畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

義母は百二歳で旅立ちました

2023-09-07 19:18:50 | 暮らし
 義母が百二歳の天寿を全うされて旅立ちました。
八十歳を何歳も過ぎても、好奇心と向上心に富む行動力をお持ちでした。
 やはり、長寿を得るという事は遺伝的要素もあるでしょう。
でも、五人兄弟の長女として生まれ、苦労しながらも向上心を忘れなかったのは尊敬に値します。

 登山にお誘いすると、「そうだの、着いて行ってみようか」と。
満65歳で越後駒ケ岳にも登りました。その行動力決断力にも学ばされました。
 満76歳、喜寿のお祝いには、浅草岳登山を敢行。
登山者には驚かれましたね。今のスベルべが考えると同じ事が出来るか疑問です。

 なんと、真冬の北海道札幌にも、娘夫婦を頼って長期滞在。
寒さの中でも、好奇心と行動力を発揮して朝から散歩をし、心配させたようですが。

 好奇心旺盛な一面は、こんな博物館めぐりでも発揮。
感嘆の声、言葉を発しながら飽きもせず眺めて、「今度は弁当を持ってきてゆっくり見たい」なんて。

 先立たれてしまいましたが10歳年下の妹とも仲が良く、一緒に出掛けたものです。
車いすを押すのが、その10歳下の妹。左は連れ合いのオジーさんで名コンビのお二人でした。
 スベルべ夫婦の結婚間もないころ、長女がまだヨチヨチ歩きの時に連れ合いを事故で失われた。
それからの半生を、30年にもわたる一人暮らしにも耐え、頑張って生きてこられた。
 写真の三人組をお誘いして、泊りがけの旅行をしたり楽しいことも沢山共有できました。
スベルべママママなんてブログ上では表現し、紹介してきましたが、もうその機会は無いでしょう。

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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (yuitojj61)
2023-09-07 20:54:01
心からお悔やみ申し上げます。
私は99歳の母を送りました。
その時を思い出しました。
新潟の自然、菜園、参考にさせていただいています。
これからもよろしくお願いします
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Unknown (ミケ)
2023-09-07 22:15:32
スベルべさんこんばんは。
お義母さまにはいつまでもお元気で居て欲しかったと思います。長生きされたからこそ思い出もたくさんですね。ご冥福をお祈り申し上げます。
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yuitojj61様 (スベルべ)
2023-09-08 05:38:14
 お悔やみのお言葉ありがとうございます。
何歳になっても、分かれって辛いものがありますね。ましてや苦労された義母でしたから。
拙ブログを見て頂けていたら嬉しい事です。昨年あたりからフェースブックも始めています。
そちらもリアルタイムの反応が楽しめますよ。農薬の事をアップして驚きました。
皆さんの関心事らしくて、コメントが50通余りあり、しかもそのコメント中で、
コメント投稿者同士の論争始まったりと、大喜利状態でしたよ。
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ミケ様 (スベルべ)
2023-09-08 05:45:28
 最後は辛いものがありましたね。今年の四月にコロナで伸びていた百歳のお祝いを決行。
そのすぐあと、何日もしないで特養に入っていましたから辛かった。
ヒマワリ畑を見に行っていた際に義兄から息が荒いと連絡が入り、そのまま駆けつけました。
6時半に特養に着きましたが、個室が準備されていなくて、面会時間も15分の制限。
意識はあり、何か言いたそうに口を動かしました。お別れを言いたかったのかもしれません。
手で、何か探るような様子を見せたので、握ると弱弱しいながらも握り返してくれました。
制限時間を過ぎて帰宅。再度義兄から連絡が入り体温急上昇が告げられ急行。
でも、間に合わず途中の車の中で、息を引き取ったと連絡が入り間に合わなかったことに落胆でした。
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Unknown (赤石岳)
2023-09-08 09:51:35
御母様亡くなられました事、お悔やみ申し上げます。
時々、スベルベママママさん賭して登場されていましたね

102歳という高齢であっても淋しく悲しい事です

長寿でしっかりされておられ、周りの方々も御一緒に良い時間を沢山過ごされて、義母様も皆さんもお幸せでしたね。

山のスベルベママさんとの山での一枚、景色も顔もステキです
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お悔やみ申しあげます。 (花譜)
2023-09-08 15:55:16
「スベルべママママ」さんのご逝去をお悔やみ申し上げます。ご長寿でした。花譜は、ワンちゃん「マックス君」がちょっと、行方不明になったとき(鎖はずれ?)のスベルべママママさんとマックス君との「マイクロバス?」でのことを覚えています。
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赤石岳様 (スベルベ)
2023-09-08 17:43:10
 お悔やみありがとございます。山菜採りにも同行したし、旅にも随分連れ出しました。
山形の星寛治さんにお会いした時も一緒でしたよ。
喜寿のお祝いに、浅草岳に連れて登りましたし、その年の冬はスノーモービルに乗せて冬の山の畑もお見せしました。
自分がその歳になり、どうかと考えるとうーん、浅草岳は辛いかな。
浅草岳の登山は周りの人にあまりにも驚かれ、最後は「ゼンマイ採りよりも楽なもんだ」なんて驚かせていました。
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花譜様 (スベルベ)
2023-09-08 17:46:28
 ありがとうございます。
よく覚えていてくださいました。そうでしたよね、義母の匂いでもしたのかなー。
マックスは行ったことの無い遠い寂しい初めての道を通って行ったのでしたから。
葬儀が盛大なんて表現はそぐわない事ですが、野辺送りにも沢山の人が集まり驚きました。
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