ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
毎日更新しています。

皇室ウイークリー

2018-02-25 10:19:14 | 皇室ウイークリー

ご日程

両陛下

2月16日・・・皇后陛下 → 国立成育医療研究センターもみじの家訪問

      天皇陛下 → 信任状奉呈式

             通常業務

2月17日・・天皇陛下 → 祈念祭の儀

2月18日・・・両陛下 → 黒田清子祭主からあいさつをうける

2月19日・・・両陛下 → 勤労奉仕団に会釈

2月19日~22日・・・両陛下 → 葉山の御用邸滞在

 

皇太子同妃両殿下

2月17日・・・皇太子殿下 → 祈念祭の儀

2月19日・・・両殿下 → 外務省より進講を受ける

2月20日・・・皇太子殿下 → 勤労奉仕団に会釈

2月21日・・・皇太子殿下 → 誕生日記者会見

2月22日・・・皇太子殿下 → 離任大使に会う

               勤労奉仕団団に会釈

 

秋篠宮家

2月16日・・・両殿下・眞子内親王 → 映画「一陽来復 Life Goes On」特別試写会鑑賞

2月18日・・・秋篠宮殿下 → 福岡県訪問

・恩賜財団済生会「平成29年度済生会総会」出席

・恩賜財団済生会「平成29年度済生会総会懇親会」出席

2月19日・・・秋篠宮殿下 → 会議出席

2月20日・・・秋篠宮殿下 → 研究会出席

2月21日・・・紀子妃殿下 → (「第22回結核予防関係婦人団体中央講習会」について説明を受ける

       両殿下 → 外務省から進講を受ける

 本当に愛子内親王の太り方ったらないです。

わずか1年前は

だもん。これに対してのコメントがない皇太子もへんです。

まるで別人みたいですよね。

それと

皇太子が皆既月食を撮影したものだそうで、当日は家族で観測したとか。だから天体望遠鏡を出しているわけですよね。

子供っぽいなあと思います。

日頃、公務で忙しいというならともかく、そんな事しかやることないのねと。

アシガール」の中で、若君は滅多に怒らず、食べなくても全然お腹がすいたという顔もせず・・だから何で?ときかれると「父君にそう教わった。惣領というのはやせ我慢なのじゃ」と答えるシーンがありました。

まさにこれこそが「帝王学」であると私は考えます。

秋篠宮が「自分は皇太子となるような教育を受けてないから」と遠慮したのは、まさに遠慮そのもので、皇太子と秋篠宮の間で教育格差はないと思われます。

むしろ、昭和天皇から愛されていつも研究を手伝っていた秋篠宮にこそ帝王学は息づいているものと思います。

歴代の天皇の中で明治天皇は江戸時代から明治を生きぬき、皇室の在り方の変化を素早く読み取った人でありました。

それは妻の昭憲皇太后も同じで、まさに「時代に即した皇室とはいかにあるべきか」と考えたのです。

 和装→洋装

 軍服着用・ドレス着用

 藩屏を作る為に天皇自らが国と折衝して宮家を増やす

 日本の「顔」となる為に、国民に恥じない生活をする

という事でしたね。明治天皇も昭憲皇太后も決して贅沢を好まず、おかげで明治宮殿は寒くてしょうがなかったというし、「気合で耐えろ」てきなものもあったと言われます。

江戸時代までは将軍家に委ねられていた政治的な、そして象徴的な役割を担った明治天皇は戦争が始まると自ら基地へ向かい、寝食忘れて働きます。

しかし、体の弱い大正天皇にはそれらの「質実剛健」な天皇像は受け継がれず、むしろマイホーム的な部分が多々あったかと思います。

しかしながら、やっぱり国民の「目」というものはしっかり把握しており、決して期待外れな行動はするまいと思っていた筈です。

若くして摂政・そして天皇になった昭和天皇は「忍」の一文字。

でも家族にまでそれを強要はしなかった・・・・所に今上の甘さがあるんですよね。

悪いけど今上は昭和天皇を尊敬していないだろうし、戦犯の一人と思っているだろうし、学ぶべきことは何もない・・・だから「平成流」などという新しい形を作り上げたわけです。

