よし坊のあっちこっち

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イッツ JAZZ -アランフェス協奏曲

2006年12月12日 | Jazz
クラッシックのギター協奏曲としてあまりに有名なホアキン・ロドリゴの「アランフェス協奏曲」に出会ったのは、ギター好きの同僚が、是非ギターの名手ナルシソ・イエペスのレコードを絶対聴け、損はない!と半ば強制的に買わされたからだ。そして、同僚の言葉通りであった。

何と言っても、ジャズにのめり込んでからも、あっちこっちでこの曲が聴けるから楽しいことこの上ないのだ。

いろいろなジャズメンが奏っている。トランペットでは、マイルスが「Sketch of Spain」の中で吹いている。ジャズギターでは、ケニー・バレルやローリンド・アルメイダが夫々にいい味を出している。MJQのアランフェスもいい。ジョン・ルイスのピアノとミルトのバイブが交互に掛け合っていく。MJQはこの曲を好んで演奏している。

しかし、何と言ってもお勧めは、1975年のジム・ホールのアランフェスだろう。彼をフィーチャーして、ピアノのローランド・ハナ、ベースのロン・カーター、トランペットのチェット・ベーカー、アルトサックスのポール・デスモンド、そして、ドラムスのスティーブ・ガットがスウィングする。

最近はいろいろなグループがこの曲を演奏しているので、久しぶりに他のアランフェスを楽しんでみよう。


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