写真を見てほしい。
メタセコイア、西洋アカネとも言う。
ゆきたんくが在籍した、都立全日制の唯一の全寮制高校、東京都立秋川高等学校の中央を走るメインストリートの両側を飾っているのだ。
メタセコイアの解説だ。
ここを卒業して30年になる。諸般の事情で平成10年に閉校しているが、ここの卒業生にとっては故郷であることには変わりはない。
ゆきたんくは1/5715だ。
親元を離れての高校生活。最初は修学旅行の趣があったが、それも本当に最初だけ。先輩との人間関係作り、就寝前の筋トレ、遊びに費やした学習時間。人によっては違うのだろうが、なんと言っても同じ釜の飯を喰った仲間がいるということは共通している。
700人以上が一斉に飯を食った食堂
ゆきたんくの青春。ハンマーを投げた昼礼場
このグラウンドを走った。
授業をさぼってお世話になった保健棟
保健棟の写真の端に見える寮は建て替えたため、ゆきたんくがいた時と違う建物だ。
この思い出深い建物が建っている秋川高等学校が更地にされるという。
もう都では決定済みで、請け負う業者も決まったという。
時の流れというのは止められないものだ。
青春を忘れないように、思い出のキャンパスの色を塗りなおそうと思う。