2月3日は節分です~!恵方巻き・・食べましょう~!あと、イワシもね~
今年の方角は北北西・・・!無言でかぶりつくのが、慣わしとか・・!
節分にイワシを食べる習慣がありますが、これは、邪気を払うために、イワシの
頭を門口にさした習慣に由来しています。
柊(ヒイラギ)の針で鬼の目を刺し、イワシを焼く煙と匂いで、鬼(邪気)を
追い払うのです。
もともと、節分は「節代わり」と言って立春・立夏・立秋・立冬の前夜を言いま
したが、寒い冬から暖かい春になる立春が重要視され、現在にいたっていると
の事。
季節の節目にイワシと豆を食べると言う日本における伝統行事は、健やかに暮らす
為の教えなのです。
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真鰯(まいわし)
【語源】
イワシは大きく分けて、マイワシ、カタクチイワシ、ウルメイワシと3種あります。
イワシの名は、「弱し」から転じたと言われている。イワシの稚魚のほとんどが
他の魚に食べられてしまうからである。また、鮮度落ちが早い為という解釈もある。
【旬】
真イワシは日本中でとれる為、旬も地域によって異なるが、一般的には秋である。
【うんちく】
真いわしは回遊魚であり、春に北上し、秋から冬にかけて南下する。
この南下する「下りイワシ」の方が脂がのってうまい。
イワシは大きさによって呼ばれ方が変る。小羽(こば)10cm以下のもの。中羽
(ちゅうば)10~15㎝位のもの。大羽(おおば)16cm以上のもの。
イワシは古くから大衆魚として、よく食べられてきました。あの有名な紫式部の
大好物であったとも言われています。しかし近年、海洋や餌の条件の変動、乱獲、
また鯨の保護などが原因で、激減しています。すっかりと高級魚になってしまい
ました。寂しい話ですね。
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真イワシのにぎり寿司
【ブランド・産地】
ブランドはないが、強いて言えば兵庫県淡路島であがる大羽イワシだ。
脂ののりがとにかく違う。築地でも最近は滅多にお目にかかれない。
「松栄丸の大羽いわし」と言えば知る人ぞ知る幻の一品だ。
【産地ならではの漁師料理】
真イワシは煮てよし、焼いてよし、生でもよし、揚げてもよし、どんな料理でも
美味しいですが、漁師さんに教わった「香りバター焼」を紹介いたします。
まず、イワシのウロコをとり、三枚にオロシます。少し強めに塩・コショウをし、
両面、片栗粉で薄っすら化粧をします。フライパンにバターを落とし、こんがり
焼色がつくまで焼きます。大葉のせん切りとしらがネギをたっぷりとのせ、上か
らポン酢をドバドバ。コツは皮をパリッと焼く事と胡椒をきかす事。
簡単手間いらず、ご飯がすすみます。
【栄養と効果・健康】
青背魚の代表。良質のアミノ酸、たんぱく質も豊富だが注目すべきは良質の脂
肪酸。
動脈硬化を防ぎ、血液中の中性脂肪や悪玉コレステロールを減らすIPAとDHAを多
く含んでいる。また、カルシューム、リン、マグネシュームも豊富。
成長期の子供、中高年の方におすすめの食材です。
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