朝、何気なくNHKを見ていたら
「宝塚宙組トップの和央ようかさん千秋楽」のニュースが
飛び込んできました

さよならショーの映像など、結構ながく放映されていたので
「いやーすごいなーー」と思ったのですが
(天海祐希以来ですか?こんなの)
うちの姫ちゃんなどは「何で和央が?」と驚いていましたけど
知らない人にとっては「誰?これ」ってなもんですね
和央ようかは宙組トップ2代目で6年間の長期政権を敷きました。
80年代以降、トップの在位歴はだいたい3年から5年
天海祐希が2年?一路真輝が3年?真矢みきが5年ですか?
最初はすぐに退団するのではないかと思われていましたけど
歴史に残る長期トップとなったわけです。
でもそれよりすごいのが相手役で娘役トップの花總まり。
なんとこの方、最初に一路真輝の相手役としてトップに立って以来
12年の在位期間があります
無論、これこそ史上もっとも長い在位期間です
まさに「90年の歴史に残る娘役トップ」というわけですね。
彼女のあだ名は「女帝」
かつて「エリザベート」を日本で始めて上演したのが宝塚で
その時のタイトルロールでした

その演技っぷりといい、ビジュアルといいまさしくエリザベートそのもの。
男役を食ってしまうほどの貫禄に「女帝」とあだ名がついたわけです
共に6年と12年。
和央ようかと花總まりは宙組が発足する以前の雪組時代に
さかのぼる程の仲で、まさに「初恋の相手」そのものだったといえます。
(このあたり一般の方々には理解できない感情でしょうねーー)
そんな「歴史に残るコンビ」がとうとう本拠地宝塚大劇場での
フィナーレを迎えてしまったわけです
通常のさよなら公演ですら大掛かりなのに、この二人の退団とあれば・・
と、
誰もが思ったはずなんですけど。
意外や意外、かなり地味・・・・地味も地味・・・・
退団記者会見すら行わないという質素っぷり
これにはファンならずとも疑問を持たざるを得ず
「何で退団記者会見を行わないの?」
「何でさよならショーでエリザベートを出さないの?」
というささやきがあちこちから聞こえて来ます。
何ていうか・・・一言でいうと二人の「自己満足」的さよなら公演?
年末の公演中に大怪我を負ってしまった和央ようか。
その責任の追及もされないまま、早々と復帰させて
さよなら公演の製作発表の時も怪我や退団に関する質問は駄目で
「通常の公演のように」という感じでここまで突っ走って来た二人。
花總まりに至っては、ぜひぜひ異例中の異例「12年トップ歴」の
真相を伺いたいとてぐすね引いて待っているファンを尻目に
知らん顔
産経ENAKの「花總まりに聞く」というだけが彼女の心を知る手がかり。
本来なら二人とも「宝塚の至宝」とか「名コンビ」と冠がついて
いいはずなのに・・・・・
これはやっぱり「裏」に何かあるなーーと思わざるを得ないわけで
本人達は余計なことを聞かれず、言いたくないことは言わず
ひたすら「お仕事」に集中していい気分かもしれないけど
やっぱり「異例づくし」の二人であればこそ、それなりの発言は
すべきだと思います。
聞かれたくないことだって聞かれるのはあたりまえ。
避けて通るわけには行かないと思うんだけど・・・・・
それが避けられるのが「宝塚」なんだよねーー
このまま東京公演に来て、「はい終わり」ではねーー