ぼくらの日記絵・絵心伝心 

日々の出来事や心境を絵日記風に伝えるジャーナリズム。下手な絵を媒介に、落ち着いて、考え、語ることが目的です。

今年の夏休みは

2020年08月25日 | 日記

 今年の夏休みは特別だ、とよく聞く。新型コロナの為、多くの人、子供たちは、この夏休みの時期に外出を控えている。夏休みは、ただ楽しむということだけでなく、この時期経験したことが子供や、大人にとっても成長の糧になるものだ。今年は残念なことだが他の何かで、よい経験を作ることになっただろう。

 さて、充分大人の僕は、現在の自分を作り上げるのに、子供の頃からの夏休みがどう関わったかを反省を込め翻って見るのもいい。

 小学生の頃は、理科に興味があり、動植物の図鑑や、他かの読み物で、昆虫、植物、魚、動物、の名前、生態などはかなり理解していたようだ。昆虫採集にもよく出かけた。標本にして夏休みの成果として学校に提出もした。そんな経験が、今、自然環境を大切にしようという感性に影響しているのだろう。

 中学生~高校~大学は、文系の読書や勉強、貧乏旅行、スポーツ(陸上、登山)、などで夏休みを過ごしたな。

 ともかく、夏休みに頑張ったことは、今の自分を作るのに大いに寄与したわけだが、小学生の頃の昆虫採集は記憶がしっかりしている。高尾山で、ナナフシを、故郷の日野の雑木林で、オオムラサキを、採集した。ナナフシは当時大変珍しい変わった昆虫だと興奮したものだ。

 オオムラサキは日本の国蝶だが、これも珍しく、その後今まで一度も見たことがない。昆虫趣味はいまでもあり、この数年で、タマムシを5匹採集し標本にしている。

 絵は小学生の夏休み、オオムラサキを見つけたところ。

   2020年8月24日  岩下賢治

 

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