よし坊のあっちこっち

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2016 冒頭 日常・雑感

2016年01月01日 | アメリカ通信
アメリカに来て20年。お正月に帰ったことが無いので、毎年それなりのお正月をここで過ごしてきた。最初はワイフも張り切って、出来るだけ日本に近い御節を作ったものだが、それでも食材に限りあり、で日本のようにはいかない。その内容も年々細ってきて、そのうち無くなってもいいのかな、と思いつつ、毎年それなりにワイフが作る。日本でも元旦から店が開くようなので、「三が日」が意味のないことになりつつあるのだろう。ともあれ、朝は我が家風簡単御節にお酒で乾杯、残ったものは夜に何とか平らげようとワイフと話す。

先週NBショップで頼んでおいたシューズを今日取りに行った。前から欲しいと思っていたトレイル・ウォーキングの茶色ヌバックシューズだ。昔からスポーツシューズでは素材にこだわりがあり、ヌバックとかピッグスキンとかのシューズには目が無い。今回のモデル969もそのひとつで、これでヌバック物はアディダスのヌバックと併せ二つとなった。

今年は日本の運転免許証の切り替えなので10月前後には帰らないといけない。ワイフはよし坊の一年後が更新サイクルだが、今年は一緒に帰りたいというので、吉野のお婆ちゃんが亡くなった2011年以来の、久しぶりの二人一緒の日本行きとなりそうである。毎回日本に帰る度にカラオケに行き、思い切って演歌を歌って帰ってこようと思うのだが、二週間という日程の中ではなかなか難しく、いまだに実現していない。今回もワイフが是非行きたいと言うのだが、どうなることやら。

日本に行って欠かさず行くのが天王寺の「吾作どん」か、同じチェーンで、直ぐ横にある「吾作亭」。今年は既に決まっている所がある。トリキ、そう鳥貴族である。まだ行ったことが無いので、安くて美味い、とくれば行かないわけにはいかない。自分の舌で確認せねばなるまい。それから鮨だ。着いた日は間に合えば家から歩いて行ける回転ずしの「浜ずし」へ行く。もう一回は大阪の天六で御三家のどれかに行くか、混んでいれば梅田の東通り商店街近くの寿司横丁へ顔を出す。

最後に残る問題はラーメンとなる。今回は家から行ける「ラーメン無鉄砲」を目指すつもりだ。灯台下暗しで、実はこのラーメン屋を知ったのが、つい先日アトランタの知人宅に来ていた知人の甥と話していたら、いきなり「無鉄砲」のラーメンが美味いときた。東京の人だから、てっきり東京のラーメン屋かと思ったら、確かに東京中野に一軒あるが、本店は関西で大和郡山だと言う。本店は実は奈良の隣の木津だが、他に大阪浪速区に一軒で合計4軒のチェーン店だ。これも賞味せずにはいられない。アメリカ人が日本から帰ってくると空港のハンバーガーショップに駆け込むように、よし坊からラーメンを外すことは到底出来ない。

所詮、日本へ行った時の楽しみは「食」しかあるまい。