コロナ禍が過ぎ、3年ぶりに、僕の所属している、絵画愛好会が展示会を開くことになった。開催期日は10月中旬。が、最近は、普段絵を描いていない。展示会に合わせ描いている。
毎回そうなのだが、何を描こうか? 悩むのだ。以前、絵を始めた頃は、なんでも絵にしたくて、スケッチブックを持ち歩いていたが、今はそれはない。
アマチュアの展示会は、殆どが風景画、静物画。不謹慎な言い方だが、それが無難なのだろう。今、そうでないものを探している。要は、描きたいものは何か、ということではあるが。
様々な事象の中で、絵の中に収めたいもの。・・・・夢に出てきた情景、自分自身の思い出、なんていうものもいいんではないか。そんなことで、昔のアルバムを開き、眺める。懐かしい情景が思い出さる。だが、展示会の絵は、他人に観てもらうもの。自分の好き勝手だけではダメ。・・・・
展示会用の絵を描くのは、何を描くのか悩むことから始まる。・・・・
掲載の絵は、そんなことでアルバムのなかで、学生時代に山登りのクラブで、雪の上州武尊の山小屋に留まったときの一枚。自分にとっては大切な思い出なのだが、例えばこのような類のものが人様の眼にさらす絵になるのか、迷うものだ。
2023年8月14日 岩下賢治
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