ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
毎日更新しています。

宮城へ行って来ました

2018-07-17 07:00:00 | つれづれ日記

 あまり「毎日」に拘る事無くちょっとゆっくりやらせて頂きますね。

今回は強行軍で疲れちゃったので。

実は7月12日から14日にかけて宮城県へ行ってまいりました。30年ぶりに親戚に会う為で、宮城とはいっても角田市で、かなり福島寄り。とにかく田舎で、旦那が車を運転してくれなかったら行けませんでした。

色々法事などもあり、忙しかったんですが、宿を仙台市内にとってしまって、移動するのが結構大変でした。

仙台市内は地下鉄が走っていて・・ってそれは昔からですが、驚いたのはやっぱり八木山動物公園のあたりでしょうか。地下鉄の駅が出来たので都会になたというか、一斉に大学生がそこでおりて大学まで歩いていくわけです。

旦那が「仙台でこんな光景を目にするとは」と驚いておりましたが、まさにほんと。

最近の大学生はみんな真面目でいい子なんだなあ。

今回はふぶき家のルーツを探す為に戸籍などと取りに田舎から市内の役所を転々と回り、結構成果を得ることが出来ました。皆さんも家系図を作ってみると面白いですよ。様々なことがわかります。大昔の戸籍がいかに複雑で、読みにくいがよくわかりましたし、人間関係も密で複雑だったんだなあと思います。

 

また今回は仙台で里親の会をやっていらっしゃる方にお目にかかる事が出来て、実際に乳児院に見学に行く事が出来ました。

昔ですが我が家の姫が生まれて5・6年して三番目を産むことは多分出来ないだろうと思い、「里親」になってみようかと思った事があります。そこから興味があったのですが、なんだかんだでヨンジュナが生まれ、そういうチャンスもなくなり、今に至っています。

里親になる為には登録をして研修を受け、夫婦関係や収入状況など細かい審査を受けた上でなれるものですし、現在、なかなか受け入れ立が少ないという問題を抱えています。

また里子に出そうと思っても、産みの親の「親権」が立ちはだかり、それが出来ないケースも多々あります。

さらにいえば、障害を持っている子は尚更うけ入れられなくて・・などという話を聞きながら回ったのですが、保育園のように年齢ごとに部屋にいる子供達はみな保育士の愛情を受けて育っています。可哀想とか気の毒という感情より、この子達が育って行った後に保育士や児相というセーフティゾーンがなくなったらどうなるんだろうと思いましたね。

子供を産むことに拘る人も多々いらしゃいますが、子供って産むより育てる期間の方が長いし、育ててこそ親子になれるわけですから、そういう選択肢もあることをもっと広く知って頂きたいなと思いました。

それから一晩鎌先温泉に泊まったんですが、素朴な宿でねえーー

その旅館がある場所の一番奥の通りには、めちゃくちゃ古い旅館が以下も営業していて、幽霊でも出そうな雰囲気を持っていました。

いつ頃から営業しているんですか?と聞いたら「南北朝です」とあっさり言われて驚くやら ははは・・・・

そして、最近歴女に人気の白石城にも行きました。

ここは伊達政宗の部下である片倉小十郎が拝領した城ですが、私達が小さい頃は全く話題にもならなかったんです。確か大河ドラマ「独眼竜政宗」が放送された時も全然。それなのに「真田丸」で突如、「片倉小十郎は真田幸村の子供達をかくまった」英雄として語られましたね。

無論、白石では若い頃の渡辺謙がナビゲートするハイビジョン映像を流して、かなり広めようとしてたようですが、やっぱりドラマの影響が一番大きいんじゃないでしょうか?

城の近くの公園。ここから上がって城に向かいますが、そこらじゅうにアリの巣穴があったり、黒いとんぼが飛んでいたりセミの抜け殻があったり、昔懐かしい雰囲気です。

確か、ここらへんはテレビに映った筈です。鉄砲の穴とか石落としの窓とか。

今や何でも「小十郎」とつけている白石市・・・可愛い。

でもここから郡山宮夫妻に会う為に走り、そこから関東に帰り・・・という事で、さすがに肩が痛い・・・仕事、いけるかしら?とちょっと心配ですが頑張ります。

 

そうそう「義母と娘のブルース」のあまりの面白さに大ファンになりそうです。

そんなわけで撮りだめしているドラマも見なくちゃ。

 

 

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皇室ウイークリー

2018-07-16 07:00:00 | 皇室ウイークリー

ご日程

両陛下

7月6日・・・天皇陛下 → 通常業務

              離任大使に会う

      皇后陛下 → 日本フィルハーモニー交響楽団第702回東京定期演奏会鑑賞

7月10日・・・天皇陛下 → 通常業務

7月11日・・・天皇陛下 → 信任状奉呈式

7月12日・・・天皇陛下 → 神宮及び勅祭社宮司等と会う

               離任大使と会う

        両陛下 → 人事異動者に会う

              地方行啓について説明をうける

              天蚕の収繭作業

 

皇太子同妃両殿下

7月9日・・・皇太子殿下 → 離任大使に会う

7月10日・・・皇太子殿下 → 離任大使と会う

 

秋篠宮家

7月6日・・・眞子内親王 → 「伯耆国『大山開山1300年祭』記念式典について説明を受ける

7月9日・・・秋篠宮殿下 → 山階鳥類研究所会議出席

7月10日・・・両殿下 → (「第42回全国高等学校総合文化祭長野大会」について説明を受ける

       紀子妃殿下 → 日本学術振興会平成30年度特別研究員-RPD(Restart Postdoctoral Fellowship,出産・育児による研究中断者への復帰支援フェローシップ)研究交流会出席

      秋篠宮殿下 → 済生会より豪雨の被害と対策状況について聴取

      佳子内親王 → 第30回国際情報オリンピック日本大会開会式について説明を受ける

7月11日・・・両殿下 → 外務省から進講を受ける

        紀子妃殿下 → 母子愛育会より豪雨の被害と対策状況について聴取

7月12日・・・両殿下 → 離任在京ヨルダン大使夫妻と会う

              離任在京クウェート大使夫妻と会う

      秋篠宮殿下 → 東京農大で講義

 秋篠宮家は一家総出で公務にあたるようですね。

 皇后陛下はあの豪雨でもコンサートには単独で行ったけど、それは公式には大きく報道せず、「静養取りやめ」を大々的に報道。

  正直、静養を取りやめたからなんだというのかという感じです。そんな事で莫大なお金を使って隠居所を作る言い訳にはならないと思いますし、そもそも「とりやめ」を発表する必要があるでしょうか?

 そういうことはさらりとやるものではありませんか?

