ぼくらの日記絵・絵心伝心 

日々の出来事や心境を絵日記風に伝えるジャーナリズム。下手な絵を媒介に、落ち着いて、考え、語ることが目的です。

錦秋の会津

2016年10月26日 | 日記

 この、10月21日から23日、福島県の会津地方の旅行をした。

 この時期は紅葉が真っ盛り。自然の美しさを求め、五色沼の一つ毘沙門沼周辺の散策へ。コバルト色の沼に紅葉が映える。スキー場グランデコリゾートへ。ゴンドラから眺める錦秋のパノラマには息を飲む。会津の象徴、磐梯山は表も裏も遠方から眺める。そして、国の天然記念物、「塔のへつり」へ。「へつり」とは会津の方言で断崖のこと。川や風雨で浸食された奇岩が見られる。そして、まえまえから訪れたいと思っていた、大内宿へ。江戸時代に、会津若松と日光を結ぶ会津西街道の宿場町。茅葺の家並みがその時代へタイムスリップさせてくれる。等々

 さて、今回の旅行は誘われて参加したもの。僕の義理の姉の実家が会津にあり、毎年のように親兄弟姉妹が集まり旅行をしている。そこに僕が加わったもの。1歳から95歳までの、総勢13名。半数は、僕のように東京からだ。赤ん坊、幼児、高齢者、それぞれペースが違う。行動を共にする中、予期されないさまざまなことに出あう。それをうまく進めていく。そこに団体、家族旅行の楽しさがある。

 NHKの番組で、普段遠くに離れて暮らす親戚が、何かのイベントで集合するのを紹介する番組が、時折ある。僕の記憶に、年一度、親戚だけの野球大会のために集合する、というのがあり、いいものだなー、と思っていた。

 今回の旅行もそんな気持ちにさせてくれるものがあった。

 絵はグランデコリゾートのゴンドラからの眺め。

     2016年10月25日  岩下賢治

 

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