よし坊のあっちこっち

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ニッポン短訪 (1)27時間、トホホの旅

2013年11月04日 | いろいろ
日本の運転免許証更新の為、10月16日出発で二年ぶりの日本行となった。アメリカに来て以来10日以上の日本滞在はして来なかったが、今回はいささか滞在を延ばし二週間の日本短訪とした。

さて、のっけから季節外れの台風に翻弄される羽目になるとは、トホホ、である。

朝6時のフライトなので、ワイフと決死の早起きで家を3時に出発、シカゴ行きに乗ったまではよかった。フライトはJALーアメリカンシェア便で、シカゴからの成田行きには4時間あるのでラウンジに直行したのだが。荷物を置いてコーヒー片手にJALカウンターで日本の新聞をもらおうと赴くと、オネエサン曰く、”えらい事になってます”。26号台風の影響でシカゴ行きが大幅に遅れて出発したので、シカゴ発も6~7時間遅れる見込みとのこと。オーマイゴッドだ。

オネエサンによると、成田着が夜の9時を過ぎるだろうから、大阪行きの乗り継ぎ便には間に合わない可能性が大。つまり自然現象による飛行機遅延ではエコノミークラスの乗客は自分で宿を探すことを意味している。24時間空港なら空港ロビーで寝るシチュエーションである。

かくして、夕方6時に成田へ飛び立った。早朝3時に起きてから15時間、正確に言えばアトランタとシカゴは時差1時間だから16時間ということになる。これに飛行時間11時間を足せば27時間の旅となったわけだ。

3人掛けの通路側。横の二人は韓国系とヨーロッパ系アメリカ人。成田経由で、ソウルとバンコクに行くらしい。さかんに成田に着いたらどうしようと話している。

夜の9時半過ぎに漸く成田に着いたのだが、いささか勝手が違っていた。日航職員がズラッと勢ぞろい、乗り継ぎ便毎に名前のチェックをしているではないか。外にバスが待っているという。よし坊のグループは大阪乗り継ぎ便の客で、ホテル日航成田へ案内された。翌日羽田に移動してそこから大阪へ飛ぶという。

こんな出来事があると、つくづく、日本へ帰るのはNational Flag Carrierに限ると痛感する。今まで日本行きでアメリカのエアラインに何度か乗ったことがあるが、メシが不味い。凍ったザル蕎麦など食いたくも無い。たかが機内食、と言う事なかれ。味音痴のアメリカ人ならそれでもよいが、我々は世界に冠たるTaste Dicserning Japaneseなのだ。

台風狂想曲の始まりである。