よし坊のあっちこっち

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ルーピーはとやま

2010年05月21日 | いろいろ
初心者マークをつけた民主党政権が最初から上手に事を運べるとは誰も思っていない。だから、大方は少々の事には目を瞑り我慢をしようと心密かに思っていたはずだ。

しかし、今回のルーピー ハトヤマの「沖縄の海兵隊が大変重要な役割を果たしていたことが初めて分かった」発言には二の句が告げない。戦後、日米安保がこの国の防衛の根幹を形成してきた事すら理解していなかったような無知レベルと言うか、まことに恥ずかしい発言である。アメリカは、この発言をどのように聞いたのだろうか。このような人物が一国の首相になれる日本は、大変間が抜けた国に見える。

そもそもの普天間騒動だが、舞台裏の交渉や根回しも無く、期限が近づいたら、頭の中の構想である「徳之島」を突然ぶち上げたものだから、地元が驚くのは当然で、交渉ごとのイロハも知らない、きわめて世間知らずのお坊ちゃまであることを、再確認させてくれた。日本の舵取りにお坊ちゃまは、もうたくさんだ。

基地問題は、日本の防衛、自前の防衛力をどうするかという大きな問題で、真正面から議論しないと前に進まない。オバマが、何もしないルーピーに「日本は戦後、米軍のお陰で防衛では十分元を取ったではないか、ちったー考えろよ」と苦言を呈したのは当然のことだろう。ルーピーには、こんなことも嫌味には聞こえなかったに違いない。

日本株式会社、社長解任は出来そうもないから、早期の引責辞任でケリをつけて欲しいものだが、ハテさて後任は? 困った、困った。