よし坊のあっちこっち

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カタールに勝てないニッポンとは

2007年07月13日 | サッカー
格下のカタールに一点先行しながら同点引き分けに終わったアジア杯の初戦は、正直言って、何で?である。

アメリカにいる関係で試合を観ていないから内容を評価する事はできないが、ファンのブログやコメントを読んで納得した。どのコメントも共通してあるのは、今やお家芸ともなっている「パス回しの好きなニッポン」「シュートを打たないニッポン」のオンパレードだ。相変わらず同じ事をやっているなってぇ感じだね、こりゃ。言わせて貰えば、ナショナルチームとしての自覚欠如と、その結果としての進歩がさっぱり無い。こんな結果じゃ、やはり、Jリーグは田舎リーグかと言われてもしょうがない。

今やニッポンは熱烈なサッカー大好き国家だ。最早プロ野球なんて目じゃないのはいいのだが、その割りに何で強くなれないのか。体が小さいなんて理由にならん。日頃メキシコの試合をよく観るが、彼らも決して大きくない。それでも世界の15位あたりで頑張っている。

パス回しをするなと言うのではない。パス回しは、それによって相手陣営に大きな空きスペースを作らせ、開いたところで縦パスで一気にゴールを狙うのだが、お家芸ときたら、横パス多用で一向に縦パスが無いのだ。

それと、ペナルティエリア近くからの動きが極めておとなしいのが我がニッポンである。がむしゃらに突進すれば、PKを誘発することもあるし、チャンスは何倍にも増えるもの。

一体、いつになったら一皮剥けるのか。待つのもくたびれるもんだ。