つらつらとスマホを見ていたらものすごく、今回の星組「スカーレット・ピンパーネル」が受け入れられないというブログが出てきて。
「星組はもうみません」とまで書いてあって、何でそこまでーーって思ってしまったんですが。
私もかなりキツイ事を書くけど、これは批判じゃなくて悪口だなあと思いました。
何でダメかというと歌が下手という事らしいです。
「紅ゆずるはパーシーじゃない」って書いてあったような?
歌かあ・・・・それをいわれちゃおしまいよね。
まともに歌っていたのは礼真琴だけだったそうです。
ピンパーネル団の面々今回はやりすぎているとか。
まあ、それについては後日書きますが、今回は歴代「スカピン」のパンフレットを紐解いて比較してみたいと思います。
2008年 星組初演
あ・・・膝が写っちゃった・・・・それはいいとしてまだ写真がない。
2010年 月組
霧矢大夢のお披露目で、どどーーん! 何だか若く見えますよね。
2017年 星組
大劇場
東京
真正面向いての2枚。スカピンが進化しているなあという感じ?
では見開きにいきましょう。ぱっと1ページを開くと
ああ・・・パーシーだなあって感じですが、本編のひょうきんさはなく真面目すぎる顔。
月組は
何だか走ってる感じ。目的に向かって一直線ですよーーみたいな?
そして星組は
パワーアップ!衣装も仮面もド派手っ!目的に向かってまっしぐらというよりは、ひたすらナルシストなパーシーでありました。
とても安蘭けいと同じ役とは思えない・・・・
で・・・次。
まず安蘭版の方。我が家の姫に言わせると「肖像画」のようだそうです。
冷たい夫婦?笑顔がないから。
多分、このグラビア撮りのシーンではおおまかなストーリーしか知らされておらず、表情をつけづらかったのかもしれません。
最初に話が来た時、安蘭は「どうなっちゃうんだろう」と思ったと言っていますが、これはいい意味というよりはちゃめちゃなストーリー展開に「こんなのやって大丈夫?」だったのだと思います。
確かに、初演を最初に見た時は疑問符が一杯!!
で、月組。
この時は作品が云々より96期問題の方が大きくて苦情の電話が殺到し、VISAは降りるしふんだりけったりの中での上演。
安蘭パーシーに比べて霧矢の方が明るく見えます。本来の「遊び人」にちょっと近づいたかな。蒼乃夕妃ははっきりいって美人じゃないし。遠野あすかの真似と言われたらそれまで。
でもこの二人には「同士愛」を感じますよね。
で、紅版になると、二人はくっつきすぎ!な位ラブラブモード。
つまりここで「スカピン」のストーリーが変わっているという事に気づかされるのです。
安蘭・霧矢はルイ・シャルル奪還が主目的。
でも紅版はパーシー・マルグリット・ショーブランの三角関係が主であると。
ドレスについてですが、遠野あすかのドレスは赤にもっと濃い色のリボンがついています。
最初見た時は、あまり上品に見えなかったんですけど。
月組の蒼乃の衣装は明るい赤に供布のリボン。そして綺咲愛里のドレスがレースが多い。
もっとも可愛いドレスだなあと思いました。
ショーブランの扱い
帽子を持っている柚希・龍・明日海。
帽子を持たずに勲章をつけている礼真琴。同じポーズだけど柚希の方は大柄さをいかしたデザインで、礼の方は首回りまできっちり黒づくめ。
みなさんにはどう見えますか?
ストーリー紹介のページ
安蘭版が遠野あすかも一緒というのは、いわゆるトップの娘役としての格が高かったという事ではないかと思うのですが、それにしたって肖像画みたいですよね。
霧矢の方は冒険活劇を強調するかのような写真で、霧矢の赤いベルベッドの衣装が映えます。
紅版はまるでマジシャンのような感じで衣装にストライプが入ってミステリアス。
その場その場で色を変える紅パーシーならではというか。
出演者紹介ページ
剣を持っている安蘭パーシー。やっぱり貴族的というか、やっと動きのあるポーズというか。
一方の霧矢パーシーはここで優等生っぽさを発揮。
何気にベルベッドのコートが豪華。
紅版はこのページに写真はなし。
その代わり、上二人の時は歌詞が書いてあるところに写真がなかったけど、紅版では大幅に写真が。
衣装が新調。同じ赤でもこんなに違います。
とりあってます。
愛し合ってます。
携帯の待ち受けにしちゃうほどこの写真は好きです。
パーシーの衣装のストライプがいいよねーー
場割りページのラスト
紅版はこのページに写真はなし。
それにしても安蘭けいってどれも同じ写真に見えてしまうんです。衣装が同じだから?
なんていうか、無表情っていうか?どれがどれやら。
霧矢&蒼乃コンビは新トップ誕生で初々しくも息があってる気がします。