 最後の養蚕を両陛下で行う「夫婦円満」を強調しているんでしょうけど、そんな事をする必要があったんだろうか?と思わずにいられません。本当に来年から養蚕をやる気はないんでしょうけど、じゃあ、雅子さんがやるのか?といったらそれは無理。かといってこっそり秋篠宮家が手を貸したら「不遜」って事になるんでしょうね。

 さあ、どなたが一番に被災地に慰問をするんでしょうか?皇太子は熱中症を恐れて行かないんじゃないでしょうか?そうなると秋篠宮家ですが「順番が違う」とまただれかがいいそうですね。

 

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ブログ記事への感想が欲しいんです

2018-07-15 00:16:17 | つれづれ日記

 すみません。コメント欄をほったらかしにしていたわけではなく、実は出かけておりました。詳しい話はまたブログに記事として載せますが、ちょっと疲れているので数日お休みさせて頂きますね。

 人身御供さま&砂防ダムさまについて

これも私の判断が甘かったのかもしれないのですが、単にこの方は空気が読めないだけで故意にそういう文章を書きこんでいるとは思わなかったんです。確かに最近、やたら関係のない、意味不明なコメントが多いなと思っていたんですが、悪気はないんだろうと思っていたんですね。

指摘されることで書き込みを控えて頂けるか、あるいは真っ当な文章を書いて下さるだろうと思っていたのです。考えが甘かったようでみなさんには本当に申し訳ございませんでした。

何の意図があってあのような文章を書かれているのか私にはわかりません。

ブログは世の中に沢山あるし、星の数ほどあるし、自分で立ち上げるのも簡単です。わからないなら教えて差し上げてもよろしいくらいです。なぜ「ふぶきの部屋」なのか・・毎日、あれだけ書き込むのは大変だろうと思うし、そんな労力を使うなら他人のブログじゃなくて自分のブログなりツイッターなりでやる方が意義があるだろうと思います。

それでもハンドルネームを変えてませ書き込みをするという時点で、これは悪意がないと出来ないと私は感じました。しかもこの時節柄ふさわしいとは思えないハンドルネームで。

私は私の記事に対してきちんとした感想なり、ご意見が欲しいですし、その上で見なさんが議論されるのは構わないと思います。

現在宝塚の娘役に関する記事を3つアップしましたが、数名の方しか見て下さっていないようでとっても残念です。

今時の保守系のブロガーを潰そうというものなのか、あるいはとにかくふぶきが嫌い、生意気、何よっ!って感じなのかわかりませんけど、それでも私は続けて行きたいし、だから賛同できないならコメントは下さらなくていいし、見ていただかなくていいです。

ただ、コメントを反映されないとわかっていて悪意のある書き込みをしたり、全く関係ないコメントでいわゆる「流そう」とするのはやめて頂きたいです。

現在、某巨大掲示板も随分荒れており、「これは皇室に何かまた事件が起こるのか?」と考えている人も多いですが、こちらもここまで色々あるとそう思わざるをえません。

とにかく、数日後にはまた再開します。

そういえばあの5億、そして浮いた3憶はどうなったんでしょうね。

ここまで広島や岡山の惨状が報道され、被災者達の健康面も心配だし、これからの事を乗り越える為には地方交付金などだけでは足りません。

両陛下や宮内庁では「5億や8億下賜しても焼け石に水」と思っているかもしれませんが、そんな事はありません。どうぞ高輪御殿にかかる費用を全て被災地にお与え下さいませ。

退位し、そのまま吹上御所に住まわれたらいいじゃありませんか?改修などしなくても現在、何の支障もないのですし、なんなら御用邸をハシゴしたっていいんじゃないかと思います。

そうまでしないと、恨み節は皇居まで行きますよ・・・・人はもう皇室を尊敬できなくなるし、晩節を汚すことにもなります(もう汚しているけど)

手遅れになる前に8憶・・・下賜なさいませ。そういう運動をどなたか立ち上げて下さらないものでしょうか?ツイッターとかで言えば広がる?

また皇太子夫妻が被災地へ行こうとしないのもこれまら極端すぎて嫌われますよ。ぎっくり腰が何だって?安倍総理だって似たような症状を出して広島へいけなくなったけど、彼はそれなりの年齢だし疲れているのもわかる。

だけど「日常生活に支障がない」筈の雅子さんは一体何をやっているんでしょう?

いや、被災地に行かれても困りますよ。どうせ国民がイライラするだけだから。でもだからってまるっきり「関係ないもん」てきな態度をするのってどうなんでしょう?

という事で、また数日後。

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初心者の為の宝塚講座24 トップ娘役編3

2018-07-14 07:00:00 | 初心者の為の宝塚講座

 雪組 

 花總まり

1991年 → 77期生として入団。同期には安蘭けい・朝海ひかる。

       星組配属

1993年 → 雪組組替え

1994年 → 一路真輝の相手役としてトップ娘役就任

1996年 → 高嶺ふぶきの相手役となる

1997年 → 轟悠の相手役になる

1998年 → 宙組に組替え

女帝にも下級生の頃があったのかーーという感じですが、入団早々注目の的だったようです。お花様の逸話は沢山。星組「うたかたの恋」新人公演で絵麻緒ゆうと喧嘩したこと、衣装は全部自前等々。

そんな花總が雪組に組替えした頃は、あまりぱっとしない印象でした。いつも一緒に組替えして来た星奈優里とダブルトップのような状態。

しかも一路真輝は男役なのにとにかく美しい。スカーレットを演じると生き生きするタイプだし。それでも大人だったから、じゃじゃ馬お花様を御すことができたし、彼女も下級生らしく出来たのでしょう。

私は今でも、彼女の最も素晴らしい相手役は高嶺ふぶきと思っています。高嶺もまた一路とは同じような綺麗な男役でしたが、花總との相性は抜群。

花總も高嶺とは対等でしかも一本立ちしてもちゃんと支えてくれる稀有な存在として認めていたんじゃないかと思います。

ビジュアル的にもゴールデンカップルにふさわしかったし、「晴れた日に永遠が見える」「仮面のロマネスク」は二人の名作でした。

轟悠とははっきりいってタイプが違っていたから、あれ以上の共演がなかった事は幸い。宙組発足が本当にいいタイミングになりました。

 月影瞳

1990年 → 76期生として入団。同期に樹里咲穂・風花舞など

       花組配属

1994年 → 星組に組替え

1997年 → 麻路さきの相手役としてトップ娘役就任

      同年雪組に組替え。轟悠の相手役としてトップ就任

2002年 → 「愛燃える」で退団

聞いた話では、月影瞳は真矢みきのお気に入りだったとか。もしかしたら将来的に相手役にと考えていた可能性はあります。所が、花總まり、純名理沙などの異動によって月影も星組に組替え。2番手の扱いになります。

当時は白城あやか全盛時代。彼女の下で2番手をやるにはあまりにも子供っぽかったし、庶民的な顔だったかもしれません。随分白城と比較されて苦しんだんじゃないでしょうか?

白城の退団で星組でトップ娘役になったものの、麻路さきとしては自分とは合わないと考えたんでしょうね。1作のみ、それも「誠の群像」における月影の立場はそれほどよくなかったし、「ネオ・エゴイスト」で同様でした。故意なのか偶然なのかわからないけど、雪組の星奈優里とトレードされて、月影は轟悠の相手役になるのです。

この時期、もし宙組が発足していなかったらまたそれはそれで変わったと思うので。ヅカ的にはいい偶然だったんじゃないでしょうか?

雪組に入ってからは、同じように背が低くて不器用な轟悠と「夫唱婦随」という古典的な夫婦関係を演じることが多かったと思います。互いに「仕事上の相手」と割り切っていた感じで、だからお仕事はきっちりするけど、プライベートでいたわり合うみたいなエピソードは聞いたことがありません。

月影が退団し、理事が専科入りする時も随分あっさりしたものだなと。5年も一緒に頑張って来た人なのになあ・・・初演の「凱旋門」の時の表情と、今回、真綾希帆を迎えての「凱旋門」では轟悠のにやけかたが違うというか、そういう意味では月影さんはちょっと気の毒でしたね。

でも今は結婚して幸せそうで。そういう意味ではよいリベンジが出来たのでは?

