瀬戸内寂聴さんのご冥福をお祈りします。
10代の頃、遠藤周作氏と彼女の「女性だったら自分を大事にしよう」的な本を読んで自分を安売りしないように頑張ろうと思った事があります。お二人とも男性の心理を細かく書かれていて、例えば「本当にあなたを大切に思っている人なら、無理に体を求めたりしない」というような・・・ね。
お二人の言葉をバイブルのようにして20代を過ごし、今、娘にも同じような事を言ってます。
そして、バイブルはミュージカル「CANCAN」のナンバー ♪ なんにもあげちゃだめだめだめ あげちゃだめ ♪に集約されています。
それはそれとして「恋は雷のようなもので、するものではなく落ちてくるもの」とおっしゃった瀬戸内寂聴さんの言葉は真理です。
今まで何人の芸能人が不倫騒動で活動を自粛させられ、さんざん叩かれてきたけど、恋愛感情は人が制御できるものではないのです。
よそさまがそうなったからといって、まるで罪人みたいに扱う今の日本は絶対におかしい。キリスト教国家でもないのに。
ただね・・・そういう不倫や放蕩を叩くマスコミが、その権化だった寂聴氏を持ち上げる姿が滑稽だなと思うのです。
それは彼女が99歳という長寿を全うされた事や、その言葉に癒された人が沢山いるからなんだろうと思います。
しかし、彼女の人生を振り返ってみる時、彼女の自由奔放な面に多くの人が傷ついた事は事実だろうし、その行為があったからこそ作家として大成したのも事実でしょう。
マスコミは、人を裁く立場にはないと考えます。
個人的には寂聴さんの左がかったところが好きではありませんでした。
今期のドラマは久しぶりにきゅんきゅんしてます。
やっとやっと・・・日本も韓ドラや中国ドラマの「きゅんきゅん」に学ぶ所があったのか?と思うけどね。
一つ目は「婚姻届に判を捺しただけですが何か」です。
最初、あまり期待せずに見ていたんですけど坂口健太郎の「そのうるさい唇を」にきゃーーーー!!と姫と一緒に叫んでしまいました。
そもそも
擬装結婚 → 本当の恋愛
はドラマの王道で、中国も韓国も恋愛ドラマのテーマにしやすいらしく多いです。
突然同居しなくちゃいけなくなったパターンとか、婚約者としてふるまわなくてはならないパターンとか、色々あるけど根底は同じで見る側も、その結果をわかって見ている部分があります。
ゆえに、この作品も最終的には二人がくっつくんだろうと思いますけど、ここ数年、日本になかったパターンとしては、キザなセリフやキザなシーンが増えたこと。
百瀬と大加戸が住む家は、百瀬の先輩から借りたという豪邸。
この豪邸がかもす非現実感が、キザなセリフを容認しているんじゃないでしょうか。
でも、中韓にはないなあと思うのは、兄嫁がいきなりミステリアスな存在になったこと。この作品、悪役がいないなと思っていたらいきなり兄嫁が?
次回から急展開で楽しみですね。
もう一つのきゅんきゅんは「ヤンキー君と白杖ガール」です。
10代が見るドラマにアラカンが「きゃあ」と言ってるんですからしょうもない。でも恋って落ちてくるものだから。
最初は古川雄大が出てるから見始めたんですけど、今は杉野遥亮ですかね。
さすが「日本のヤン・ズー杉咲花」です。
あ、意味わからないよね。ヤン・ズーっていうのは、以前お勧めの中国ドラマで書いた「霜花の姫」の主役を演じた女優。
中国では「ヤン・ズーと共演した俳優はブレイクする」と言われているんだそうです。
杉咲花もいわば「相手役上げ」の女優さんらしいですね。
っていうのは杉野遥亮は今まで結構ドラマで見てた筈なんですが、全然私の視界に入ってなかったし、番宣の時も全然きゅんきゅんしませんでした。
それなのに・・ドラマが始まるやいなや、これまた姫と一緒に「萌えるわーー」と言いながら見ている。
ヤンキーのくせにやたら純情で真面目で背が高い。そんな杉野と杉咲の身長差が理想的すぎる。
ジェンダーがどうのこうのといっても、女の子はいつも男の子より背が低くいたいものだし、可愛いわがままを聞いてほしいものですよね。
そこに!
なんと、鈴木伸之という、まさかのBLが出てくるとはっ!
ヤンキーの愛称が「黒豹」で鈴木君の名前が「獅子王」という組み合わせ。
かたやマッチョ、かたやほっそり青年で妄想するのにばっちりでしょう。
我が家の姫なんて「まさか・・・とは思ったけどそう来るか!」と盛り上がってました。
女の子が見たいストーリーを凝縮しているなあと思いつつ先が楽しみです。
同感同感…杉野遥亮のピュアなヤンキー君にキュンキュンです(笑)今季イチのドラマです。あと、(最愛)も…楽しんでいます!
「寂聴さんの生き方をお手本にしたい」などとインタヴューで言っている人を見て、正直この人は出家してからの彼女しか知らないのか?と思いましたし、全然好きではないのですが、私小説作家はこのぐらいでないとやっていけませんし、だからこそ現代は私小説作家は存在しないのではないかと思います。
細雪、京都人の密かな楽しみからNHKBSにはまりました。
テレビを見るためのソファーも用意しました。画面を見てうっとりボンヤリするのが好きです。
政府は怪我人が出たら大変だと、神経を使いました。
私は即生活クラブを辞めました。
半日のハンガーストライキをしたり、死刑反対で、
不穏な発言、軍靴の響きが日本から響く、など
支離滅裂な事を言っていました。
軍靴の響きなんて古くさい昔の左翼の言葉です。
作家としては人気がありましたが、
最後は年齢に負けていました。
ただ瀬戸内氏は日弁連の集まりにビデオメッセージを寄せて「殺したがるバカモノと戦ってください」と言ったのですよ
身内を残虐に殺された方がやりどころの無い辛さ悲しさ苦しさをせめてせめて「極刑を望みます」の言葉に替えて吐き出すのに、その気持ちを少しでも助けようとする検事、弁護士に「殺したがるバカモノ」と言ったのですよ
謝りましたけどね日弁連も瀬戸内氏も
94歳のときです
その後も発信力を持って、いや持たされて発言を続けていきました
死んだらやたら「愛の人」になったけどその愛は犯罪被害者には向かなかったようだ、一番必要としている人達だろうにね