伝えたんく

日々の何気ないできごとに感じた幸せ

旅の楽しみ46…シンガポール

2009-01-19 23:51:13 | 言いたんく

 ゆきたんくが初めて海外旅行を経験したのは、2000年夏のシンガポールだ。
海外の旅行の雰囲気がわからなかったゆきたんくは、理解できないストレスを溜めていた。

 その一つ目が言葉が通じないであろう怖さである。しかし、チャンギ空港で片言の英語が通じたことでホッとしたのだ。この当時、まだ旅が好きでなかったゆきたんくだが、のりたん(奥方)とつっくん(次男)が義理の姉の実家(インドネシア)に行き、隣国のマレーシアで遊んでから、シンガポールで落ち合うことになっていたので、成田からは一人ぼっちであった。気体中央の景色の見えない席で寂しく過ごしていたゆきたんくに、これも初めての海外を経験する男子中学生が乗っていて、陸上競技をやっているというので、あれこれと陸上談義をしながら時間を過ごしていた。

 空港からタクシーを拾う。乗ったら、ひげ面の屈強そうな運転手だった。
 確か、「Where to go?」とゆっくり言ってくれたので、
 「The Ritz Carlton Millenia.(ザ・リッツ・カールトン・ミレニア)」

 「Oh Ritz Carlton!」

 と言って嬉しそうに車を走らせてくれた。

 残念ながら、ホテルに着くまでの間に会話をした覚えはない。
 イーストコースト沿いの高速から景色を見ていた。

 ホテルの中でも片言の英語でなんとか過ごすことはできた。
 市内観光ツアーをした時のことだ。

 ある寺院では写真を撮るのに、撮影料がいるという。
 正直「えー」と思った。

 国内でも、撮影禁止の場所はあるが、それ以外はフリーである。
 こんなことだけで、とても窮屈に感じたゆきたんくは心の狭い男である。

 不安だらけの初海外旅行。
 それに、高所恐怖症のゆきたんくが、つっくんのリクエストでセントーサ島にある高さ91mのところを渡るケーブルカーに乗ったり、足つぼマッサージにかかっている人のあまりの痛がりに、肩マッサージだけにしたり、

 自炊をあまりしない、シンガポーリアン後用達のファーストフードエリアを歩いていたら、日本語で「ソコノヒト、ヤスクテオイシイ ヌードルネ」と声をかけられたり

 恥ずかしくて恥ずかしくてストレスの塊になりそうだった。

 もっと肩の力を抜いて楽しめればよかったと思っている。

 その後の海外旅行では、驚くことがもっと出てきたからだ。

 写真は、一番リラックスできたマーライオン公園だ。
 ミニマーライオンの前で、ゆきたんく、のりたん、つっくんと・・・。

コメント (8)
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