 

 紺野まひる

1996年 → 82期として入団。同期には蘭寿とむ・涼紫央。

      雪組配属

2002年 → 絵麻緒ゆうの相手役としてトップ娘役に就任

研1で「アナジ」のヒロインになった時は驚きました。確かに綺麗な娘役ではありましたが、いかんせん素人ぶりが目立つというか、教わった通りにやってます風で。でもそういうのがずっと続いたのでトップになるのがことの他遅かったように思います。

アンナ・カレーニナ」も非常に綺麗だったのですがやっぱり今一つだったし、セリフ回しが何となくわざとらしいなと感じていました。

でもダンスなどは本当に上手で華もあるし、あとは演技力だけなのにと。

殉情」のお嬢様は、元々ちゃきっとした娘だしサドっ気十分で楽しませてもらったんですけど。このあたりから絵麻緒ゆうとの相性のよさを発揮しますよね。

だけど、絵麻緒が1作退団でそれに伴いまひるも退団。

ラストの「追憶のバルセロナ」では相変わらず、ちょっとわざとらしいセリフ回しだったけど「ON THE 5TH」では絵麻緒とのラブラブっぷりをアピールして楽しいショーを作り上げていました。

彼女が本当の意味で演技開眼するのはテレビに入ってからです。どんな小さな役でも存在感があり、また雰囲気もあります。結婚生活と両立するのは大変かもしれないけどこれからもずっと女優・紺野まひるを見ていたいと思います。

 

 舞風りら

1995年→81期生として入団。どうきにはふづき美世・大和悠河。

     花組配属

2002年 → 雪組組替え。朝海ひかるの相手役としてトップ娘役に就任

2006年 → 「堕天使の涙」で退団

舞風りらは風花舞と同じく松山バレエ団出身。そのダンスの評価は初舞台でも目立っていた程。舞風とくればとにかくダンスでその他の要素はどうでもいいような感じがしました。

可愛い顔をしているけど背丈が低いし、歌唱力もイマイチで演技力もそこそこ。だからバウなどはともかく、大劇場ではダンサーの一人として扱われるのが多かったと思います。

春野寿美礼と大の仲良しで、相手役に・・・と思われていたようですがどんな番狂わせか、同じ花組出身の朝海ひかるの相手役に。

朝海ひかるとしては相手役は誰でもよかったようでただ、自分があれこれ教えたり面倒をみたりは出来ないので一人で何でもできる人という事で選ばれたようです。

舞風りらも朝海ひかるも小柄で可愛いタイプなので並んで立っているとお人形さんのようですし、(レ・コラージュ)一緒に躍らせれば二人とも難易度Eだし、絶対に相性はよかったと思うのですが、サパサパした二人でしたよね。もうちょっといい扱いを受けてもよかったんじゃないかな。

本当に「タランテラ」の蝶々は真似できる人がいないんじゃないか?と言う程すごいテクニックでした。ああ、勿体ない。あのすごいダンスを当たり前のように見てた私達は幸せでした。

 白羽ゆり

1998年 → 84期生とし

て入団。同期には北翔海莉・千琴ひめか・未涼亜希

      月組配属

2001年 → 雪組に組替え

2005年 → 星組に組替え。湖月わたるの相手役としてトップ娘役に就任

2006年 → 雪組に組替え。水夏希の相手役としてトップ娘役に就任

2009年 → 「仮面のメサイア」で退団

月組では「BLUE MOON BLUE」のウサギちゃん役で路線入りか?と思いつつ、「更に狂わじ」のヒロインもとても美しくてよかったし、だから雪に組替えになった時は完全に2番手娘役として扱われ、舞風より綺麗でそこそこ何でもできる安定感がよかったですよね。

雪に返り咲いた時は、正直、水夏希の相手役としては肉感すぎるのではないかと思いました。演技の質が違うというかギャグセンスも違うというか。勿論、水夏希ですからそこらへんはとっても気を遣って白羽にあわせてくれていたようです。

エリザベート」で久しぶりに女役の普通のエリザベートを見ることができてよかったなと思いましたし。「君を愛してる」のマルキーズも可愛かったし。

ソロモンの指輪」では一言も歌わずにダンスに専念。そこにいるだけでヒロインでしたよね。「カラマーゾフの兄弟」では体当たりのグルーシェニカで、ちょっとやりすぎの部分もあったと思います。

とはいえ、退団後に普通にテレビでみたらやっぱり綺麗だなあと。わりと大胆な部分があってそういうところが水を支えたんだろうなと思います。

 

 愛原実花

2004年 → 90期生として入団。同期には蒼乃夕妃。

      雪組配属

2009年 → 水夏希の相手役としてトップ娘役に就任

2010年 → 「ロジェ」で退団

白羽ゆりの時代、雪組には山科愛というとっても可愛らしく、演技が上手な娘役がいたし、大月さゆというこれまた可愛いくて演技派の娘役がいたのです。が、この二人が退団し、空いた所にぽっと入ったのが愛原実花です。

彼女は最初から「つかこうへいの娘」と言われていたので実力云々の前に親の七光りがついて回っていて、ある意味気の毒だったと思います。

身体が柔らかくてダンスも軽く、水夏希の相手をするには丁度いい体型だったのですが、なにせ美人でないし、演技が硬すぎて・・ロボットみたいな演技をするので、随分バッシングを受けましたよね。

今や「グリーン&ブラックス」のレギュラーで昆なつみに色々してやられているけど、そういう時は思わず応援したくなるんです。不思議ですね。

 舞羽美海

 2007年→93期生として入団。同期には芹香斗亜、愛月ひかる。

2011年 → 音月桂の相手役としてトップ娘役に就任

2012年 → 「JIN」で退団

舞羽は最初から音月の相手役として上がって行った感じです。

マリポーサの花」では恋人役、「忘れ雪」でもヒロイン。だからこの先も順調にいくんだろうなあと思っていたら、本当に人生ってどうなるかわからない。

よりによって音月桂のお披露目「ロミオとジュリエット」でいきなり研1の夢華あみとジュリエットをダブルにされてしまう。え?何で?どうして?

夢華は96期でいじめの首謀者の一人と言われていたことで、裁判で証言したご褒美としてトップ娘役に就任・?って言われたものです。でもこれはかなりブーイング。おまけに夢華は(当たり前だけど)めちゃくちゃ下手で太っていました。

さらに追い打ちをかけるように東日本大震災が起きて、公演を続ける歌劇団にまで批判が。そんなこんなのブーイングに耐えられなかったのか、舞羽美海は音月トップ就任から3ヶ月もたってから正式に娘役トップに就任。

と、同時に夢華は急速に下げられてあっという間に退団してしまったのですが。

歌劇団の思惑に翻弄され、短いトップコンビでしたが、当の音月と舞羽はラブラブで本当に仲がよかった・・・それだけが救いです。

 

 愛加あゆ

2005年 → 91期生として入団。同期には天寿光希、野々すみ花

      雪組に配属

2012年 → 壮一帆の相手役としてトップ娘役に就任

2014年 → 「一夢庵風流記 前田慶次」で退団

音月桂の早い退団で、花組の壮一帆が落下傘トップに就

任。(とはいっても返り咲きでもあります)そこに入ったのが愛加あゆで、星組の夢咲ねねと姉妹で、宝塚史上初の「姉妹でトップ娘役」になりました。

愛加はぽっちゃり体型というか、グラマーなんです。そこが宝塚っぽくないというか、太っているわけではないのにどういうわけか太って見える。顔は美人というより可愛い系。悪く言えばどこにでもいる娘役だと思ってました。

壮一帆の登場で運よくトップ娘役に就任し、話題を提供し、代表作などを持つ前にあっさり退団した印象がありました。

 

 咲妃みゆ

2010年 → 96期生として入団。同期には綺咲愛里・花乃まりあ

      月組配属

2014年 → 雪組に組替え

      早霧せいなの相手役としてトップ娘役に就任

2017年 → 幕末太陽傳で退団

入団してから新人公演ヒロイン、バウヒロインととにかく怒涛の躍進劇。特に北翔海莉と演じた「メリーウイドウ」は抜群のよさでしたし、「月雲の皇子」のお姫様もとても好評でした。

