そろそろ春ドラの宣伝が始まってますね
早く詳細がわからないかな・・・と、珍しく楽しみにしてます
ラブ・シャッフル
カイリ → 生きていてネットカフェで暮らし、オーちゃんを見守る
オーちゃん → カイリを失って失意の日々
うさとメイ → とりあえずヨリを戻す
あいあい → 医者の彼氏と付き合う
菊リン → 自分が悪者になってカイリを助けようとする
奥様 → 旦那さんに愛人がいる事が発覚
諭吉 → メイを忘れられない
最初はバカにしてたドラマだったのに、ここにきて、本当によく出来た
脚本だなと思います。さすが野島さんっ
テレビドラマで10回でこんなに沢山の登場人物を隔たりなく個性的に
有意義に使う事が出来るって最近ではあまりないと思いますよ。
今回は特に、カイリを失ってめちゃくちゃになるオーちゃんを
見ながらも菊リンに「一度カイリには死んでもらおうと思った」と
いう場面が秀逸
死に向かっている時は周りが見えず、自分だけの世界に閉じこもってる
→ そこに好きな人が現れ、その人が自分を失う事でどれだけ
悲しむかを見る
→ さらにそこから立ち直る過程を見る事で「悔しい」と思わせて生きる
力を引き出す
すごいなあ・・・・菊リンって超頭がいいんでしょうね。
「自分がいなくなる事でぽっかり穴が
開いたような気になってくれる人」
そういう人がいなければ、今までの人生が間違っていたのでは
ないかという部分で・・「そっかー」と目からうろこです
つまり「ラブ・シャッフル」ってトレンディドラマを装いつつ、
すごい哲学ドラマだったのね 硬い事を硬く言ってもわからない
から・・こういう形にしたのかなと。
来週は最終回。楽しみです。
銭ゲバ
最終回まで驚かせてくれるドラマでした・・・・
なんとフータローがダイナマイトで死ぬまでの間、壁に自分が書いた
「幸せ」という文字が浮かぶと、(多分彼の理想の)一生が描かれると
いうお話
その中のフータロー一家はとても仲がよくて、フータローはとても
いい子で普通に恋をして結婚して。
最初に何かが違っていたら、今まで出会った人を「殺す」のではなく
素晴らしい出会い方と関わり方が出来たのに。
それを思うと切なくて泣けました
だって・・・もう一人のフータローって本当に優しくていい子なんだもん。
他の登場人物も一人残らずきちんと描かれていて。
ああ、こういう風に彼は育ちたかったんだろうな・・これが幸せなんだと
思うと ぐすっ
でも、彼は叫びながら死にました
彼が残した唯一の「いい事」ってあの食堂にお金を送ったこと?
そしてお兄ちゃんは改心して頑張り・・・明るい食堂が蘇り。
それがお金の正しい使い方だったんだなあと
陰膳しながら飲むお父さんも、本当はフータローを愛していたのよね。
フータローの原点だった「両親」が違っていたらと思います。
それにしても松山ケンイチは本当にすごい俳優だなあ・・・・
一人名優が消えても、こうやって次が出てくる。
慰められますね。ちょっと。