名護市長選後の官房長官や鳩山首相の発言が、混乱に拍車をかけています。
下落を続けている支持率世論調査の動向を注目していましたが、日経が26~27日に実施した緊急世論調査が発表されていました。内閣支持率で、ついに支持率を不支持率が上回ってしまいました。18日の読売と朝日の発表で両紙の支持率が50%を切り(共同通信など先行している調査結果はありましたが)40%台になる一方不支持率が伸び支持率に肉薄していて、不支持率が上回るのは時間の問題とは見ていましたが、10日で実現してしまいました。他のメディアの結果も続いて出てくると思いますが、鳩山内閣の命運がつきる日も早まるのでしょうか。
日本経済新聞社とテレビ東京が26~27日に共同で実施した緊急世論調査で、鳩山内閣の支持率は45%となり、昨年12月の前回調査から5ポイント低下した。不支持率は5ポイント上昇して47%で、同政権になって初めて支持率と不支持率が逆転した。元秘書らが政治資金規正法違反容疑で逮捕された民主党の小沢一郎幹事長は65%が「幹事長を辞任すべきだ」と答え「続けるべきだ」は22%にとどまった。
鳩山内閣の支持率は発足直後の昨年9月には歴代第2位の75%だったが、4カ月で30ポイント落ち込んだ。鳩山由紀夫首相の偽装献金問題や小沢氏の資金管理団体の土地購入を巡る事件など「政治とカネ」を巡る問題や、沖縄の米軍普天間基地の移設問題を巡る政府の迷走などが影響しているようだ。
内閣を支持しない理由を複数回答で聞くと「指導力がない」が5ポイント上昇し、59%で最も多かった。続いて「安定感がない」が39%、「政策が悪い」が28%だった。支持する理由では「民主党中心の内閣だから」が39%でトップ。「政策がよい」が24%、「人柄が信頼できる」が22%で続いた。
18日の読売、朝日の支持率がそれぞれ45%、42%だったことに比べると、支持率は差がないのですが、不支持率が急伸しているといえます。(こういう比較が正しいかは別として)
小沢氏が辞任すべきは65%ということで、これまでのほかの調査結果より低い数値のようですが、検察の聴取に応じ、低姿勢に転じた記者会見をした後ということかもしれませんが、民主党議員で説明責任を果たしたとおべっかを使う輩がいるなかで、未だ納得しないという厳しい結果だと見るのが正しいのでしょう。
民主党の支持率の推移も気になるところですが、ネットで見る限りは日経の調査結果はわかりませんでした。
産経のネット世論というデータでは、以下のような結果が報じられています。
内閣を支持しない=60.7% 支持する=12.1%
政党支持率 「支持政党なし」=37.2% 「自民党」=33.0% 「民主党」=15.1% 「みんなの党」=4.3%
:鳩山内閣支持率 ネット世論は保守志向 - MSN産経ニュース より
小沢氏の調書の内容と、証言・証拠との食い違い、鳩山氏、特に平野氏の名護市長選結果に対する迷走する発言と、5月と国内外に公約した普天間移転の行方が注目されます。
民主党の正体の露呈が少しずつ進み、御用マスコミや評論家の必死の擁護にもかかわらず、国民の中に真実が知れ渡り始めてきているような。春の訪れとともに開花するのでしょうか?
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