そしたら雪組に組替えし、早霧せいなの相手役になったというわけです。

咲妃はどんな役が来ても無難にこなすし、欠点のないよさを発揮してくれましたが、中でも「星逢一夜」は名演だったと思っています。

こんなに立派な娘役なのに、アドリブで喋らせるといつも舌足らずになって、焦っている姿が面白かったのか、よく早霧や望海に笑われていましたよね。

ドラマ「越路吹雪物語」では本当に可愛い女の子になっていて、このままドラマに出続けてくれたらいいのになと思いました。

 

 真綾希帆

2012年 → 98期生として入団。同期には暁千星・星南のぞみ、有沙瞳。

      花組に配属

2014年 → 星組に組替え

2017年 → 雪組に組替え。望海風斗の相手役としてトップ娘役に就任

学年も若いですし、ただただ頑張っているという感じの娘役です。でもことのほかすんなりと雪組に馴染んでいるし、望海風斗との相性もいいようで、とりあえずほっとしています。

今後に期待ですね。

 

 

 

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初心者の為の宝塚講座23 トップ娘役編2

2018-07-13 07:00:00 | 初心者の為の宝塚講座

 月組 

天海祐希のさよなら公演「ミーアンドマイガール」を3回籍で見た事ありますが、サリーを演じていたのは麻乃佳世でした。彼女は涼風真世の相手役でもあったわけですが。個人的にはどうにも印象がないというか、どっちの相手役も似合わなかったなと思っています。

一方、剣幸の相手役だったこだま愛は二人でゴールデンコンビと言われていましたけど、ツーといえばカーみたいな呼吸があっていう感じがありました。

 風花舞

1990年→76期生として入団。同期には樹里咲穂・星奈優里・月影瞳など

    月組配属

1996年 → 久世星佳の相手役としてトップ娘役就任

1999年 → 「黒い瞳」で退団

1996年、「CANCAN」のピスタッシュ役で登場した風花舞は非常に衝撃的でした。何というか、彼女の性格がよく現れていた作品であったし役柄であったと思います。

元々彼女は松山バレエ団出身で、全国的にもダンスの実力がすごい事がウリでした。入団時、上級生にいじめられた彼女は「私くらい踊って見なさいよ!」って言い返したというエピソードもあります。

確かに「CANCAN」のピルエットは素晴らしかった。彼女の踊りは「大地の踊り」といわれる程地に足がついていたというか、力強かったですよね。

銀ちゃんの恋」で演じた小夏は、これまた当たり役というか、当時は「トップ娘役に妊婦の役をやらせるなんて」と言われたものですが、この作品で解禁になったようですね。落ちぶれてどうしようもない彼女がヤスと出会うことで普通の女性になっていく過程がよく描かれていました。

だから真琴つばさと組んだ2作品「エル・ドラード」と「黒い瞳」は古き良き宝塚の娘役を踏襲している役で面白みはなかったかもしれません。その代わり久世星佳とのデュエットの時は封印してきたダンス力が弾けたことは素晴らしかったと思います。

風花舞って一言でいうと・・・強い性格なんでしょうね。退団後に出演した外国で数日ホームステイするという企画でも容赦なく自分らしさを発揮してステイ先のおじいちゃん達を困らせていたし。

そうそう、退団時に単独でヒロインを務めた舞台をやってましたね。これは風花が最初って事になるんでしょうか?とにもかくにも宝塚としてはもう少し彼女を在団させるべきだったかなと思います。

 

 檀れい

1992年 78期生として入団。月組配属 同期には瀬奈じゅん・夢輝のあ・貴城けい

1997年 雪組に異動

1999年 月組に異動 真琴つばさの相手役としてトップ娘役に就任

2001年 専科に異動

2003年 星組異動 湖月わたるの相手役としてトップ娘役に就任

2005年 「長崎しぐれ坂」で退団

檀れいがいかに劣等生であったかという事については真琴つばさの所で随分詳しく書いたので、それ以外のことを書かなくちゃいけませんね。

まず、月組配属したものの、成績最下位だった彼女はぱっとしない活動を強いられる。とっても綺麗な娘役だったけどまさか路線に乗るなんて、まさかトップになるなんてまさか専科にいくなんて・・・という驚きの連続ですよね。

そんな彼女が名をはせるきっかけとなったのが「銀ちゃんの恋」の玉美で、顔にものすごい化粧して女をかなぐり捨てて頑張った。私は東京しか見ていないので評判しか聞かなかったけれど。

久世星佳の退団の頃、月組には花組から2番手娘役として千尋れいかが組替えになっており、他にも西条三恵・叶千佳・花瀬みずか・白羽ゆり等可愛くて演技派は結構沢山いたのです。

こんなに才能あふれる娘役の中では上げられないと思ったのか、檀れいはいきなり雪組に組替えになり、新人公演の主演を務めます。あっという間に雪組に異動して、あっという間に戻って来た感じです。多分、雪に組替えの時点で「次期トップ」が見えていたのでしょう。

それというのも千紘れいかが歌は上手な優等生ではあっても、トップ娘役として真琴つばさとの相性がよいようには見えなかったからです。まして二人は同期だし。

そんなこんなで檀はとにかくトップ娘役になったものの、バッシングを受けHPの掲示板が閉鎖になるほど。それもそのはずで、美貌以外は何の取り柄もなかったし、正直、回りの男役がちょっとあきれていた感じもあったしね。

ゆえに、真琴つばさの後を継いだ紫吹淳からはお断りされ、専科に異動。私はてっきり真琴つばさと一緒に同時退団するかと思ったんですが、何と言っても中国公演での「楊貴妃」効果っていうか「この世でもっとも美しい檀れい」に歌劇団はすがる事にしたんでしょうね。

このままどうするんだろうと思ったらまさかの湖月わたるの相手役だもんね。

 

 映美くらら

1999年→85期として入団。同期には柚希礼音・桜一花

    星組配属

2001年 → 月組に組替え。紫吹淳の相手役としてトップ娘役に就任

2004年 → 「飛鳥夕映え」で退団

85期は柚希礼音で有名ですけど、同期の映美くららも娘役として早い出世を果たしていました。

2000年、安蘭けい主演「花吹雪・恋吹雪」で茶茶を演じ、2001年、「ベルサイユのばら」で小公女と子供時代のオスカルを演じ、そして夢輝のあ主演「イーハトーブ夢」でヒロイントシを演じて、名実共に次期星組トップ娘役だ!と思っていたのに、いきなり月組にさらわれてしまった・・・という印象です。

研3でトップ娘役になるのは珍しかったとか。でもいかんせん紫吹淳との学年差がありすぎて大人と子供じゃないのーーもっと他にもいるでしょ、娘役は。何で西条三恵じゃダメだったのか?81期の花瀬みずかもいたのに・・何で映美くららが?

一説には彼女のバックにバーナル石鹸があってそのスポンサーを得ようとしたとか?言われてますけどあくまで噂ですから。とはいえ、「ガイズ&ドールズ」も「長い春の果てに」も結構このコンビはうまくいっていたような気がするんですが、やっぱりどうしたって映美くららの子供っぽさは解消されるはずがなく。

でも映美くららは髪飾りのセンスは抜群によくて、いつも綺麗なものを着けていたなあと思います。

やっと紫吹淳が退団してかなり相性のよさそうな彩輝直とのコンビだったんですが、1作で終わってしまい・・・なんで先のある娘役をこういう風に使い倒してしまうのか、心底歌劇団に怒りました。

(星組に返せっ!)

でも退団後は、テレビで大活躍です。結婚して出産したけど今もキュートで可愛らしくて演技派。特に「99.9」の香川照之の奥さん役は最高です!!

今なら歌劇団にこっそり戻ってもいいんじゃない?

