1966年生まれ。直近は花組「ハンナのお花屋さん」(2017)
宝塚史上初の女性演出家として大いに期待されて1998年、雪組「Icarus―追憶の薔薇を求めて―』でデビュー。
ポスターを見る限り髪型が可愛らしくて、幻想的で素敵なお話を書く人なんだろうと期待しました。
女性なんだから観劇する女性が何を求めているかわかる筈。
きっと胸キュンなお話を書いてくれると期待しました。
専門家の間では「植田景子は偏愛がすぎる」と言われていました。
要するに女性なのに女性の気持ちが全然わからない。
好きな男役だけえこひいき。娘役を排除する作風であると・・・確かに言われてみるとそうなんです。
1998年月組「シンデレラ・ロック」
1999年花組「ロミオとジュリエット99」
2001年宙組「エイジ・オブ・イノセンス」
2001年雪組「アンナ・カレーニナ」 → まひるちゃんの「私、行かなくちゃ」が妙に印象的な作品
2004年宙&月組「THE LAST PARTY~」
2005年宙組「Le Petit Jardin―幸せの庭―」
はいここまででいい作品ありましたか?
どれもこれも退屈で駄作ばかり。
大劇場デビューは1999年花組「ルードヴィヒⅡ世」ですが、これまた主役のルードヴィヒはまあ綺麗だけど大鳥れいのあれはなんじゃ?としかいいようのない。「私の好きなものを劇場に並べてみました」と歌劇団を私物化しているんじゃないって感じ。
2003年月組「シニョール・ドンファン」
も記憶に残らない程酷い作品でその月の花組「落陽のパレルモ」は途中まではよかったのにラストで観客をしらけさせる始末。
2006年雪組「堕天使の涙」
に至っては「私はコムちゃんだけ好きなの。コムちゃんだけ美しければいいわ。舞風りらなんて目が見えないずたずたの娼婦でいいわよ」的な扱いに雪組ファンはい怒ったのです。風景がどんなに美しくても内容が観客の心に響かなければ意味がないでしょ。
2008年宙組「Paradise Prince(パラダイス プリンス)」も成長なし。
209年星組「My dear New Orleans(マイ ディア ニューオリンズ)」なんてさよなら公演なのに寝ちゃったし。
2010年星組「ハプスブルクの宝剣」があまりにひどくて批判が向くと「好きでこの作品を選んだわけじゃない」とか言い出す。
2011年宙組「クラシコ・イタリアーノ」も
終わりの10分間が全く不必要。おまけに野々すみ花の扱いがひどすぎたし・・・何でこんなに娘役を大切にしないんだ?いつまでも自分がヒロインになっているんじゃないっ!植田景子は宝塚の演出家には全くむかないし、作品を書く力がない、成長しないという事を確信した作品でしたね。
2013年花組「アンドレア・シェニエ」・・・笑う程駄作
2014年星組「The Lost Glory - 美しき幻影 」悲しい程駄駄作
2015年月組「舞音」チケット倍返しして欲しい程の超駄作。
もはや植田景子が何を求めて、何を表現したくて脚本を書いているかすらわからなくなりました。
バウでは2012年星組「ジャン・ルイ・ファージョン」が特にひどくて、それでもロクシタンと提携を結んで成功を手に入れた?
2016年宙組「双頭の鷲」はスカステで15分くらいで挫折。
正直、何で今年、月城かなとで「THE LAST PARTY~」を再演するのかわかりません。私、大和悠河版も大空祐飛版も見ているんですけど、どっちもどっちな作品で、根本的に観客を喜ばそうという気持ちがないんですよね。
もう50歳じゃないですか。いつまで処女ぶって自分がヒロインになろうとするのかなと。毎回、彼女の理想の男役の姿を見せられるだけですが、多分植田景子の理想の男性というのが「自分の夢を大切にする人」「女性は後ろからちょこちょこつきまとってついていくだけ」自分の夢の為には回りを犠牲にしても構わない男が好きって事でOKですか?(この21世紀に・・・)
植田景子は宝塚にいても意味のない人だし、外部の演出家が頑張っているのに温室以上の環境で駄作を輩出し続けるなんて恥です。