アメリカの親は、一般的によく子どもに話しかけます。
ほら見て。ぞうさん。ぞうさん、って言える?ぞ・う・さ・ん。ぞうさんってお鼻が長いよね。お耳も大きいでしょう...(えんえんと続く)
アメリカに来て2年目の年、3歳未満の子2人のハハであった私は、近くのチルドレン・ミュージアムと動物園の年会員になって、せっせと通いました。そこで毎回思ったのは、アメリカのおかあさんって、なんておしゃべりなの??
子育て中の母親は、まさしくテレビのリポーターなんです。ボキャブラリー豊かに、観察したことや経験したことを、どんどんコドモに語りかけていくのです。ある育児雑誌に、母親の役割を「他の惑星からのお客に世の中を紹介するツアーガイドだ」と書いてあるのをみて、妙に納得してしまいました。そういう風にして言語発達を助けていくんですね。
教育熱心な親ほど、子どもに語りかける傾向があるようです。時々、私もコドモも立ち止まって、他のお母さんの説明をうんうんうなづきながら聞いたことも何度かありました(素直な私?)やっぱり日本人の私にとって、ナレーター役やリポーターに扮するのは、どこか不自然で抵抗がありますよね。まあ、ボキャブラリーが乏しいこともあるんだけど...「大きいね」「かわいいね」と単純な表現に終わってしまうのです。でもそういう風に育てられた娘でも、ちゃんと見事に言語発達しているのでフシギなものです。もしかして、言葉の洪水で育った子より、ほどほどの言葉の環境の中で育った子の方が順調に育つのかしら?
自閉症児の援助についても、どんどん話しかけた方が言葉の発達を助けるという専門家と、逆に一方的な話しかけはなるべく避けた方がいいという専門家がいるようです。後者の場合、親は自閉症児にぺらぺらなんでも話しかけるんじゃなくて、まずよく言葉を吟味して本当に大切なことだけを最小限伝えた方が、コミュニケーションの発達を促すんだということです。
ほら見て。ぞうさん。ぞうさん、って言える?ぞ・う・さ・ん。ぞうさんってお鼻が長いよね。お耳も大きいでしょう...(えんえんと続く)
アメリカに来て2年目の年、3歳未満の子2人のハハであった私は、近くのチルドレン・ミュージアムと動物園の年会員になって、せっせと通いました。そこで毎回思ったのは、アメリカのおかあさんって、なんておしゃべりなの??
子育て中の母親は、まさしくテレビのリポーターなんです。ボキャブラリー豊かに、観察したことや経験したことを、どんどんコドモに語りかけていくのです。ある育児雑誌に、母親の役割を「他の惑星からのお客に世の中を紹介するツアーガイドだ」と書いてあるのをみて、妙に納得してしまいました。そういう風にして言語発達を助けていくんですね。
教育熱心な親ほど、子どもに語りかける傾向があるようです。時々、私もコドモも立ち止まって、他のお母さんの説明をうんうんうなづきながら聞いたことも何度かありました(素直な私?)やっぱり日本人の私にとって、ナレーター役やリポーターに扮するのは、どこか不自然で抵抗がありますよね。まあ、ボキャブラリーが乏しいこともあるんだけど...「大きいね」「かわいいね」と単純な表現に終わってしまうのです。でもそういう風に育てられた娘でも、ちゃんと見事に言語発達しているのでフシギなものです。もしかして、言葉の洪水で育った子より、ほどほどの言葉の環境の中で育った子の方が順調に育つのかしら?
自閉症児の援助についても、どんどん話しかけた方が言葉の発達を助けるという専門家と、逆に一方的な話しかけはなるべく避けた方がいいという専門家がいるようです。後者の場合、親は自閉症児にぺらぺらなんでも話しかけるんじゃなくて、まずよく言葉を吟味して本当に大切なことだけを最小限伝えた方が、コミュニケーションの発達を促すんだということです。
個人差がある子どもたち、おしゃべりが有効とは限らないかもしれませんね。
その子に合った子育てをするのは難しいですね