 

 彩乃かなみ

 1997年 → 83期として入団。同期には悠未ひろ、愛音羽麗

      花組配属

2001年 → 宙組に組替え

2005年 → 月組に組替え。瀬奈じゅんの相手役としてトップ娘役に就任

2008年 → 「ミーアンドマイガール」で退団

入団当初から歌が上手で可愛い娘役としてちょっと話題に。

1999年「タンゴアルゼンチーノ」で新人公演ヒロイン

    「ロミオとジュリエット99」でバウヒロイン

こんなにも期待されながらトップになるのには必要以上に時間がかかってしまいました。その第一の原因は「体型」であったと思います。

下級生の頃の彩乃かなみは本当に太ってて(とはいっても七瀬りりこに比べたらねえ・・)でも、いつ痩せるの?なかなか痩せないね・・・ということで、ほそっこい舞風りらとか、渚あきなどに比べると、やっぱり太ってみえたんですよね。

そんな彼女が宙組に組替えになったのは、多分に水夏希の相手役としてだろうと思ったんですが、その水が早々に雪組に組替えしてしまい。あとは女帝が長く居座って、彩乃かなみが活躍する場がなかなかなかったんですよね。

だから瀬奈じゅんの相手役になった時は、「やっと報われた」とお祝いの気持ちで一杯だったんですが。

うーん・・・一言でいうと瀬奈じゅんと二人、別世界を築いていたような?どう見たって月組を見ている気にならなかったんです。二番手が霧矢大夢で、大空祐飛もいて、脇をしっかり瀬奈じゅんお気に入りで固めて(桐生園加も)他は排除しているような違和感が常につきまとっていました。

瀬奈じゅん時代の月組は作品的にも恵まれたとはいえず、あんなに花組では「オレ様」でバリバリだった瀬奈じゅんって実はとっても軽かったんだと実感しました。

彩乃かなみもどこがどう悪いというわけではなく、単にあたり役に恵まれなかったというか、最初から「ヒロイン」は付け足しような感じで作品を作られたことが不幸だったかなと思います。

今思えば、歌劇団は瀬奈じゅんと彩乃かなみに何をさせたかったんだろうなと思います。退団後はその歌唱力を存分にいかして舞台で活躍しています。

2016年に見た「オフィーリアと影の一座」で演じたトゥーランドットは圧巻でした。

 

 

 蒼乃夕妃

2002年 → 90期生として入団。同期には愛原実花

       星組配属

2009年 → 月組に組替え。霧矢大夢の相手役としてトップ娘役に就任

2012年 → 「エドワード8世」で退団

あまり新人公演時代を知らないのですが、いきなり月組に組替えとなった時は驚きました。でも霧矢大夢とはラブラブで、総じて大人の舞台を作ってくれたと思います。霧矢は元々劇団四季風に演じる人ですけど、そういう人の相手役としてまさにぴったりだったんじゃないでしょうか?

トップお披露目の時は96期騒動がありましたけどよく頑張りました。でも彼女が演じたマルグリットはやっぱり遠野あすかへのオマージュだったかなと思います。

エドワード8世」のウォリスが最も似合っていた役だと思いますし、「MISTY STATION」でも素晴らしいダンスを披露していました。

退団後も精力的に舞台で活躍。ご結婚もされてお幸せですね。

 愛希れいか

2009年 → 95期生として入団。同期には朝美絢。

2012年 → 龍真咲の相手役としてトップ娘役就任

2018年 → 「エリザベート」で退団予定

元々は男役で、「スカーレット・ピンパーネル」のルイ・シャルルまで。

ジプシー男爵」から娘役を演じ、2011年に正式に娘役に転向し「アルジェの男」で新人公演ヒロイン。

正直、「アリスの恋人」のヒロインを見た時はあまり可愛いと思わなかったんです。小柳奈穂子特有の少女漫画チックな部分があまり合わないというか、明日海より強く見えちゃって。でもそれもこれも男役から転向したての頃だったからなんですね。

愛希れいかの受難は龍真咲の相手役になったことですね。

何が気に入らないのか龍真咲はついに一度も愛希れいかを正面からみるという事をしなかった・・・当然芝居でもショーでもよそよそしさが付いて回り、それでも笑顔を絶やさなかった彼女にあっぱれです。

ご褒美のように「1789」のアントワネットが大ブレイク。彼女の代名詞は「太陽王ですわね。

珠城りょうを婿養子に影のトップスターとして輝いています。

第二の女帝とも言われる愛希れいかの退団後の活躍が楽しみです。

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初心者の為の宝塚講座22 トップ娘役編1

2018-07-12 07:00:00 | 初心者の為の宝塚講座

本当は「ベルばら」時代からのトップ娘役を取り上げたいのですが、実際に見ていなくて、また当時の「相手役」に関しては色々な経路があり、やっぱり実際に見てないとわからないよね、ということで、今回は実際に私がみたことがある人のみを取り上げることにします。

 花組 

私が最初に見た花組のトップ娘役は千ほさちですが、当時のトップスター・真矢みきには最初、純名里沙が相手役として就任していました。

 純名里沙

76期。同期には樹里咲穂・星奈優里・風花舞など。

1990年入団 → 「ベルサイユのばら」のエトワールに抜擢

1991年雪組配属 → 研2で「微笑みの国」のヒロイン。「華麗なるギャッツビー」の新人公演ヒロイン。

1994年 → NHK朝ドラ「ぴあの」のヒロインに抜擢

1995年 → 花組に異動「エデンの東」で真矢みきの相手役であるトップ娘役に就任。

1996年 → 「ハウトゥサクシード」で退団

純名里沙はその類稀なる歌唱力で入団当初から注目を集めていた娘役ですが、そのまま雪組で活躍していたらもっとトップ娘役生活も長かったかもしれません。でも朝ドラの為に1年休演した事が仇となってしまい、帰る組を無くしたんですよね。

丁度その頃、花總まり・星奈優里 ・・・星組 → 雪組

      純名里沙・・・雪組 → 花組

      月影瞳・・・花組 → 星組

という玉突き状態になったわけですが、ほぼ落下傘状態で花組へ行ったことが結構大変だったんじゃないかと思います。

純名里沙が退団したあと、「グラフ」で真矢みき・涼風真世・黒木瞳の同期対談があったんですけど、その時に真矢みきがはっきりと「(純名里沙とは)結婚したけど離婚した」と言ってますし、100周年行事の時も純名里沙に向かって「どうして退団したの?私の何がいけなかったの?」と聞いていますから、相性が悪かった事は事実でしょうね。

当時の真矢みきは今のような温和な雰囲気はみじんもなかったですし、花組自体が娘役を必要としない組と言われる程、男役同士で固まっている印象がありました。

娘役というよりも女役の需要は高かったと思うのですが、そんな中にぽんとドラマ上がりの娘役が入っても馴染めなかったんじゃないか?と想像しています。

あんなに輝かしい新人時代を過ごしておきながら、退団の時はやたらあっさりしてて、何だかなあと思いました。(実際は見てないんですけど)

 

 千ほさち

1994年、80期として入団し月組配属。同期には霧矢大夢・彩吹真央ら。

1995年 → 「三―アンドマイガール」の新人公演ヒロイン

1996年 → 花組配属。真矢みきの相手役として娘役トップ就任

1998年 → 「SPEAK EAGY」で真矢みきと同時退団

1999年、森ほさちに改名

1996年久世星佳のお披露目公演「CANCAN」でクロディーヌちゃんを演じていた時、2期上の檀れいは花売り娘だったわけで・・人生ってわからないです。あのクロディーヌちゃんは売れない芸術家に恋をしてピスタッシュに叱られていました。目が大きくてとっても可愛い娘役。

