ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
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菊次郎とさき

2007-08-31 09:44:47 | ドラマ・ワイドショー

 今日はダイアナ元妃の命日なんですね。

あの痛ましい事故から10年ですか・・・・

彼女は若々しい36歳のまま人々の記憶に残っている・・・・

何で死んじゃったのかなあ 大好きだったのに

 

 菊次郎とさき 

今回は大きくなった武君が主役 

(この塚本君って本当に宝塚の音月桂に似てるよね・・・

あ、今アクア5で六甲のおいしい水のCMに出てる

笑顔が可愛いジェンヌさんです)

 

売れっ子になった武君にさきさんは「もっとこづかいよこせ」とたかりまくる。

私もそんな台詞言ってみたーい と思っていたらさきさんには

別の思惑が。

彼女は武から受け取っていたお金をこつこつと貯金していたんです。

しかも定期じゃなくて普通に・・・・

何でって・・いくら今は売れっこの息子でも、いつ落ち目になるかわからない。

そうなった時に困らないようにいつでもお金を引き出せるように貯金を

していたんですよね

お父ちゃんが死んだら豪華客船で世界一周行ってやる」だの

人間は堅実なのが一番。口先だけで儲けようとしてもしょうがない」など

憎まれ口を聞いていたさきさんですが、しっかり息子の事を考えていたんです

(そんなありがたみを知るのも、やっぱりあのフライデー事件の時

だったのかもしれませんが)

 

一方、心臓を悪くして入院した菊次郎さん。

すっかり自分の仕事に自信をなくして「引退」する事に。

これね、本当に切ない話しですよ・・・・

腕一本でやってきた人ならなお更。

昔は生き生きと仕事をしていたし、とっても強かった菊次郎さん。

でも息子達が自立して上昇気流に乗って行くにしたがって、自分は

落陽」である事を自覚させられる。

私達にもいつか来る道とは知りながら・・・本当に切ないです

 

そして、そんな夫に軽口を叩きながらも夜中にそっとないているさきさん。

ここで私も号泣してしまいました

さきさんは本当に菊次郎さんを愛しているんだなあ・・・そんな夫がついに

引退を口にした時の悲しみは・・辛かったろうなと思うんです。

後ろで見ている武もお母さんに同情しつつも、本当の意味で涙のわけは

わからなかったと思います。

なぜなら武はまだ若いんですものね

 

そして菊次郎さんは、自分などよりも何十倍も稼ぐ息子に

なけなしの1万円を「小遣い」として渡すんです。

まるで小さな子供に渡すみたいに・・・菊次郎さんにとって1万円は

かなり大金でしょう。

でも、せっかく来て泊まってくれた息子に何かしたいと思ったんでしょうね。

ドラマの冒頭、無造作にタクシーの運転手に1万円を渡し

細かいのがないから釣りはいらない」などと言った自分を、武はこの時

どう思ったでしょうか?

同じ1万円でもこんなに重みが違う、価値が違う、ありがたみが違う。

武は自然に「お金」のありがたみを両親から教わっているんでしょう

 

それにしても、息子が売れっ子のコメディアンになっても、さきさんは

内職を続け、あの古い家に住んでいたんですね。

多少直した後がある家ですけど、築何年になるんだーー

息子の財力に頼らない親って・・・すごいわーー

コメント (2)
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