ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
毎日更新しています。

紀子妃殿下 51歳に

2017-09-11 17:49:07 | 皇室報道

 紀子妃殿下 お誕生日おめでとうございます 

悠仁殿下の年齢+40というのはわかりやすけど、自分が歳老いていくのがはっきりわかって少し嫌な感じがしますよね。

悠仁殿下の回りは若いお母さまばかりだったりすると、ちょっと年代の差を感じる事があるのでは?

年代の違うお子様を育てる苦労もおありかと思いますし。本当に苦労が絶えず、お可哀想だと思います。

かつて「3LDのプリンセス」と呼ばれ、玉の輿婚の最たる存在みたいに言われた紀子さま。今度は娘の格差婚に悩むとは。

 

私は正直、眞子さまがICUに入られ、2011年の成年式と共に流出した写真について、あまりにも厳しくすると後が怖いと思っていました。

あの写真はスキー部で撮られた写真であって必ずしも2ショットではなかったし、成人した人も多かったですから目の前にお酒などがあっても当然の雰囲気だったと思います。

学習院と違ってICUでは眞子さまを皇族というより一人の学生として見てたのだろうし、中にはそういう写真を流出させる不届き者もいたでしょう。

もし、あの写真が不本意であるなら、週刊誌などに厳重に抗議、注意すべきであったしICUにもきちんと言うべきでしたよね。

それを「撮られたあなたが悪い」と言って怒った事は青春期の女性にとってはあまりにも厳しすぎたと思うんです。

女性週刊誌にはあの写真について、かなりぶしつけな事が書かれていたと思いますが。眞子さまはきっと否定されたでしょう。

でもあの当時の紀子さまは、とにかく将来の天皇である悠仁殿下をどう育てるかで頭が一杯。悠仁殿下の足を引っ張ってはならぬの一念だったと思うんです。

ゆえに姉宮達に必要以上の躾をしてしまった。

叱られた事について眞子様も佳子様も「自分を信用していない」と思ったろうし、「違うんだから抗議してよ」とも思ったでしょう。

さらにいえば「弟の為に生きている訳じゃないのに」と思ったと思います。

後に佳子様のダンスサークル禁止令など、内親王方が意図しないイメージを振りまかれる可能性があるものは根こそぎ「やらない」方法をとられた時、佳子様は素直に反抗し、眞子さまはただ黙ったのではありませんか?

秋篠宮家でスキー画像を撮る時も佳子様は嫌だといい、眞子さまは我慢して出てこられた。

何を言っても聞かない親には何も言わないのが楽・・・というのは今時の子供です。

しかも男女交際に関して

 恋人と会うのは原則として自宅と学校だけ

 二人だけで会うのは禁止

 ランチはいいけどディナーはだめ」

なんて言われたら、お付き合いしても相手の悪い所が全く見えません。

何かあるとすぐ秋篠宮家SAGE報道されるから、妃殿下としてもとにかくピリピリして後ろ指をさされない様に、完璧な家庭を作らないと・・全ては悠仁殿下の為に・・と頑張って来られたとは思うのですが、両殿下がなさらなくてはならなかったのは、言われなき中傷に対する断固とした抗議でした。

内親王方は多感な時期に悠仁殿下が誕生され、しかも両陛下から産児制限までされていたと言われているんですよ。

まるで東宮家の敵のような扱いを受けつつ、学習院の中でもどんなに窮屈で嫌な思いをされたかと思うと・・・

ネットでのご注進や諫言など信じられないかもしれませんけど、悠仁殿下が生まれた時からでもネットの声に耳をすませて頂いていたらと思います。

 

今はもう「ベルサイユのばら」でプチ・トリアノンに引きこもろうとするアントワネットをいさめるオスカルのような心境ですし、フェルゼンと別れて下さい!と跪くオスカルの心境でもあります。