同年「チェーザレ・ボルジア」と併演のショー「プレスティージュ」で真琴つばさと一緒に踊っていました。この時も目を引く可愛らしさだった事を覚えています。

花組に異動後はドラマシティ公演「RYOMA」でお竜を演じていましたが、この役は結構ハマっていたんじゃないか?と思います。

ところが、正式に真矢みきの相手役になった途端にバッシングが起きるんですね。それもしょうがないっていうか、とにかく若くて声も出来上がってなくて歌は下手で、どう見ても真矢みきを引き立てるような印象がなかったんですよ。

特に酷評されたのが「失われた楽園」のリアで、あまりにも子供っぽくて背伸びしすぎてて・・・真矢みきは下級生を育てる能力はなくて、ぐいぐい押すタイプですから、どっちかっていうと美月亜優のような大人の女性の方があっていたんだと思います。この頃の千ほさちは完璧に世間知らずの女の子で、空気を読まない部分があったのかなと。

確かWOWOWの「スターの小部屋」で真矢と千がインタビューに答えていた時に、真矢がずっと千をにらみつけていて、そのシーンを見たファンたちが「一体何があった?」と騒然としたんですよね。千の方はのほほんと答えていたんですけど。

別に真矢みきファンじゃなかった私は「あーあ、また相性が合わないのか」と思った程度でしたが。

どっちかっていうと愛華みれとの相性の方がよかったと思います。二人の「ヴェロニック」のポスターが本当に可愛らしくて、次はきっとラブラブカップルになるんじゃないかと期待していたんですが、いきなりの退団です。

しかも、本拠地のさよならはしてない筈なんです。東京に来る直前に退団発表があったと記憶しています。確か噂では愛華みれと大喧嘩して「やめてやる」みたいになった・・・かな?事実を知る人、教えて下さい。

ほんわりとした愛華みれとちゃきちゃき娘役の千ほさちのゴールデンコンビは見ることが出来なかったわけですが、それから随分たって、時代劇の舞台で彼女を見た事がありました。本当に綺麗で演技力に優れた女優さんになっていてびっくりしました。

2015年に女優業を引退しているんですね。残念ですね。

 

 大鳥れい

1993年79期生として入団。同期には水夏希・未来優希。

1999年 愛華みれの相手役としてトップ娘役に就任

2003年 「エリザベート」で退団

まさに棚ボタというか、もし千がそのままトップを続けていたらどうなっていたんだろう、この人という感じです。歌劇団も「若けりゃいい」路線は改めようと思ったんでしょうね。千より1期上の大鳥れいを選んだというわけです。

が!とにかく、最初見た時は「なんて顔がごつい人」でした。相

手役の愛華みれが非常に柔らかい印象なのに、一人でごっつい、どしっとしている感じ?だから「夜明けの序曲」の貞奴はそれなりに似合っていたと思うんですが、この頃から宝塚では「綺麗な娘役」がいなくなってきたことは事実。

一体何を根拠に入れているんだろう?みたいな疑問のハシリは大鳥れいだったかもしれません。だって「ルードヴィッヒ2世」の妖精?マリーアントワネットなんてものすごく気の毒な役回りでしたしね。

宝塚が今まで上演してきた「儚い」イメージがとことんないものですから。

とはいえ、だからこそ名作も誕生する訳で、愛華みれ退団のあと、匠ひびきと組んだ「カナリヤ」のアジャーニは名演中の名演でした。娘役のからを破った一作。

そして病気を抱えつつ匠が演じていた「琥珀色の雨にぬれて」「カクテル」を支えたのも大鳥れいであったと思います。確かに彼女はシャロンというにはごつすぎたけど、その分、ショーでははっちゃけてくれたし。東京公演では突如春野寿美礼が相手役になったけど、それも無事に乗り切り、まさにこれぞ花組のトップ娘役だと思ったものです。

だけど、「エリザベート」は失敗だったと思うんですよね。花組版を見て私は初めて「何でトートとエリザベートは憎み合っているのにラストは一緒にラブラブなの?」って思いましたもん。作品のあらを見せるような演じ方だったというか、はっきりいって春野寿美礼や瀬奈じゅんとは相性が悪かったんでしょうね。

東京公演ではいつもドレスを銀橋のライトにひっかけていたのを覚えています。

退団後は結婚して離婚でしたっけ?でもガラコンサートなどでは活躍しているし、いい女優さんなんじゃないでしょうか?

 ふづき美世

1995年、81期生として入団。同期には舞風りらや大和悠河がいる。

花組配属。

2001年 → 宙組へ異動

2002年 → 花組へ異動。春野寿美礼の相手役として娘役トップに就任

2006年 → 「落陽のパレルモ」で退団

綺羅星のごとくスターを輩出した81期の中でも成績がよかったんでしょうね。「国境のない地図」での初舞台生のあいさつは彼女の映像が。

花組時代はよく知らないのです。同じ81期なら舞風りらの方が有名だったと思うし。でも宙組でふづき美世を見たとき、あまりに可愛くない容姿と演技の下手さにぞぞっとしたんですよね。

この頃の宙組は花總まり女帝君臨のもと、幾人もの娘役が退団していき、花組から移動して来た彩乃かなみもあまりいい扱いを受けていなかったんです。

「エイジ・オブ・イノセンス」椿比呂花主演の舞台を見てますが全然印象になく。でも「鳳凰伝」でどこかの国の傲慢なお姫様を演じた時は、何だか気持ちが暗くなりましたよねーー

そしたら今度は春野寿美礼の相手役になって花組へ帰るというのでなおびっくり?

「オサさんは舞風りらがよかったけどコムちゃんにとられたから、あとは誰でもいいよーって感じ」というのはあくまで噂です。

春野寿美礼自体が相当なナルシストで、瀬奈じゅんがいれないいや・・というひとだったから、そういう人の相手役になるというのははっきり言って不幸だったと思います。自分を愛してない人と結婚するようなものですから。

だけどもし、彼女が花總まりのような一本立ちできる実力を持った娘役だったらそれなり作品も変わったろうなと思うんですが、なかなかうまく行きませんでした。

最初はそんなに嫌いでもなかったんですが、全ツ「琥珀色の雨にぬれて」を見てだめだーこりゃって。大鳥れいよりひどいシャロンで、作品が台無しになってましたから。当然「カクテル」もひどくて。だったら見なければいいのに・・・彩吹真央ファンになったのが運のつきとでもいいましょうかねえ。

でもそもそもの原因は相手役を大切にしない春野寿美礼にあったのかもしれませんけどね。

 

  桜乃彩音

2002年→ 88期生として入団。同期には朝夏まなと・紅ゆずる・花影アリスなど。

     花組配属

2006年 → 春野寿美礼の相手役としてトップ娘役就任

2010年 → 「虞美人」で退団

最初、2003年「野風の笛」の千姫を見た時に「二番手なのかな」と思いました。花組で断然演技力に優れていた遠野あすかが専科行きになって(なんで春野は遠野あすかを選ばなかったのかと)空いた2番手に颯爽と登場したのが桜乃彩音です。

併演のショー「レビュー誕生」でピアノを弾いていて、得意なんだなと思いました。

2003年の「二都物語」のルーシーに抜擢。これも見ましたけど大地真央版と比べて全体的にネガティブな作品で好きになれなかったんです。ルーシーに関しては倒れてばっかりの役でしたっけね。

2005年「マラケシュ紅の墓標」「落陽のパレルモ」で存在感を発揮した後、「ファントム」のクリスティーヌ役でトップ娘役デビュー。

正直、クリスティーヌは花總まりの印象が強かったですし、歌唱力にそれほど定評があるわけじゃない桜乃彩音が演じることに不安はあったんですが、実際に見てみると、「こっちが本物かも」って思いました。

ちゃんと「農家の娘」に見えたし、彼女にはどこか「守ってあげたい」雰囲気があったので、エリックやシャンドン伯爵との相性がとてもよかった気がするんです。ラストシーンも彩音仕様に変えられてて感動しました。