上皇というものも、父が出来なかった事を自分がやってやる、やれる立場にいるんだーーくらいの優越感があるでしょう。ひっくり返せばコンプレックスなんですが。

そしてワーカホリックな天皇に育てられた皇太子はすっかり金持ちのボンボン状態になり、とりあえず性格的に「我慢する事は得意」だけど、家族にそれを求める事はしない。本当の愛情を知らないから甘やかす事しか出来ないのでしょうね。

秋篠宮の弁解なし姿勢はまさに「忍」の一文字で、それは眞子様にも受け継がれていると思います。その分、頑固なんでしょうけど。

21世紀の皇室はどうあるべきか、それを先読みした方が国民の支持をえられる天皇になるでしょう。

 

コメント (17)
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ポーの一族

2018-02-25 07:00:00 | 宝塚コラム

 姫ちゃんとお友達とみて来ました

 

 小池ワールドの力技

きっと他の演出家は思うに違いありません。

俺だって(私だって)あれだけの予算を着けて貰えたらすごいゴージャスな作品を作ってやれる」と。

それくらい破格の予算がついている事は衣装をみてもセットを見ても一目瞭然。

映像もすごいし、いやはやさすが小池先生です。

小池先生の最近の原作付きといえば「るろうに剣心」「銀河英雄伝説」ですけど、過去2作品に比べたらかなり成功した方だと思います。

よくもまあ、あの大作をここまでまとめたもんだとその力技には驚愕するばかり。

1幕目はちょいだらだら系ではありましたよねーーナレーションを子孫4人に任せて時間を追う事に必死になっていたような気がします。

エドガーと赤ちゃんメリーベルが捨てられて大騒動が起こるまでがだらけたかな。

さらにまさか「メリーベルと銀のばら」をすっとばしてあっさりヴァンパネラにしちゃうなんて・・・そこだけは解せないっていうか、原作知らずの人には何がなんだかわからなかったんじゃないかしら?

しかもエドガーはメリーベルの体が弱いのは全部「自分のせい」と責めるんだけど、これまた原作知らずの人には何でかわからないと思います。

1幕目の終わりは「時間がないから強引にまとめてみました」系の雑さが見えました。なんせ原作のストーリーの山場が舞台化するには小さいし、本当の意味のクライマックスはラストのエドガー以外が全部消滅してしまう部分ですから。

しょうがないので「アラン・トワイライト」の一言で終わらせたって感じですか?

2幕目も最初は降霊術の話で何となく退屈。出演者が感極まるとすぐに上手か下手に走っていくワンパターンも見えました。

アランの家を描くのもやっぱり雑な印象があり、それよりもとにかく終盤へ持って行く方が大事だったのかなと。

小池作品の欠点は「人の描き方が浅薄」と言われることで、それは今も昔も全然変わっていません。でも今更彼に「人物像を深く描いて下さい」と言ってもむりで、それをやったらスペクタクル感を失ってしまいますものね。

「ナポレオン」の時も思いましたけど、これだけストーリーを次から次へと追っていくだけの芝居になると、本当に退屈極まりない展開になる筈なんですが、それでも音楽や映像や、ダンスや歌で見せていく力技は他の人にはまねできない事だと思います。その点は尊敬しますけど。

 

 姫ちゃんとお友達からの質問

二人とも原作を知りません。特に姫は我が家に全巻あるにも関わらず読んだ事がなく(怒)(っていうか、うちには70年代の名作漫画が揃っているにも関わらず全然興味を示してくれない娘に失望しちゃう。まともに読んだの「はいからさん」だけじゃないの)

で、その二人からの質問です。

 ヴァンパイヤじゃなくて何でヴァンパネラなの?

えー?日本で初めてヴァンパイヤって言葉を使った作品は手塚治虫の「ヴァンパイヤ」ですか?

