世の中のうまい話

魚のウンチク、旬、漁師だけが食べている浜料理の紹介などなど・・・食べ歩きは八王子中心!都心も地方もたま~に

鮭・白鮭 第八章【鮭児】

2006年09月08日 15時37分04秒 | Weblog

 ケイジ・エラのところに本物を証明するタグが付いている
【鮭児(ケイジ)】

生後2~3年の白鮭で小型(1キロ超)。字のごとくまだ子供の為、
生殖巣が未成熟で雄・雌の判断もつけづらい。川に上るまで
まだ、1~2年の猶予があるため、脂をしっかりと蓄えている。
通常のシロザケの脂含有率は2~15%程度だが、このケイジは20~
30%の脂を含み、全身トロ。

川を上る成魚(秋鮭)の群に混じり、餌を食べに来たところを漁獲
される為、1万尾に1尾の割合でしか獲れないといわれている。
非常に高値がつく。

時鮭と同様、ロシアのアムール川が故郷ではないかと言われている。


↑いつも、応援ありがとうございま~す。


次回は 第九章 【旬】・【うんちく】をお送りいたします。
お楽しみに~!





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鮭・白鮭 第七章【メジカ】

2006年09月08日 06時58分44秒 | Weblog

秋鮭を選別している。この中に稀にメジカが・・・!

【目近(メジカ)】

北海道の川に上らず、宗谷岬をまわって本州(新潟など)の川に
上る鮭で、回遊途中に北海道で漁獲されたものをメジカと呼ぶ。
厳しい遡上の準備期間中のシロザケ。この為、餌をよく食べ、栄養
をたくわえ、身が美味しい。脂ものっている。
目が口に近い為、目近と呼ばれる。

非常に希少価値があり、数千本に1本の確立でしか漁獲されないと
言われている。




↑いつも応援ありがとうございます。


次回は 第八章 【鮭児(ケイジ)】をお送りいたします。
1万本に1本の幻の白鮭!お楽しみに!





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