2007年「明智小五郎の事件簿」では黒蜥蜴という悪女を演じたのですが、そういう役もさらりとやっちゃう人で、まだまだだけど先への期待感はあったと思います。

でも桜乃彩音が本当に素晴らしい娘役になるのは春野寿美礼ではなく真飛聖の相手役になった時ですね。

2009年「太王四神記」のキハは当たり役だと思っています。正直、ドラマより感動したというか、納得できました。何よりも真飛とのラブラブ感が素晴らしくて、よそから来て浮き気味の真飛をしっかり支えていたと思います。

だから「虞美人」の時は、何だか知らないけど泣けて泣けて・・・桜乃彩音がよく言ってた「添い遂げる」という言葉をこんなに実感したことはありません。

桜乃彩音は美人顔ではありますが、ちょっと鼻が大きくてそれが今一つだったと思います。決して歌やダンスが得意というわけでもなかったし、歴史に名を残す娘役でもなかった。それでも、彼女の「娘役としての在り方」は宝塚歌劇の基本であり、そのおかげで真飛聖が生き生きと男役を全う出来たことは称賛に価すると思います。

退団後、結婚して子供を持ち、ドラマで見る限り在団中よりずっと綺麗で演技派に転身したなと思いました。今後が楽しみです。

 蘭乃はな

2006年 → 92期生として入団。双子の同期にすみれ乃麗。

      月組配属

2010年 → 花組に組替え。真飛聖の相手役としてトップ娘役に就任。

2014年 → 「エリザベート」で退団

何気に真飛聖・蘭寿とむ・明日海りおと3人の相手役を務めているんですよね。

月組での印象は全くなくて、どっちかというと宙組で活躍していたすみれ乃麗の方が印象的だったのですが、あっさり蘭乃はなの方が花組のトップ娘役になってしまうんですよね。

いきなり真飛聖のさよなら公演「愛のプレリュード」で出て来た時は、きゃぴきゃぴした娘役という感じで、真飛が持てあましているようにみえました。娘役ってあまりに子供っぽく見えるのはマイナスなんじゃないでしょうかね。

蘭寿とむの相手役になってからは、数々のショーにおいてダンスのうまさを披露。そういう意味ではダンサー同士だったので見ごたえがあったかなと思います。出来れば1場面、全部蘭乃に踊らせてもよかったよねと思う程です。

だけど本人は演技に関しては右も左もわからないというような状況で、何をやってもきゃぴきゃぴギャル。そんな彼女が「エリザベート」を演じる事になった時は、「だったら映美くららでも彩乃かなみでもエリザベート出来たじゃん」などと言われる始末。退団後も花總まりと同等でエリザベートを演じてて・・・ある意味、とってもメンタルが強い女性なんだと思いました。

トーク番組にすみれ乃麗と出演した時は、アクティブな蘭乃、ひきこもり気味のすみれ乃という感じで、結構よくしゃべる人なんだと思いました。

蘭寿とむの時代は、あまりにも作品に恵まれなさ過ぎて、ちょっと気の毒な部分はあったと思います。

 

 花乃まりあ

2010年→96期生として入団。同期には綺咲愛里・咲妃みゆらがいる。

     宙組配属

2014年 → 花組に組替え。明日海りおの相手役としてトップ娘役に就任。

2017年 → 「金色の砂漠」で退団

なんせあの96期ですし、どうせ特別扱いされているんだろうと思いましたし、そう思わせる程、とにかく貧相で見てて宝塚って感じがしない人でしたよね。

沢山娘役はいるだろうに、何をどうして花乃まりあなの?と何度も思ったし、多分明日海ファンもそう思っていたんじゃないかと思います。

96期といえば・・・というこの印象が本人に対してより悪印象を持たせるには十分だったかなと。

でも、そうはいっても「ミーアンドマイガール」のサリーは名演で、今更ながら明日海りおとの相性のよさを感じました。(明日海はそう思ってなかったみたいだけど)下手に花乃が美人でなくてよかったねーー明日海をたててくれて、男役度を増す力を与えてくれていたんだなと思います。

綺麗で中性的な男役に対して、不美人でやせっぽちの娘役、まさに女性からしたらシンデレラ願望をかきたてる二人だったわけですよ。そこらへんを上田久美子が考えてあえて「傲慢な姫とマゾっけのあるおつき」的な役を与えたことがよかったなと思います。フィナーレで大階段を二人で上がっていく様はまさにゴールデンコンビでしたよね。

今、テレビで見るとそこらへんのアイドルなんかよりずっと可愛らしくて印象的。やっぱりこの人はテレビ向きな人だったんだなと思いました。

 

 仙名彩世

2008年 → 94期生として入団。花組配属。同期には珠城りょう・早乙女わかば。

2017年 → 明日海りおの相手役としてトップ娘役就任。

仙台出身の娘役トップですよ。力が入るんですが、この人がトップになれたのは明日海りおからの御指名だったんですよね。

なんせ新人公演ヒロインやってないし、研9だったし、逆転ホームランというか運がよかった?これも実力?

全然花組に縁がない私あ「ミーマイ」のマリア公爵夫人にすっかり魅了され、その大人の雰囲気が大好きになりました。

が!仙名彩世が本当に明日海りおと相性がいいかどうかは未知数。

だって「ポーの一族」ではシーラを演じて何の不思議も感じなかったんです。トップスターが義理の息子役で違和感がないトップ娘役なんています?確か「金色の砂漠」でもお母さん役だったでしょ?仙名の持つ女性的な色気やボリュームが大人っぽい母性を感じさせるんだと思います。

仙名の相手役としては明日海りおはちょっとひ弱な感じがするんですけど、とりあえず二人はラブラブで幸せそうなのでまあ、いいっか。

 

 

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本当に暑くて

2018-07-11 07:00:00 | つれづれ日記

やっと広島や岡山の雨がやんだと思ったら、それでも川が氾濫するの?って地理にうとい私は驚いてしまって。これ以上どうしろっていうんでしょうかね。

しかもこの暑さ。避難所の改革が必要です。東日本大震災の時は雪が降っているのに中で暖をとれず真っ暗な中で。こういう時こそ、もっと知恵を出し合うべきでは。

ああ・・・5億あったらなあ。浮いた3憶はKKの学費と生活費に消えるんですか?

彼については様々な場所で精神分析が行われているようですね。

「例外」→ 「自分だけは例外が許される」

「すさまじい自己肯定感」→ 自分だけは絶対に正しいと思い込む

そしてそんな価値観を与えたのがKKの母ではないかという話。まさにそうでしょうね。誰だって子供に「あなたは特別」と言いますが、大人になってもそう思っているなんてモーツァルトとKKくらいです。でもモーツァルトはお父さんを超えようと頑張ったけどKKの場合、超えるべき壁がない。

ただ母の望みをかなえるべく、少しでも楽に生きるべく、特別な運命を背負った特別な人間として生きるべく・・・ちょっと麻原彰晃と紙一重ですが。

フォーダム大に行って、仮に授業についていけなくても卒業するんでしょうね。ゼミなどで飲み会に誘われても一銭も出さずに飲み食いしちゃう?現地の恋人に貢がせるなんて朝飯前だものね。

多くの人は暑さと災害に茫然自失なんですけど。そんなの関係ないもね・・・のごとく生きる人もいるでしょう。

両陛下に被災地訪問して貰っては困るけど、東宮家から一言もそういうセリフが出ないのもおかしい気がします。いつも「心を痛め」「心を寄せ」と言うばかりで行動が伴わない夫婦ですが、どこまでも無視し続けるつもりでしょうか?

