ぼくらの日記絵・絵心伝心 

日々の出来事や心境を絵日記風に伝えるジャーナリズム。下手な絵を媒介に、落ち着いて、考え、語ることが目的です。

急激なコロナ拡大に驚く

2022年01月24日 | 日記

           ニホンスイセン

 オミクロン株だという。東京都の感染者が22日(土)、1日あたり1万人を超えた。急激な増加である。感染者の確認、その数え方に問題があるとはいえども、その感染拡大には驚かざるを得ない。いよいよ対岸の火事ではなくなった。
 ただ幸いなことには、このオミクロンというのは、毒素が弱いらしいこと。此岸に火の粉が飛んできているものの、消火に奮闘すべきほどの火種ではないらしい。火の粉を発見しても、防護服を着込み、それ消火だと大げさに騒ぎ立てることはせず、落ち着いて対処すれば良い。
 今回のコロナ騒動、思いもよらぬ社会問題ではあっても、解決に当たって政治や権力に委ねすぎるのは、あまりよい対応だとは思わない。メディアでは盛んに国や行政機関の姿勢を問うことに、使命感を持っているかのような言辞が目立つ。
 ところでこれほどの急拡大は一体何を意味するのか。
 コロナ菌は人の口からの、飛沫やゾルが、口や鼻に付着し、感染する。手や足など皮膚を媒介するものではないし、またテーブルやグラスとか食器類から伝染することもない。だから感染する場所は、容易に判断できる。飲食店や、酒場が感染場所でないことは明らかだ。報告されているところでは、最も感染する場所は「家庭」だとしてある。当然だと思う。
 今の住まいは一戸建てにしろ、マンションにしろ、空間が密閉されている。空気が遮断されている。それが家庭内感染の多さの原因だと思われる。いわば現代の生活様式に関連している。
 仮に体調が思わしくなかったら、家でじっとして回復を待つ。そして家の中の空気の入れ替えを頻繁にする。それ以外、私たち生活人の対処の仕方はない。通常の風邪の場合と同じである。消化の良い、栄養のある物を食べ、じっと自宅に籠ること、それが何よりだ。あるスポーツマンが言ったことを思い出す。
 自然界の動物が怪我や病気に罹った時は、洞穴でただじっと耐えている。それがベストな対処である。なるほど。【彬】

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