雨ですねーー湿気がひどくて。まるで梅雨。でもダムは取水制限。
何だかこれすら嘘つかれているみたいで・・・テレビを信用できない私です。
昨日、雅子妃は沼津に行ったようですね。愛子内親王の遠泳の授業を見る為に。
2時間も海岸で保護者や先生とおしゃべりしていたそうです。
皇太子は岡山・大分公務ですけど、同行しない理由を「暑さを避ける為」だったそうで。
でも、昨日は大分より沼津の方が気温が高かったみたい。2時間も外にいて直射日光を
受ける事が出来るとは、なんとお元気なんでしょうね。
頭に来るのは、東宮職がマスコミに対して「帰宅するまで報道するな」と言い渡した事です
何でそんな事?批判されるからに決まってるじゃないですか。
もはや国民を欺いても、威嚇しても何とも思わない東宮家です。
皇太子も岡山や大分くんだりまで言って、言う事は「楽しいですか?」こればっかり
他に言う事ないんですか?
あ・・・あった。「娘の宿題も多いです」
八重の桜
明治編になってオープニングが変って。いきなり新島襄のご登場
しっかし
本人に罪はない。ないと思うけど、この人ずっとアメリカにいたんだよね?
あの悲惨な戊辰戦争を経験していないという事ですか?
このタイミングで彼を出す事になんの意味があるでしょうか?
以前も、脚本家が現代的な視点から描くので、時代性と合わないシーンが多々あり、視聴者としては
違和感があると書きました。
若い方なんでしょう。江戸時代の事をどうのこうのというより「武士とは何か」わかってないと思うんですね。
「命は地球より重い」と信じてやまない人なんでしょう。
うちのバカ娘がドラマを見てて「昔の人は命を大事にしなかったんだね」といい、腹が立ちました。
それだけ茅野権兵衛の切腹が軽く見えたという事ではないかと。
それというのも、山川大蔵達が切腹する茅野に向かって「申し訳ありませんでした」と謝るんですね。
これっておかしくないですか?
謝るくらいならあんたが死ねよ・・・とつぶやきたくなるんです
玉鉄に罪はない。本当の山川だって自分が死んで全てが丸くおさまるならと思っていた筈。でもあの謝り方で
「よかったー自分じゃなくて」と思っているような?そんな印象がありました。
(山川さんちは・・大蔵も健次郎も生き残ってるしね・・・何だかずるい・・・みたいな?)
「申し訳ございません」ではなく、せめて「かたじけない」だったら違っていたのかもしれません。
また、殿からの手紙も「そなたの忠義は忘れぬ」と書いてるけど、わざわざ家臣の命を奪ってまで生きながらえるって
どうよーーと あまりに冷静で。
せめて、「私が腹を切るから藩士一同、身が立つように」と叫んで照姫達に抑え付けられる・・・とかのシーンなら
泣けたのになあ
さらにさらに函館の頼母さん。あなた、本当は自分が死ななくてはならなかったのよ。
本当は、この時点で知っていたんでしょうかね?
その上で「俺は生きる」と言えたものかどうか 戦を経験した人というのは、生に執着しないもの。
頼母がなよたけの句を手に「俺は生きてやるぞ。新政府がどんな国を作るのか見てやるぞ」というのも
感動的な筈なんですが、妻と娘達が全員死んでいるのにそんな事言えるのかと疑問が。
むしろ「わしは一生生き恥をさらす。それが償いじゃ」と言った方がぴんと来るような気が。
頼母の「見てやるぞ・・」のセリフですが、実は日テレ版で、西田敏行が茅野権兵衛を演じた時、切腹のシーンで
ほとんど同じセリフを言ってたんです。
ナレーションとしては「容保の死一等を減ずる代わりに首謀者3名を出せと言われ、席次からすると西郷、神保
田中だったが、西郷は行方知れずで残り二人はすでに死亡。4番目の茅野に巡って来た」と。
そして切腹しながら「見てやるぞ。薩長がどんな世の中作るのかみてやるぞ」って言うんです
時を経て役は違うのに同じようなセリフが巡って来るとは。西田さん、感慨深いものがあったかな。
とはいえ、同じセリフなのにこれが死にゆく茅野と後々まで生き残る西郷では全然意味合いも受け取り方も
違ってしまいます。
ここらへんのセンスが、「八重の桜」の脚本家にはないんだと。
山本むつみさんでしたっけ?脚本書いてるの。
彼女には、白虎隊がなぜ飯盛山で壮大な自刃をしたのか、西郷家21人が死んだのか、理解できてないと思います。
集団ヒステリー状態とでも考えているのかなとも思い。
「武士の死」というものをあまりにも軽く扱いすぎているのではないかと思うんです。
だから生き残った人達が抱える「苦悩」が見えてこない
みんな、夫や兄弟、家族を戊辰戦争でなくし、あるいは死にきれずに生き残り・・・・その「生き残る」という事の
悲しさがわからないんですよねーー
小さい頃、あれは小4くらいの時でしたか。
空前の新撰組ブームがありまして。しかも、社会でもちょっとそこらへんを学びまして。
新撰組の生き残りが仙台にいたという事に非常にびっくりして喜んだりして
でも、先生は「みんな名前を隠して生きてたの。なんでお前だけ生き残ったと言われるから」と言ってましたが
多分、当時、そういう感覚はあったと思います。
飯沼貞吉も名前を変えて仙台でお務めしてたんですしね。
武士にとって「生き恥をはさらす」事ほど辛いものはなかったと思います。
それなのに、この登場人物はみんな生きる事に必死。生きる事程素晴らしいみたいに描かれてて。
ちょっと違うようなと。
来週は山本兄さんに新たな嫁がいる事が発覚 この兄ちゃん、戦のさなかに何やってたのよーー
半沢直樹
視聴率、最高の22%マーク これはまだまだいけるな・・・ふふっ
思えばこんなにわかりやすい勧善懲悪な話は今時珍しい。
まるで昭和40年代の時代劇です
悪代官とか、悪行を重ねる奴らに虐げられる庶民を助けるヒーロー。
必ず決めセリフがありましたっけ。
今きくと、ほんっとに恥ずかしい程キザなセリフを平気で言ってたーー
半澤の「倍返しだ!」とか、上司を呼びつけにするとか・・・そういう啖呵を切るシーンは
あの頃の時代劇のクライマックスそっくりですよね。
子連れ狼とかーー長七郎天下御免とかーー暴れん坊将軍とかーー何だかわくわくしちゃう。
悪を倒すだけじゃなく、義理人情にも篤いのが半澤のいい所で。情報が欲しいからとはいえ、
自ら不利にしむけてでも、家族を探してあげたり
これで上戸彩がいないと最高なんですけど。
まあ、壇蜜は許そう。宇梶さんの幸せすぎるドラマも・・あと2か月と思えばおじさん達の嫉妬は買うまい。
さて、今週はラブリンでなかったーー来週に期待。
石丸幹二。四季時代は王子様だったのにーーすっかり滑舌悪い悪役になっちゃったよーー