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秋篠宮殿下59歳    1

2024-11-30 10:03:53 | 皇室報道

秋篠宮殿下 59歳のお誕生日おめでとうございます。

これからもますます家庭円満でお健やかな人生を歩まれる事をお祈りします

 記者会見全文 

 この1年について(紀子様の体調、百合子妃の薨去等)

この1年いろいろなことがありましたが、私としてやはり一番強く印象に残っているのが元日に起こった能登半島の地震です。

多くの人たちが亡くなり、その中には災害関連死の方も非常に多くおられ、またその地震によって多くの人たちが被災されました。

その後、復旧に向けた努力が進んでいましたけれども、その 最中さなか 、今度は9月に線状降水帯による大雨があって二重の災害になりました。

これは非常に大きなことであり、亡くなられた方たちへの哀悼の意を表するとともに、被災された数多くの方たちへのお見舞いを申し述べたく思います。

そして速やかな復旧を心から願っております。

自然災害ということに言及しますと、やはり今年も数多くの自然災害がありました。

先ほどの能登地域の豪雨もそうですけれども、それ以外にも、各地で大きい被害が出ています。

そしてこれは国内に限ったことではもちろんなくて、海外でも起こっており、恐らく気候変動に伴うと考えられるものも多々あると思います。

 気候変動というのは今言われていることとしては、人間活動による影響というのが多分にあるとされています。

この前もスペインで鉄砲水がありましたけれども、極端な気候に伴う災害が起こることを考えますと、やはり一人一人による努力というのも大変重要になってくるのではないかと思います。

今年は世界的にも平均気温が最も高くなるという見通しが出ていますけれども、日本においても非常に暑い夏でした。

統計が始まって以来、昨年と並んで最も暑い夏だったそうでありますし、また、熱中症によって救急搬送される人の数も非常に多いですし、熱中症で亡くなった人も多数おられます。やはりこの気候の変化というのを重視していく必要があるということを感じました

 本当に日々のニュースにお詳しいのだなと思いました。熱中症にまで言及して頂いて。ええええ、園遊会では具合が悪くなる人が出ましたのよ。時間短縮、何とかなりませんかねえ。

 また、海外に目を転じますと、ロシアによるウクライナ侵攻が2022年から始まっていますけれども、2年以上  った今も続いています。

また、中東の情勢で言えばパレスチナ武装勢力がイスラエルを攻撃して以来の双方による戦闘状態が続いており、これらでも多くの人たちが亡くなり、また困難な暮らしを余儀なくされていることを大変残念に思っております。

 珍しく政治的な事にも言及。ここで天皇のように「一日も早く停戦を」とか余計な一言が出てこないのがいいんです。

あとこの1年のことで言いますと、ノーベル平和賞を日本原水爆被害者団体協議会が受賞しました。

1956年に結成されて以来、核兵器のない世界を目指して活動されてきたこと、その団体がノーベル平和賞を受賞したことに深い感慨を覚えます。

人々が安心して暮らせる平和な社会というのは皆が願っていることだと思います。

 それより少し前になりますけれども、今年はパリでオリンピックとパラリンピックが開催され、日本代表の選手も非常に多くの活躍をいたしました。

私はその中でも特に印象に残っているものとして総合馬術のメダル獲得というのがあります。 西竹一にしたけいち さんがロサンゼルスで開催されたオリンピックの時に金メダルを取って、西竹一さんとウラヌス号ですね、金メダルを取って以来の92年ぶりということで、多少なりとも馬術と関わったことがある者として大変喜ばしいことだったと思います。

 馬術に触れて下さるなんて素晴らしい!ウラヌス号というのですか。素晴らしい名前の馬ですね。馬術は非常に地味な競技というか、やり投げなどに比べるとさらにマイナーな競技なので、殿下が関心を持って下さって嬉しいです。

 

そのほかいろいろなことがありますが、奄美大島でマングースの根絶宣言、奄美大島でマングースがいなくなったという宣言が出されたことは、あそこの生態系を考える上で大変大きなことだったのではないかと思います。

あれだけ広がっていたものを長年の努力で、もちろんマングースが悪いわけではないので、放した人間が悪いわけですけれども、それを根絶することができたというのは大きな成果だったと思います。

 こ・・細かい!私も奄美のマングース絶滅の話は知っておりましたけど、こんな事までご存知とは。でも生き物が好きな殿下でいらっしゃるので、人間が自然に与える「害」もやはり気になるのでしょうね。

 一方で、人と野生生物の共存ということにも思いを致すことが時々ありました。

シカやイノシシなど様々な影響が出ていますけれども、もう一つ、熊による被害は2023年、多く出ておりますね。

やはり人へのリスクというのは最小限にしないと、なければないに越したことはないわけで、そこはすごく大事である一方で熊の捕殺頭数が2023年はものすごく多かった。

9000頭ぐらいが捕殺されています。

そのことを考えると、これはいろいろなことで言えると思いますけども、野生生物と人間がどういうふうに共存していく形がいいのかというのはより一層皆で考えていく必要があるのかなと感じております。以上でしょうか。

 「思いをいたす」という言葉の正しい使い方はこうだったんだ・・・と思いました。

鹿、イノシシ、クマ、元は人間と切り離された世界で生きてきたこれらの獣が、人に害を与え続けて殺されるという、個人的にもしょうがないけど痛ましいと思うんです。

「マタギ」という人達がまだいたらもしかしてここまでではなかったかもしれないし。

猟友会の人達も怒りだして、今後どうなることやらですよね。


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