ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
毎日更新しています。

久しぶりに・・・本

2009-06-17 15:10:07 | つれづれ日記

 最近本を・・・・読んでないわけじゃないのよ 外出する際には

必ず文庫か新書を持って歩いているし、毎日必ず読んではいる・・・

読んではいるけど異様に時間がかかっているだけなのよ。

なんせ・・こうやって文章を書いている時間も長ければネタ探しにも結構

時間をとられ、さらにDVDデッキには録画済みのドラマが一杯

 「LOST」・・・最近ハマってます 今、シーズン3

 「コールドケース」・・・迷宮入りの未解決事件ドラマで泣ける

 「クローザー」・・・シーズン4突入。私はかっこいいガブリエルが好き。

 「名探偵モンク」・・・シーズン6突入。ゆったり見るには最高。

 「デスパレートな妻たち4」・・・ついついあのパワーに負ける。

 「HEROES」・・・あまり意味がわからないけどみてる。

 「ジャーニーマン」・・・タイムトラベルするんだけど、問題は現実の

  時間も動いてるというお話でなかなか面白いです。

 「王と私」・・・ハマってるの 耐えるのが愛。

その他舞台や映画を録画すると毎日頑張ってみてても追いつかない

ヨンジュナを寝かしつけながらボリュームを低くして字幕で見るのが常

ヨンジュナは眠るまで毎日英語や韓国語に囲まれてます

でも、2倍速にして字幕だけおいかけたりするのであまり効果ないかも。

 

 でも・・気を取り直して、最近読んだ本で中々面白かったのを

紹介します。

 

 親なるもの 断崖  (曽根富美子著・宙コミックス)

 

日本漫画家協会賞優秀賞受賞作品

もうねーー一読したら眠れなくなる程に重い作品です。

ずっしり・・・そして悲しい話です。

時は戦前、所は室蘭。室蘭とは鉄の町で栄えたんですね。

そこには幕西遊郭という歓楽街があって、東北の農家の娘達が

沢山売られて来ました。

その生活の悲惨さや、それでも生き抜いた女性の一代記なんですけど

とにかくすさまじい人生模様です

 

 悲歌 (杖と翼番外編)  (木原敏江著・秋田書店)

 

最近はあまりマンガも買わなくなったのですが、木原作品はずっと追いかけて

ます。かれこれ30年以上になるのかな (長っ

この「悲歌’(エレジー)」は「杖と翼」の番外編です

「杖と翼」はフランス革命を描いた作品ですが、ベルばらみたいに

貴族側からじゃなくて革命派側から描いた異色作。

そしてそこに出てくるのが「逃がし屋」の二人・ファーブルとリュウ。

二人は革命派から貴族達をイギリスへ逃がすお仕事をしているのです

(何だか「スカーレット・ピンパーネル」みたいでしょ)

この二人の道中紀です。

大元の「杖と翼」も併せて読むと面白いかも

 

 ツレはパパ一年生  (細川貂々著・朝日新聞出版)

 

先日NHKで放送された「ツレがうつになりまして」の続編です。

なんとこのお二人の間に「チート君」という息子が誕生。

でも産む前はツレさんのうつ病が再発しないかなど心配事が一杯。

でも生まれてみたら結構ツレさんは冷静で貂さんが産後うつになっちゃった

3人産んで育てた私からすると、母乳が出ない、夜眠れない、

電車での外出にドキドキするなど「微笑ましい」と思ってしまうのですが

ご本人達にとっては大変な事なんだよねーー

でも今度は貂さんの視点が「新米ママ」には共感できる事が沢山かも。

 

 宝塚イズム8  (青弓社)

 

特集・・・さよなら大和悠河&陽月華、白羽ゆり

OGへのロングインタビュー 「姿月あさと

 相変わらず公演評はちょっと甘いなーーと思いつつ読んでます。

大昔の「褒め殺し」よりましかもしれないけど、でも素人っぽいっていうか

だったらいっそ、みんな自分のごひいきさんの事だけ語った方が

信憑性があるんじゃないか?などと思ったりして。

でも、つい買ってしまったのは、今回は荷宮和子さんの文章が多かったから。

多分、私と彼女は1歳違い。少女マンガ世代で趣味も似ていると

いう事で、いつも「そうそう。すっごくわかる」とか思って読んでいるのですが

彼女の公演評やジェンヌ評は田中マリコさん同様かなり確実

(伊達に観劇歴が長くない?)

特に今回目を引いたのが「タニ・ウメはなぜマオ・ショーコ、ユリ・ショーコ

になれなかったのか」の一文

内容は深いですよーー 確かにあのタニ・ウメはそういう要素はあった

よねーーでも今の劇団の状況がねーと思わせるものでした。

それから、荷宮さんは最近「彩吹真央」にハマっているらしい

とはいえ、考える事がシビアでドリーミング。

今回は「仮面のメサイア」のメンドーサと総督の姉のルイーザが×××

しちゃうシーンが書かれていて・・・本作への欲求不満を解消してます

(私、ルイーザさんの色目使いにメンドーサが反応しているって

気付かなかったけど荷宮さん的には「エロな彩吹」に映ったらしい

それはそれでかなり嬉しい

 

 宝塚バカ一代  (荷宮和子著・青弓社)

 

荷宮さんの本はほとんど買ってる私ですが、今回この本を手にとった

きっかけは小見出しの「イワン・カラマーゾフに萌え」の一言でした

彼女が彩吹真央にハマるきっかけは「マリポーサの花」のエスコバル

だったのですが、それまでは地味で面白みのない男役と映っていたそうです。

(私も「マラケシュ・紅の墓標」まではそう思ってたかも)

でも実はBLオタク大好きなタイプの男役? (攻めが水で受けが彩吹と

私は思ってますが荷宮さん的には逆みたい)

日頃彩吹真央ファンとして報われない日々を送っている私としては

(だってねーー「ゆみこちゃん?ああ、トップになれないよね」が挨拶

代わりみたいになっちゃうだもん。ファンの前でそういう事言う?)

こんなにハマってくれてしかも彼女の歌唱力よりダンス力を褒めてくれる

人がいるって事が嬉しい

という事で本の半分は彩吹真央に関して・・・(きつい事も書いてます。

やっぱりトップは無理かも・・・とかね)

最後は長々とネロとエスコバルの×××シーン満載の恋の話まで。

つまり宝塚を通してみつつも、「オタク」と呼ばれるBLとかアニメなどの

社会を面白く書いてくれてる本なんです

 

 

 ついでに・・・

先日、WOWOWでやってた2008年公開の映画「KIDS」をみました。

小池徹平&玉木宏主演です

二人とも実年齢より随分若い役どころですが、違和感ありませんでした。

小池君に関しては「シバトラ」以来、今時珍しいピュアな俳優さんとして

注目してましたし、玉木君は元々ファンだし?

・・・とはいっても映画館まで見に行く事が出来ず、今に至ったんですけど

とにかくいい映画でした

決して「普通」ではない環境に育った二人の少年が、親への愛憎や

恋を巡って自らを傷つけたり助け合ったりする・・・じーんとくる映画でした。

DVD買おうかな

 

 

コメント (3)
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