとる前の名前)がトビーで、それと同じ名前のビーグル犬の本なので楽しみです。