育て方が間違っていたのではないのです。

もう少し、内親王方を信用されて、ダンスをしても写真を撮られても味方になって差し上げるべきでした。だって高円宮家の女王とは違い、それは事実じゃないですもの。

子供というのは上の子も下の子も両親には一番に愛されていると思いたいものです。

写真一枚で「ふしだら」と思われたり言われたりしたら本当に傷つきます。

今までは「普通の子と同じように」教育を受けて来た筈なのに、サークルで合宿中に写真を撮られただけで「脇が甘い」「疑われるようなことをするな」と叱られたら何ていうか・・・反抗心ばかり煽ってしまいます。

一方でやっぱり末っ子には甘いと思うんですよ。

年齢が離れているんだからそれくらい・・・と許してくれないのが子供です。

「どうして私の時はあんなに厳しかったのに悠仁はいいわけ」とこれまたがっくりしてしまうものなんです。

 

過剰な東宮家への遠慮がお子様達の心を歪ませてしまったのなら、こんなひどい事はありません。そして今後も悠仁親王への過剰な期待と厳しさはかえって心を暗くしてしまいます。

眞子さまは紀子さまに似た頑固さをお持ちですから、言い出したら聞かない。

真の「愛」とは何かという事を考えず、ご自分の感情に突っ走っていらっしゃる。

前述したように、それはあまりにも相手を知るチャンスがなかった交際期間にあるんです。もう後戻りできません。

下の佳子様はお姉さまを見ていますから、自分から火の中に飛び込むような事はなさいません。そうはいっても、どこで復讐されるかわかりませんよ。

親と言うのは、生きる姿でしか手本を示せません。

両殿下が粛々と公務を続けられ、そして今の皇室を変えるだけの力を得られた時にお子様達は気づくでしょう。

竹田恒泰のようづべ映像見ました。

「自分が眞子さまの親なら反対する」そりゃそうですよね。まっとう。

そのまっとうな事がなぜ出来なかったかという事が問題なのです。

竹田氏に言わせると

 小室氏は大手メガバンクを2か月で退職

 法科じゃないので弁護士にはなれないしならないだろう

 卒業して持参金で起業する?そんな事したら怒りますよ

とおっしゃってます。正論です。ケーキ屋さんだってダメですよ。

黒田夫妻や高清水さんなどが適切なアドバイス出来ないものなんでしょうかね・・

 

コメント (21)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キャベツ巻き次第

2017-09-11 07:00:00 | 昭和の少女漫画

常々、娘が嫁に行く時に持たせたいと思っている漫画がありました。

それは市川ジュンの「懐古的洋食事情」シリーズです。

市川ジュンの作品は当ブログの中でも沢山取り上げて来ました。

上品な作風がとてもお気に入りだったんですが、1976年「白い炎」あたりから、「女性の権利」をテーマに作品を書くようになりました。

戦前戦後の参政権の話とか、性差別の話とか、それらも全て上品にコーティングしてますから読みやすいのですが。

1985年から始まった「陽の末裔」などはその最たる作品と言えるでしょう。

「懐古的洋食事情」が始まったのは1987年で「陽の末裔」の脇役達が活躍したりするとても楽しいお話。

で、なぜこれを「嫁ぐ娘」に送りたいかというと、このシリーズの中には現実の結婚生活や夫婦の在り方などのお手本が入っているからです。

その一部を紹介しましょう。

 「昭和元年のライスカレー」

元モガ(不良娘)の愛子さんが見合い結婚した相手は竜平さん。

(当時は一度も会わずに結婚)

彼の為にどんな料理をしようか、自分の実家、彼の実家と渡り歩いて料理を習うけど彼は全然満足しない。

ある日、銀座で絡まれている所を夫に発見され、愛子さんが元モガである事がばれる。そこで竜平さんは「二人の味を作りたいと思っている」と告白。

早速二人でライスカレーを作り始める。

 昭和初期のライスカレーはたまねぎを茶色になるまで炒める所から始まる。お互いを知らない二人の共同作業。いいですよね。

 

