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畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

連載187「じゃがいも」(その4終わり)

2019-03-02 04:44:41 | 

 (7月中旬になると収穫が始まります。まだ、青々と茂り少し早めの初掘り。)


 (ジャガイモの重ね焼きです。オーブンで焦げ目が着くくらいに焼き上げて完成です。)


 (ジャガイモで作ったケーキ。何でもできますよ。)


 (インカのめざめを使った粉吹き芋です。濃い黄色が特徴で味も濃い。)


         じゃがいも(その4終わり)

 最後に味としてジャガイモの中では変わった「インカのめざめ」の紹介です。

「インカのめざめ」とはジャガイモの原産地と言われるアンデスを思い起こさせるような名前ですが、

実は日本で生み出された品種のようです。

 そして、「インカのめざめ」はその後「インカのひとみ」「インカルージュ」と新品種が続けて発表された。

微妙に味は違うが、特徴としては肉質の硬さでしょう。


 我が家では冬の定番おかず「ゼンマイ煮」に入れることも多いが、食べた人は一様に首を傾け怪訝な顔をする。

「栗ですか?さつま芋ですか?」などと聞かれることが多い。

本当に栗かさつま芋かと言う食感と味です。

密かに砂糖煮にしたら栗そのものと言っても疑う人はいないとにらんでいるのだが。


 若者向きの定番では「ジャガイモの重ね焼き」がある。これは蒸したジャガイモを薄切りにして耐熱皿に載せ、

その上にひき肉、チーズを重ねてオーブンで焼くという料理。味付けはシンプルに塩コショウで十分で、

ジャガイモの味を楽しめます。


 我が家の変わった食べ物としては「ジャガイモの煮転がし」がある。

品種は問わず、小さくて商品にも食べ物に加工するにも難しいような小芋を、

油に醤油と砂糖を加えた濃い煮汁を作って、それで炒り煮にする。

我が家の多品種小芋は、ピンク、紫、黄色と様々な色模様で、目を楽しませ味を楽しませてくれる。


 このように素人菜園でも定番野菜の一つのジャガイモでも品種は多くて、

作り甲斐のある野菜と言っても過言では無いでしょう。


            (終わり)

コメント (2)
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