よし坊のあっちこっち

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ワールドカップを終えて

2018年07月15日 | サッカー
ビッグイベント、ワールドカップが終わった。

準決勝のフランス対ベルギーが事実上の決勝戦だったと言えよう。ベルギーも優勝候補のひとつでよく頑張ったが、決勝進出を決めたクロアチアの戦いぶりは壮絶であり、手に汗を握る戦いぶりであった。東欧共産主義の崩壊でユーゴスラビアから独立したクロアチアがその名を轟かしたのが3位となった1998年のフランス大会であった。以後注目の国となった。

ワールドカップでベスト8以上に入るには、チームに起爆剤とも言えるヒーロープレーヤーが居ないと決して実現しないが、さりとて居たとしても必ず実現するとは限らない。メッシ擁するアルゼンチンが、ネイマールのブラジルが、ロナウド擁するポルトガルがハリー・ケインのイングランドが敗退していった。その中で、クロアチアのモドゥリッチ、ベルギーのハザール、そしてフランスのムバッペの動きは際立っていたと言えよう。

さて日本だが。ピンチヒッターの西野監督の下、予選ラウンドを突破して決勝ラウンドに進出出来たことは、監督交代のゴタゴタの直後だから素直に評価したい。しかしながら、いまだに何故ハルルホジッチが急遽解任されたのかさっぱり分からないのだ。

少なくともワールドカップ出場権を取った監督をだ。確かにその後のワールドカップまでの国際試合の内容が良くなくきな臭さが漂い始め、突然、主として監督と選手のコミュニケーション不足を理由に解任となったのだが、そんな理由で解任とはいささか解せないのである。裏に何があったのか、ほとぼりが冷めたら誰かが明らかにすべきだろう。

世界のサッカーはカウンター攻撃の縦パスからの速攻が主流で、これについていけないと上位進出の突破口は開けないであろう。パスワークで相手ゴール前を目指し、PKエリアへパスワークで翻弄しスペースを作るという戦法は中南米や日本が取る典型的な戦法だが、これらのチームはいずれも敗退していることは注目に値する。

今回、西野監督が本田をベンチスタートとしたのは正解であろう。だから予選ラウンド突破出来たとも言える。前監督のハルルホジッチがワールドカップ出場決定後の国際試合で本田を含めた主力選手を外したが、既に本田の身体的退潮を察知していたのではないか。西野監督もそれを承知していたと言うべきか。

誰かが One bad appleと言っていたが、I agreeである。

夢を持つことに異存はないが、今の日本はアジアの覇者が精いっぱいの器量なり。




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