70年代に子供だった私達は「吸血鬼」といえばドラキュラを想像していましたので、「ポーの一族」に出て来たヴァンパネラという新しい吸血鬼には小躍りしてロマンを感じたものです。以来、私の中では「ヴァンパネラ」は正式名称で「ヴァンパイヤ」は略称だと思っていました。

 ヴァンパネラは血を吸うんじゃないの?エナジーってなあに
エドガーはよく「エナジー」という言葉を使いますが、これも萩尾望都が作り出した言葉で吸血鬼=首にがぶっなんてみっともない姿をさらすんじゃなくて、指先からエナジーと呼ばれる「血=気」を注入するっていう事でしょうかね。

 ヴァンパネラってしょっちゅう人を襲って血を飲むんじゃないの?

「ポーの一族」ではいわゆる「儀式的」なシーンでは血を吸う・・という事はありますが、滅多に人を襲う事はなく、自制しつつ薔薇のお茶で日々生きています。

「リデル森の中」ではみなし子リデルは沢山食べるのにエドガーもアランも食べない事を不思議に思うシーンがあります。

 オズワルドって誰の子孫なの?

エドガーとメリーベルはオズワルドパパとメリーウェザーという愛人との間に生まれた子供なので捨てられたのです。ヴァンパネラは子孫を残す事が出来ませんので、これはオズワルド系の子孫という事になります。

 どうしてキング・ポーと老ハンナ・ポーは最初から歳をとってるの?

これがもっとも大きな疑問点らしいですが、実は私もわかりません(笑)

 エドガーがメリーベルについて「自分のせいだ」というのはなぜ?

エドガーがメリーベルをヴァンパネラにしたのですが、濃すぎる血と人間界への未練のせいで相手を弱めてしまうという事が発覚。

以後、メリーベルはしょっちゅう貧血で倒れる事に。

そんな彼にシーラは「あなたの血は変だから」というんですが、のちにアランもメリーベルと同じような体になります。

 ヴァンパネラが恐れるものは聖書と十字架と?

メリーベルは十字架が怖いと言っていたし、エドガーも聖書が怖いと言ってましたが、後にエドガーはそれらを克服します。気の持ちようって事ですね。

 ヴァンパネラに死はないの?

「シルバー・ローズクロニクル」では傷を負った凰稀かなめが「暫く眠る」って言ってましたが、基本はどんな傷を受けても死ぬことはありません。シーラが亡くなったのは気が落ちこんだせいでしょう。

いわゆるヴァンパネラに「死」はなく、それは消滅で残るのは砂・・・・

だから一番最初の「ポーの一族」でポーツネル・シーラ・メリーベルが消滅するシーンは哀しかったし、最終回でエドガーとアランが一切の言葉もなく消滅していくのはあまりにも悲しくて今もって読めません。

舞台では老ハンナ・ポーの消滅の仕方がもっとも原作に近いでしょう。あとは・・予算の関係だったんでしょうかねーー

 

 今の花組だからやれた作品?

誰もがそう思っていると思います。

明日海りおのエドガーはこの世のものとは思えない程美しいし、アランも原作通りだし、何よりシーラの美しさと言ったら!着ている衣装がどれも素晴らしくて目が離せず、大階段を下りてくる仙名彩世の胸元の色気のある事ったらありません。

男性ファン必見ですよね。

トップコンビが「親子」を演じるという異色な取り合わせでしたけど、これがぴったり。どう見ても仙名彩世は明日海のお姉さまかお母さまにしか見えない。

ゴージャスな大人の雰囲気の女性の配偶者としてはどうしたって瀬戸かずやの方が似合うかもしれないけど、私は断然鳳月杏を推しますね。

今回、クリフォード先生を演じた鳳月杏のかっこよさったらありません!正直、柚香光をしのぐオーラを持っていると感じました。

比べて柚香光は以前よりましになったと言われていますが、2番手としてはあまりに弱い。アランを演じるにしても1幕目はわがまま少年、2幕目はいきなりいい人ってそんな変貌ないんじゃないの?もうちょっとアランは複雑な人物だよーー

明日海のエドガーは本当によく頑張った結果ですよね。「おいでよ」っていう言葉が耳から離れない程に。とはいえ、腐女子的にBLとして弱い。

朝海ひかると貴城けいだったらもっとすごかったような気がするんですけどね。

メリーベルの華優希は大出世。あんな髪型とドレスに憧れるなあーーと今更。

この所、革命続きだったからこういう作品はほっとします。

コメント (8)
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