よし坊のあっちこっち

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昭和の足跡(20)我が家の貧乏飯

2020年12月28日 | 昭和の足跡
小学校の頃の食事を思い出す。飽食の時代を生きてくると余計懐かしい。我が家は裕福ではなかった、いや貧乏家庭であった。そんな家庭の貧乏飯は、おかずがない時に威力を発揮する。

醤油ぶっかけ飯 :ご飯の上にうっすらかけて、全体にかき回し、胃の中にかきこむ。手元がくるって、よく醤油をかけすぎるのが玉に瑕だ。

ソースぶっかけめし:醤油と同じ要領。当時はウースターしかなかった。今のとんかつソースがあったなら、きっとウースターととんかつソースを混ぜたぶっかけ飯をかきこんでいただろう。

甘味噌 :味噌に醤油をたらし、砂糖を加えてこね回す。とろりとなったこの甘味噌をご飯にかけて食べる。

ごま塩:黒ゴマに塩を加えてフライパンで炒る。今でいうフリカケである。元祖フリカケといってもいいくらいの一品だろう。

貧乏といってもご飯を食べられたのだから、貧乏の中でもましだったのだろうと今思う。

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