2017年10月9日付けの、「秋の読書に高校教科書を」の続きになります。
所謂、文系、理系、でいうところの文系である僕は、不足している理系の知識を求め昨年10月から、高校の、物理、と、化学、の参考書を読書リストにいれた・・・教科書は手に入らず参考書にした。加えて、12月からは、「生物」、を読み始め、先日読了した。
恥ずかしながら、初めて接する教科のように、新鮮で、驚きも感じ大変面白かった。
最近の高校「生物」の内容はかなり進んでいる。今、NHKテレビで、「人体、神秘のネットワーク」が放送中である。人体の各臓器が互いにメッセージを交信しあい体の機能、健康を維持できるようなネットワークができている、という。医学界でも最先端の研究分野である、として紹介されている。一般の人は、この番組で初めて知るものばかりと思うのだが、僕の読んでいる、高校「生物」に最新情報の形で既に載っているものもある。
高校時代おろそかにしていた、物理、化学、生物、を読んで本来の自分自身を思いおこした。子供のころから、理科好きの少年だったということを。もし、この分野をよく勉強していたら別のものの見方が出来てきたかもしれない。
高校時代、青春時代は悩むことが多いものだ。今思うと悔やむことも多い。人はだれでも過去に悔いるものがあるのではないだろうか。だが、今回の読書で、悔やむ気持ちが少し和らいだようだ。新鮮な知識を得て、今は、再び、青春、という気分にある。
絵は、DNA。「生物」の掲載を参考にした。
2018年1月8日 岩下賢治