まあね。
確かに今年、宝塚は100周年です。それゆえに数々のバラエティに出てくれる。
でも。
無理やり感があると、見てて悲しくなるんですよね。
みんな、忙しいのにゲームとかやらされて。
昨日の「VS嵐」は宝塚100周年のゲストとして
柚希礼音・紅ゆずる・夢咲ねね・真琴つばさ・紫吹淳・遼河はるひがご出演。
スペシャルゲストとして風間俊介が登場。
この風間君が出てきた時点で場の空気はジャニーズ一色。
というか、嵐&風間のラブラブトークショーになっちゃって、宝塚メンバーは
すっかり蚊帳の外
そもそも、温室育ちでのほほーんとしている星組メンバーは会話する事すら
わすれてすっかり「ファン」の側で楽しむし、紫吹は知らん顔。
真琴つばさと遼河はるひだけが必死にこちら側に話を持ってこようと
頑張っていたという印象です
嵐にとって風間君は後輩であると同時に仲間で、プライベートでも
すごく仲がいいのはわかったし、風間俊介のキャラは大好き。
トークも面白くて「いじられキャラ」炸裂に大いに笑わせて頂きました。
しかし。
肝心のゲストを忘れてないか?と時々思ってしまって。
身内で盛り上がるなら、ゲストもそれなりにすべきで、これが三浦春馬と
多部未華子と斉藤工だったら違和感なく見る事が出来たのよね。
でも、宝塚のメンバーは現役もOBもどこか浮世離れしているというか
(染まってる真琴と遼河は別として)
ジャニーズの「お友達同士の仲のよさ」に割り込むなんて考えられない
育ちのよさを発揮してしまったわけで
ゲームもなあ・・・・カーリングはいいとしても、その後のボーリングとか
大きなボールを蹴って壊すとか、ああいうのはどう見たって女性よりも
男性有利じゃない?
負け続けている嵐に勝たせる為のゲームだったんじゃないか?と思ったり。
(男役だって中身は女性ですし、年齢を考えて欲しいし、公演中の疲労感も
考えて欲しかった)
おまけに、宝塚メンバーのゲーム風景はばっさりカットされたりして。
そんな事より風間君の髪型のほうが楽しい と。
さらに「ハンサム」と持ち上げが始まった時、「それをいうならヅカを絡めてよ」と
思わずつぶやいてしまいました。
こういう時、SMAPだったらきっとうまい具合にヅカメンバーを
持ち上げるんだろうなあ。
嵐だって普段はそうなんだろうけど、風間君という「超親しい」のがいたので
タガが外れたというか、すっかり「嵐のお友達トークショー」になっちゃった。
これで確実に風間君の印象はよくなっただろうし
(実際、受け答えは完璧で感心しちゃったもの)
さらに売れっ子になるに違いない事確信
でもなあ・・・・「ついで」っぽい扱いに6人も。っていうのはヅカファンとしては
納得できない事なのよ。
元トップが2人に現役トップが2人でしょ。「トップスター」の肩書って
一般からすればどうって事ないんだけど、ヅカファンからみると
「王様」と同じくらい意味があるもので。
仰ぎみる感じっていうか。ちょっとやそっとじゃ近寄れないっていうか。
ゆえに、その「肩書」にふさわしい役柄を与えて欲しかったわけです。
現役・OG6人が蚊帳の外に置かれて傍観者になってる姿はあまり見たくなかったな。
真琴つばさと遼河はるひがいてくれてよかったです。本当に。
(すっかり真琴・紫吹・遼河の3人組が定着しちゃったけど。それはそれで楽しい)
現役だけだったらどうなっていたか
いや、OGでも他の人だったらすっかり影がなくなっていた可能性もある。
あの「真琴つばさ」が自分側にひっぱりこめない事があるなんてと
驚いたほどですし。
でもラストはちゃんとやってくれました。
柚希礼音の飛んで回って「しーっ」
このシーンだけは何度も見直しましたとも。
だって「ハンサム」はそれこそ宝塚の真骨頂なんですもん。
せっかく「ハンサム」というキーワードが出て来たのに、ゲストへの気遣いが
出来なかった事は残念ですね。
お疲れ様でした。