アメリカの学校では、成績が優秀な学生にHonor StudentとかHigh Honor Studentという称号を与えて、その努力と健闘を称えるという制度があるらしい。
息子の中学では、各学年180人中、30人程がHigh Honor Student,70人ほどがHonor Studentに選ばれ、名前が学校の正面玄関に張り出される。Highがつくのは、おそらくストレートAの生徒で、つかないのはそこまで行かないけど成績がいい生徒のことだと息子の説明から知る。
私たちが高校の頃、実力テストの順位が廊下に張り出されたことがあったけど、それと同じような感覚なのかな?その時には、学内で誰が秀才なのかよく分かり、励みになる人には励みになるんだろうなと思ったけど。。。
それ以外にも各科目担当の先生が、学年の中で、4つの部門について1人ずつ該当する生徒を選ぶ賞もある。リーダーシップ、努力、創造性、他者への思いやりという観点から、それに値する生徒を1人ずつ選びだし、正面玄関に張り出される。
息子は、算数の先生から「努力賞」をもらい、特殊教育の先生から「リーダーシップ賞」をもらう。
そこで息子のジレンマ。。。障害があることを隠そうとしてきた息子にとっては、特殊教育の先生からの評価は、非常に複雑な気持ち。これを見て、皆からボクは障害がある、ということが分かってしまうというショック。認めてもらえることは嬉しいが、皆と同じでいたいという息子にとっては、残念な出来事でもあったらしい。
いくら成績がよくても、障害者というレッテルを持つことは、今のところ息子にとってはマイナス経験らしい。私たちから見れば、障害があるのに、こんなにがんばってエライ!!というプラス思考で捉えられるが、その域に達するまでにはまだ数年、数十年かかりそう。あるいは、障害者当人にしか分からない気持ちなのかもしれない。
息子の中学では、各学年180人中、30人程がHigh Honor Student,70人ほどがHonor Studentに選ばれ、名前が学校の正面玄関に張り出される。Highがつくのは、おそらくストレートAの生徒で、つかないのはそこまで行かないけど成績がいい生徒のことだと息子の説明から知る。
私たちが高校の頃、実力テストの順位が廊下に張り出されたことがあったけど、それと同じような感覚なのかな?その時には、学内で誰が秀才なのかよく分かり、励みになる人には励みになるんだろうなと思ったけど。。。
それ以外にも各科目担当の先生が、学年の中で、4つの部門について1人ずつ該当する生徒を選ぶ賞もある。リーダーシップ、努力、創造性、他者への思いやりという観点から、それに値する生徒を1人ずつ選びだし、正面玄関に張り出される。
息子は、算数の先生から「努力賞」をもらい、特殊教育の先生から「リーダーシップ賞」をもらう。
そこで息子のジレンマ。。。障害があることを隠そうとしてきた息子にとっては、特殊教育の先生からの評価は、非常に複雑な気持ち。これを見て、皆からボクは障害がある、ということが分かってしまうというショック。認めてもらえることは嬉しいが、皆と同じでいたいという息子にとっては、残念な出来事でもあったらしい。
いくら成績がよくても、障害者というレッテルを持つことは、今のところ息子にとってはマイナス経験らしい。私たちから見れば、障害があるのに、こんなにがんばってエライ!!というプラス思考で捉えられるが、その域に達するまでにはまだ数年、数十年かかりそう。あるいは、障害者当人にしか分からない気持ちなのかもしれない。
学業に頑張ったうれしい評価の喜びが少し減ったのはかわいそうでしたね。
ありのままの自分を受け入れるのは大人になってもなかなか出来ないことですから、12才では当然ですよ
気を抜くことを知らない息子は、まじめにがんばるので先生受けはいいみたいです。
ボクはTeacher's petなんだよ!なんて自分で言っているくらいなので、意外と逞しいのかもしれないです。
ドイツの事情はよく分かりませんので、推定なのですが、願書に記入し、そのHigh Honor賞がどういう意味を持つのか(たとえば全体の何パーセントの生徒がそういう章をもらえるのか、その高校のウェブサイトなど)ということを付記しておくと、受験の判定の時には積極的に考慮してもらえるのではないかと思います。それにしても、高校でHigh Honor賞を授賞なさったのは素晴らしい業績ですね。おめでとうございます。