日本発の言葉、即ち日本語がそのまま英語で使われる言葉が結構ある。昔のShogun(将軍)に始まり、Futon(ふとん)とか、食材の世界では、牛蒡とか大根、かぼちゃ、豆腐なんかがローマ字読みでそのまま表示されている。
日本の漫画なんかが、Anime(アニメ)として世界中を駆け巡っているが、最近ではManga表示も出てきている。それと同じくらい有名なのが日本のゲームソフトで、有名ソフトのシリーズは並んで買う光景がいつも出てくる。そんなゲームソフトから、誤訳乱用の言葉がいつの間にか普通の英語として使われるようになった例がある。
「FAIL」という言葉。辞書を引くと「失敗する」という動詞。Without failで名詞として使われている例はあるが、学校で習うのは動詞としてのFail。
ところが、日本のゲームソフトでFailureと使うべきところを、誤訳したのか、面倒くさかったのか「Fail」で作ってしまったらしい。これが世界中にばら撒かれ、常用されることになった。これが現在使われているFAILの原点らしいのだ。
この「FAIL」、意味は本来の名詞であるFailureとはちょっと違うのだ。それまでは、日陰の言葉として、他人の不幸や失敗を喜ぶ時に、ドイツ語の「Schadenfreude」なる言葉を密かに使っていたらしい。他人が、ちょっとドジったり、恥ずかしい失敗をしでかした時に思う、「アイツ、やっちゃったな、うふっ!」という感じだろう。この「FAIL」がポピュラーになるにつれ、新聞雑誌や普通の会話にどんどん使われ始め、今や、完全に認知されたとの事で、言葉は生き物のようだ。
写真は、どうもブッシュの社会の窓付近でトラブルが発生したようである。FAIL!
日本の漫画なんかが、Anime(アニメ)として世界中を駆け巡っているが、最近ではManga表示も出てきている。それと同じくらい有名なのが日本のゲームソフトで、有名ソフトのシリーズは並んで買う光景がいつも出てくる。そんなゲームソフトから、誤訳乱用の言葉がいつの間にか普通の英語として使われるようになった例がある。
「FAIL」という言葉。辞書を引くと「失敗する」という動詞。Without failで名詞として使われている例はあるが、学校で習うのは動詞としてのFail。
ところが、日本のゲームソフトでFailureと使うべきところを、誤訳したのか、面倒くさかったのか「Fail」で作ってしまったらしい。これが世界中にばら撒かれ、常用されることになった。これが現在使われているFAILの原点らしいのだ。
この「FAIL」、意味は本来の名詞であるFailureとはちょっと違うのだ。それまでは、日陰の言葉として、他人の不幸や失敗を喜ぶ時に、ドイツ語の「Schadenfreude」なる言葉を密かに使っていたらしい。他人が、ちょっとドジったり、恥ずかしい失敗をしでかした時に思う、「アイツ、やっちゃったな、うふっ!」という感じだろう。この「FAIL」がポピュラーになるにつれ、新聞雑誌や普通の会話にどんどん使われ始め、今や、完全に認知されたとの事で、言葉は生き物のようだ。
写真は、どうもブッシュの社会の窓付近でトラブルが発生したようである。FAIL!