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嘘ばっかりの皇太子夫妻・偽善者の両陛下

2018-07-10 07:10:00 | 皇室報道

 不敬なタイトルですけど、この豪雨災害の時に、堂々と何を言っちゃってるんだかという気持ちがおさまらなくて。

宮内庁発表

 天皇皇后両陛下の静岡県行幸啓等のお取りやめについて  

天皇皇后両陛下には,大雨等により,西日本を中心に死者,行方不明者が多数に及ぶなど,広範囲にわたり甚大な被害が発生していることを大変ご案じになり,また,今後も被害の拡大が懸念され,自治体,警察,消防,自衛隊等の災害対応機関がその対応に忙殺されていることから,明日に予定されていた「ベルリンフィル12人のチェリストたち東京公演御鑑賞」及び来週9日からの静岡県行幸啓をお取りやめになりました。

また,本日,ご在位中最後となる島津家ゆかりの方々の私的なお集まりである錦江会にご参加になるご予定がありましたが,ご会食,ご演奏の行事はお控えになり,会員が全国から集まっていることから,ご懇談だけ短時間お出ましになりました。

両陛下には,静岡県行幸啓のお取りやめにつき,川勝平太静岡県知事及びご訪問予定先の関係者に,今回のご訪問が叶わなかったことを心苦しく思われていることと共に,これまで諸準備を整えていただいたことへの感謝のお気持ちを伝えるようご指示になりました。

なお,両陛下には,被災状況の全体が明らかになった時点で,お見舞いのお気持ちをお伝えになるお考えです。

 ひねくれものと言いたければ言えばいい。この宮内庁が作ったであろう文章の押しつけがましさに呆れます。両陛下はこの文章を読んでいないか、読んだ上で「いいよ」とおっしゃったのならもはや末期です。

 そもそも天皇陛下は数日前に体調を崩したばかりじゃなかったですか?治ったから静岡いくよーベルリンフィルも聞くよーーなんて学校さぼって遊びにいくようなものでしょ。国民があれほど心配していたんもの、どうでもいい音楽鑑賞とか静岡行きなんて2日の時点でやめるべきでいしたよ。

それが「大雨の被害が甚大」で警備がそっちにとられているから「お取りやめ」ってなんですか?それ。

 島津家ゆかりの食事会?そんなもの、中止にするのは当然・・・というか何かというと「今回が最後」みたいな言い方するけど天皇・皇后ではなく上皇・上皇后になってお待遇は変わらないんだからそんなに「最後」を連発するんじゃないわよ。

静岡に行くって言ってたのに「心苦しく」思ってた?だって別に公務ではなく私的な旅行じゃないですか。それもまた「天皇・皇后として最後」と言っているけど、人生最後じゃないなら全然OKでしょ。何だかおしつけがましいっていうか、嫌な文章ですよね。

 西日本を中心とする大雨等による災害についてのお見舞い 

天皇皇后両陛下には,この度の西日本を中心とする大雨等により,多数の人々が犠牲となり,また,依然として多くの人々の安否が不明であることに心を痛めておられ,犠牲者に対するお悼みと被害を被った人々に対するお見舞いのお気持ちを,また,災害対策のために引き続き努力している関係者に対するおねぎらいの思召しを,本日,侍従長を通じ,広島県の湯﨑英彦(ゆざき・ひでひこ)知事,愛媛県の中村時広(なかむら・ときひろ)知事及び岡山県の伊原木隆太(いばらぎ・りゅうた)知事にお伝えになりました。

 ありがたい話で。でもそれでも高輪御殿に5億はつかうおつもりなんでしょ?今すぐ、それをとりやめて「赤坂東邸」ならびに「葉山の御用邸」に滞在なら、両陛下の「お見舞い」の気持ちも本気だと思います。

 岡山の流された家を見ても、自分達の退位後の仮住まいはそのまま工事をやらせるという浅はかさ。戦後、ずっとお文庫にいらっしゃった昭和天皇をなんと心得るか。ちっとも昭和天皇から学んでいないじゃないですか。

はっきり言ってね。

戦争は長くて15年でした。そして日本中が空襲に見舞われたのは最後の何年?

でも平成になってからは毎年のように大震災・噴火・豪雨ですよ。さすがに30年もこんなことが続いたら国民はヘトヘトだし、思いがけない災害と先の見えない復興にどこに怒りをぶつけたらいいかわからないですって。

今回のことで、人生が変わってしまった人が多数いるはずです。進学がかなわなくなった人、就職がダメになった人、仕事を家族を失った人。

なのに「プリンセスの婚約者」のコネで3000万近いお金をただでせしめて留学行きを発表する人がいる。これでは皇室は敵を作るばかりです。それでいいんですか?

 

 皇太子ご夫妻、岡山県訪問取り止め 

 西日本を中心に豪雨による甚大な被害が出ていることを受け、宮内庁は、皇太子ご夫妻が、11日から予定していた岡山県への訪問を取り止められたと発表しました。

 皇太子さまは、雅子さまの体調に支障がなければお2人で、11日から岡山県を訪問し、献血運動推進全国大会に出席したり、献血推進活動を視察されたりする予定でした。しかし、岡山県を含め西日本を中心に豪雨により死者・行方不明者が多数出ていることから、献血運動推進全国大会が中止になり、皇太子さまは、岡山県への訪問を取り止められました。

 知事をはじめ、自治体や警察、消防などが災害対策に専念できるようにとの考えを持っていて、お2人は、各地で甚大な被害が出ていることを心配されているということです。

 この文章のおかしさがわかりますか?これってマスコミの忖度なんですか?

これじゃ主体的に皇太子が岡山行きを取りやめたように見えるし、本当は雅子妃も同行する筈だったように見えるでしょ?

しかも「知事をはじめ、自治体や警察、消防などが災害対策に専念できるようにとの考えを持っていて」って上から目線もいいところ。お水の専門家ならなんとかしてみなさいよ皇太子殿下。

事実はこうです。

 西日本の豪雨がひどい為に献血運動推進全国大会が中止になった

 ゆえに皇太子は行く必要がなくなった

 元々皇太子単独で行く予定だった

です。

国民相手にこんな姑息な手段を使って印象操作するとは、皇太子家も偉くなったもんだと思わざるを得ません。恩着せがましく「ヴィオラの演奏会」も出席しない事にしたからーーなんてどの口が言えるのだか。

皇太子は暇を持て余し、雅子妃は昼夜逆転生活。こんなのが天皇と皇后になってもよけいに災害が増えるばかりではないんでしょうか?日本の事を少しでも思うなら、まず自ら身を引くのが筋です。

日本国民にとって精神的支柱になりえない皇室などなくていいです。

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加藤剛さん死去

2018-07-10 07:00:00 | ドラマ・ワイドショー

 加藤剛さん死去 

 俳優の加藤剛さんが6月18日、胆のうがんで死去

 享年80歳

最近、激やせしているなとは思っていたのですが・・・やはり。先日の歌丸師匠といい、昭和がまた去っていく。

今時の人は時代劇の面白さをあまり知らないんじゃないかと思います。韓国史劇の方がよほど刺激的に感じるかな。

「水戸黄門」は最後のどんでん返しが面白かったんですが、「大岡越前」は理論でやっつける「大岡裁き」が面白かったんですよね。

片岡千恵蔵さんに加藤治子さん、竹脇無我さん等々スターも多かったし、ストーリー性があってよかったですよね。

加藤剛さんはいつでも感情的になることがない俳優さんでした。どんな役も冷静に演じていたといか。

「この子を残して」の時も「獅子の時代」の時も。そういう理知的な役が似合う人でした。「砂の器」ですら・・・

名作も多く、日本のドラマ界、映画界には欠かせない人でしたのに。本当に残念です。心からご冥福をお祈りします。

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今のふぶきの気持ち

2018-07-09 07:00:00 | ドラマ・ワイドショー

 

高畑充希最高!!

 

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