毎年、1月1日に長男の家に兄弟家族たちが、それなりに集まり、新年会をすることが習慣となっている。それが、昨年は、新型コロナの為行われなかった。今年は微妙であったが、おこなわなかった。
それぞれの家での新年会ということになったが、僕は、初めて弟の家族の新年会に顔をだした。弟を囲む親せきの中には、久しぶりの人、何かの機会がなければ殆ど会うこともないだろう人もいる。コロナのおかげで皮肉なことに、貴重な集まりとなり、大変楽しい時を過ごした。
正月の楽しみの一つは、年賀状だ。年の初めの挨拶。長い間、会うことのない人。おそらくこれからも会うことはないだろう人。そういう人と年賀状の上でお会いすることが出来る。「ぜひ一度お会いしましょう」と書く方がいる。儀礼の言葉ではなく、本当の気持ちであるように思う。
今年は、会いたい人に会える年であってほしい。だが、こうして文章を書いてうちにコロナ感染者が急増している。
初詣には行くが、あまり神頼みはしない。だが、今年は、すでに、小金井神社に初詣はしているが、又、同じ小金井市にある、貫井神社におまいりしてきた。
「コロナが収束し、会いたい人に会える年にしてほしい。」と。
2022年1月14日 岩下賢治