ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
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でも現実問題もし破談するなら

2018-05-29 07:00:00 | 日本人なら絶対に知っておきたい皇室

 丁度30歳になった同僚が「元号が変わることがあらかじめわかっているのは今回が初めてなんですってね」というので、そういえばそうだなと。

確かに大昔から上からの指示でいきなり元号が変わる事が多く、でも近代になってそれではいけないでしょうということで、一人の天皇に一つの元号という非常に合理的な制度が出来ました。

まさか4代目で勝手に変えられるとは明治天皇も伊藤博文も思わなかったでしょう。

一体、法律になっている「1天皇1元制」を変えても全然平気と言い出したのはどこのだれでしょう?安倍総理なのか?

いやーー民意というマスコミだよね?

街頭インタビューでみーんな「いいんじゃないですか?お疲れ様です」って口を揃えて言ってましたし、政府は最初、寝耳に水だったけど、ぐいぐい押される形で承認せざるを得ないというか、「天皇はそこにいるだけでいい」といった学者の言葉に陛下が「ショックを受けた」と書かせて、本来の天皇の存在意義なんてどうでもよくなって「天皇は地方や外国回ってこそ仕事してる」みたいなイメージを作り出したんだよね。

何度も同じこと書いてボケ老人みたいだけど

 天皇にとって最も重要なものは宮中祭祀

 たとえ動けなくなっても天皇が生きている間は「天皇」である。

 天皇代行は摂政でOK

なんです。ところが今上は「摂政」にいやーーなイメージを持ち続けて、自分のお父さんが長年摂政宮を務めて即位した事を全部否定したいらしく「摂政ではだめだ」と言い放ったわけです。

何がダメなの?どうしてダメなの?皇室典範には摂政が務めると書いてるじゃない。具体的に「ダメ」な理由は一切言わないで「摂政は嫌。摂政はイメージが悪い。摂政は大嫌い」の一点張り。

このわがままを後押ししたのは宮内庁です。

「両陛下の強いお気持ち」という印籠を掲げて「菊のご紋が目に入らぬか」とやってるんですよね

これまた繰り返しになるけど、明治天皇VS伊藤博文の熾烈な「宮家増加計画」には駆け引きあり、紆余曲折あり、両者妥協して11宮家まで増やしたけど、養子の禁止や5代目の孫までしか存続できないなど、一定の縛りをつけました。

今回のことだって政府が聞かなかった振りをすればそれですんだかもしれないんですよ。昭和天皇が三笠宮寛仁親王が臣籍降下したいと言った時に無言を貫き通したように。しかし、数日後にはなし崩し的に退位が決まって、そうなると全ての事務作業が面倒になってくる。ゆえに元号は使わないようにしようなんて案が出てくるのです。

 

ぶっちゃけ、今回の抗議によると、両陛下は眞子内親王の結婚話について、何も知らない、何も聞かされていないのに裁可を下したことになるんですけど、天皇の裁可ってそんなものですか?

特に皇族の結婚問題は一族の将来にとって重要なことです。

皇太子の結婚の時もそうだったけど、正当な理由があって(チッソの孫)雅子さんはダメだというのを、あっさりと本人の望む通りにしてしまった。

そして今回も同じです。

私は今回の抗議を読み、菊田一夫脚本の「ダル・レークの恋」みたいだなと思いました。

カマラはマハラジャの孫でいずれ王室女官になる身。

でも夏にラッチマンという身元不明のイケメンと仲良くなって相思相愛。

ラッチマンは大泥棒ラジエンドラであるという容疑をかけられ、そんな男とカマラが付き合っていた事がばれたら大変と、ラジエンドラ(ラッチマン)の要求を受け入れる。

その要求の内容は「カマラと一晩をすごす」というもの。

カマラはすっかりラッチマンをラジエンドラと思い込んで拒否につぐ拒否だけど、従兄弟に「家柄を守る為にどうしても純潔を捧げなくてはならないこともある」などと言われてラッチマンのものに。

やがてラッチマンが実はマハラジャの子であるという事がわかり、カマラは心を改めるのですが、当のラッチマンはもうカマラを拒絶する。

この舞台を見た時「ちょっと待って。スキャンダルを恐れて乙女の処女を奪わせる」事が正しいなんて価値観はどこから来るの?って思ったんですよね。

カマラは「姫」ですが、その彼女を平気で大泥棒に一晩売って何とかスキャンダルをおさめようと考えるカマラの身内の価値観というか、冷たさが不思議でならなかったのです。

今、「また失声症になるわよ」と言って脅す皇后は、まさにカマラのおばあさまと同じではないか?と。

「孫より家・・・いや、孫より自分の立場」を選ぶ「慈愛のおばあさま」です。

 

さて、実際問題、眞子内親王の結婚の結婚を破断するとして、一般的に考えられるのは、それこそ「両陛下の強いお気持ち」で前代未聞の「裁可取り消し」「破談」だと思うのですが、なぜそうしないのでしょう?

ずるずると秋篠宮の誕生日まで引っ張り、っていうかそこまでKKから辞退するように待つ事になんの意味があるのか?

その間、最低1人はSPが付き続け、もはやKKは結婚できなくてもいいみたい。どういうわけか佳代さんも職場の帰りは毎日タクシーという事だし、どこからか不労所得が入っているんじゃないか?との疑いが。

もし、KKが脅しをかけてくるなら堂々と刑事告訴そすればいいわけだし、KK家にいる「佳代氏の父親」が生きているかどうか、住基上存在していても実は実態がなかったという事はあるもの。市役所は何をやってるの?

眞子内親王のことを思うなら、それこそ「国民の税金を要求したら二度と歩けない様にしてやる」くらいの気概が宮内庁にあってもいいんじゃない?

みんなに無視されて自分で判断しろと言われ、軽率だと責められ、本当に眞子様が可哀想でなりません。

 

 

コメント (20)
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