 コロッケに明日はない

子爵家の緑さんは生方さんという実業家と婚約。

それまで女性が「家事」を担う事を知らなかったので、とりあえず生方さんの職場に行って「何がお好き?」と聞いてみる事に。

生方さんいわく「コロッケです」っていうので、緑さんは頑張ってクリームコロッケを作って差し入れ、所が生方さんは「ぼくはじゃがいもの方が好き」というので、緑さんはびっくり。改めて自分でじゃがいものコロッケを毎日作って家族に食べさせ、でも頑張りすぎて倒れちゃった。(料理なんてした事なかったのにやたらすごい集中力を見せたので)

それに対し生方さんは「仕事を早く終わらせて二人で何もない所から作っていきたいと思っていたのですよ」と告白。その一言で緑さんはありのままの自分を受け入れてくれると思って幸せな結婚をするのです。

 子爵家のお嬢様は「結婚」といってもただ寄り添っていればいいと勘違いしてたんです。そしたら「家事全般は女子の仕事ですので」と言われ、びっくりして慌てて料理を習おうと思ったんですね。

 コロッケがいいと言われたらコロッケだけを作り続ける所がお嬢様。

 最初は高級なクリームコロッケを作りつづけ、次はじゃがいものコロッケを作り続け・・・そういう純な所がいいのかなあ。

 

 キャベツ巻き次第

長与公爵家の実子様は庶民代表・長谷川淳さんという詩人とご結婚。

アパートで二人きりの生活になりました。

長谷川さんは詩人だけど掃除・洗濯・料理・家計管理全部出来ちゃうエキスパート。

最初は実子さんはそれにうっとりしてたけど、次第に「私は何もしえあげられてない」事を発見。

実家の夜会に出席してごちそうに華やかな衣装を見ても胸がときめかない。

私の幸せは長谷川さんとの生活にあるという事はわかってるけど。

少しずつ家事や買い物を習うけど、なかなかうまくいかない。

でもある日、仕事が忙しくなった長谷川さんは実子さんに構っていられなくなった。

実子さんは一大決心して市場に買い物に。

おばちゃんやおじちゃんたちに「いい家のお嬢様なのに偉いね」と褒められつつ、何を買ったらいいのかわからみて質問。

そしたら「キャベツがいいわよ」と言われ、でもどうやって料理するの?」と聞いたら「モダンな奥様だからキャベツ巻がぴったり」と言われて、色々レシピを教わり、約半日かけて夕食が完成。

味はともかく長谷川さんは「君は社交界だけじゃなくてここでも華形なんだね」といい、ラブラブな生活は続くのでした。

 「リベラル派ですの」と言ってた実子さんのお母様も、実は家事を教えていなかった。だから夜会で顔を合わせると「何でも詰めて持って帰りなさい」とフォロー。実は心配でならなかったのです。

でも実子さんは豪華な食事を食べずにアパートへ帰り、夫が作ったカレーを食べるという庶民派。

 

 東京ハヤシライス異聞

大賞13年に恋愛結婚したるい子さんと新平さん。るい子さんは女流歌人としてやってる職業婦人。

嫁いだ家には生意気な義弟が。

その義弟の嫌味に負けず毎日、家事や料理に頑張り、歌も詠むというるい子さん。

口癖は「大丈夫」

でもある日、とうとう旦那様の給料を使い切ってしまい・・・でも何が何でもお給料日まで持たせるぞ!と決心したるい子さんは、最終的にハヤシライスを考案。

実はこの家には女中さんがいたのですが、妻が早く馴染むようにと暫く暇を出していたのです。

ハヤシライスを作る事で自分なりに婚家に馴染んだるい子さんです。

 味噌汁にケチをつけたり、ハヤシライスを一緒に作ってくれたりする可愛い義弟の存在がるい子さんを励まします。

その他にも、沢山「なるほどな」と思う作品が沢山。

個人的には

 大夜会始末記・・・和をこよなく愛する婚家で突如洋食パーティを開く事になった若妻の奮戦記。

 公爵さまのオムライス・・・公爵様と女中さんの恋。

等が好きです。ぜひ全巻通して読んで下さい。

 

 

 

 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする