よし坊のあっちこっち

神出鬼没、中年オヤジ、いや、老年オヤジの何でも有りブログだ!

演歌とフォークと・・・あさみちゆき

2013年09月06日 | いろいろ
インターネットの出現で便利になったとはいえ、やはり長らく日本を離れていると”日本”に疎くなるのは仕方があるまい。

よし坊の時代は演歌ありフォークあり、そしてグループサウンズの時代だった。そんな時代を懐かしんで、車で遠出する時は60年代から70年代に流行ったCDを積み込み、目いっぱい聞きながら、歌いながら運転する。時の経つのも早く感じて実にいい具合なのである。だから、その後出てきた小室哲也のサウンドだとか、あの辺には抵抗があって今でも馴染まない。やはり、同世代の歌ということでメロディーや歌詞に共感するものがあるのかもしれない。

歌詞と言えば、かつて作詞家の阿久悠が後年の時代、恐らく90年以降を評してのことだろうが、「日本語がだめになったから歌も面白くなくなった」というような事を言っていた。

日本に帰る度にCDを1~2枚買ってくる。前回は八代亜紀と桂銀淑だった。桂銀淑は長らくテープで聞いていたのをCDに代えた。今回は長山洋子を買う予定なのだが、もうひとつ加わえることになった。

あさみちゆき。彼女の歌は実に情感がこもり、心地よいのだ。演歌とフォークを両極にして、その間を行ったり来たりしながら歌っている。今時こんな歌い手さんがいたとは、いささか驚きでもある。どの曲も聞き応えがある。そして、その多くの詩が阿久悠でもある。日本にいれば、もっと早く知っていただろう。遅ればせながら、我が家のリストに加えることとした。