群馬県沼田市の吹割の滝を見て、ホテルに一泊した翌日、
サプライズで向かった先は、世界遺産の富岡製糸場でした。
世界遺産に認定されたのは2014年(平成26年)。
テレビで盛んに放送されていました。
訪れるチャンスも無く、もう数年経っているのでそんなに混雑もしていないだろうと帰りに寄ってみました。
車は近くの市営駐車場に止めました。数分歩いて入口へ。懐かしい赤いポストがお出迎え~
ガイドをお願いし、待っていると、無料で写真を撮ります~というので撮ってもらいました。
すぐ出来あがったのは名刺サイズ。
1200円払うと台紙に挟んだ2Lサイズの写真が手に入ります。
いつものパターン。こういう時は『記念』にという言葉に弱く、結局いつも買ってしまいます~
ガイドさんの説明を受けながら場内を回ります。
入口に見えた煉瓦の建物は、「東置繭所」で国宝に指定されています。
煉瓦はまだ焼き方が定まっていなくて色ムラがあります。
明治5年(1872)、建築され、長さ104.4m、幅12.3m、高さ14.8m。
146年前の建物は、当時は1階は事務所や作業所、2階に乾燥させた繭を貯蔵していました。
アーチ部分に明治5年と刻まれています。
次は、
操糸所。ここも国宝です。繭から生糸を取る作業が行われていた場所。
中へ入ります。
天井
機械。
外に出て、周りに在る建物の説明を受けます。
首長館(ブリュナ館)、診療所、寄宿舎、女工館を見て、東置繭所のアーチを抜けて、補修作業中の西置繭所前に行きます。
復元されたブリュナエンジン。年配のエンジニアさんが2人いて機械を動かしています。
外に出て、記念碑を撮って、退場しました~
私が子供のころ、実家の北側にあった本家は農家でした。屋根裏部屋のような2階で養蚕をしていました。
実家の裏には桑畑が広がり、桑の葉を蚕に与えていました。
時々見せてもらいました。段々になった枠にいる蚕が一斉に桑の葉を食べると、ザワザワとかなり大きな音がしていたのを覚えています。
数匹もらってきて、家でも飼ったことがあります。
虫は苦手で幼虫などは触れないのですが、蚕の幼虫だけは大人しいし触ることが出来ました。
繭になり、そのままにしていると、ある日繭から成虫になった蛾が出てきて、飛んで行ってしまいました。
「おかいこさん」 懐かしい思い出です~
富岡製糸場、オートメーション化されたその当時はさぞ活気があっただろうと想像します。
女工さんの待遇も良かったそうで、過酷な労働ではなかったとか。
「ああ野麦峠」のイメージでは病気になっても休めないとか辛い仕事のような印象を受けますが、
ガイドの方は、富岡はそんな事は無かったと言っていました。
見学を終えて、上信越道の富岡ICから信越・圏央道を走り、帰宅したのは午後2時前でした。
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