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菅政権が発足した時、表舞台に登場した仙谷と枝野氏。仙谷は影の総理と認識されるに至り、国会では指名もされないのに勝手にしゃしゃり出て長々と時間つぶしの政治の場にもかかわらず法廷論争的理屈をこね回していました。裏の穴倉で、数人で物事を決めて突然発表する手法も仙谷流です。枝野氏は、最年少幹事長や官房長官を歴任しています。
ポスト菅に向けては、仙谷が裏で暗躍して筋書きを描き進めていると認識し、久々にテレビカメラに映されて嬉しそうな顔をしているのを苦々しく観ていたのですが、朝日新聞によると、一時次期首相としてNo.1の世論調査結果が示された枝野氏だけでなく、仙谷も失速していると言うことなのだそうです。
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ポスト菅に向けては、仙谷が裏で暗躍して筋書きを描き進めていると認識し、久々にテレビカメラに映されて嬉しそうな顔をしているのを苦々しく観ていたのですが、朝日新聞によると、一時次期首相としてNo.1の世論調査結果が示された枝野氏だけでなく、仙谷も失速していると言うことなのだそうです。
民主代表選 脱小沢路線支えたが… 仙谷・枝野両氏、失速 (8/22 朝日朝刊)
菅直人首相の「脱小沢」路線を支えてきた仙谷由人官房副長官と枝野幸男官房長官の旗色が悪い。党代表選に立候補の意向を示す「ポスト菅」候補の面々が次々に小沢一郎元代表の束ねる「数」に擦り寄り、主導権を失いつつあるためだ。師弟コンビの両氏には代表選への姿勢の違いも垣間見える。
広がらぬ支持
「野田(佳彦財務相)でまとめられるとばかり思っていた」。仙谷氏は19日夜、与野党連携で気脈を通じるたちあがれ日本の園田博之幹事長との会食でこう漏らした。岡田克也幹事長らと画策した「野田後継」路線が、民主党内で思うように広がらないからだ。
園田氏は「地味な野田氏だから自民も公明も歩み寄れる。目立つことしか考えない候補では与野党連携は難しい」と励ましたが、仙谷氏は「うーん」とうなったまま返事をしなかった。
首相が辞任表明した直後の6月初旬、仙谷氏らは野田氏擁立で走りはじめた。菅政権を支えた面々でスクラムを組み、トップの「首相」だけ取り換えるという算段だった。小沢氏の党員資格停止処分に直接関わっていなかった野田氏であれば、党内の抵抗もかわせるとの判断もあった。
65歳を超え、「脱小沢」陣営で高齢な仙谷氏にとって気長に将来を見据える余裕はない。現政権中枢の枠組みを残し、野田氏の後に前原誠司前外相を担ぎ上げる狙いもある。ただ、野田氏の増税路線や大連立発言が党内で波紋を呼び、前原グループの中堅・若手から「前原氏が出馬すべきだ」と主戦論が噴出。コントロールが利かない状況だ。
18日にあった前原グループの会合後、仙谷氏は周囲にごぽした。「思うようにいかないな」
沈黙決め込む
同じ日、前原グループに所属する枝野氏はグループ会合を欠席し、自宅のテレビで高校野球を観戦していた。周囲には「今回の代表選にはいっさい関わらない」と漏らす。記者会見で首相辞任の見通しを問われても「(辞任が)スムーズに実現されるよう官房長官としても努力したい」と繰り返すばかりだ。
仙谷氏とは民主党内で長らく「弟分」で通ってきた。だが、今年1月の内閣改造で首相が仙谷氏を官房長官から更迭し、枝野氏を抜擢したあたりからすきま風が吹き始めた。今でも、両者に近い議員から「仙谷氏と枝野氏の関係は微妙だ」との声が出る。
枝野氏は40代後半で、政権中枢から退いても余裕がある。「ポスト菅」選びに奔走する仙谷氏周辺は「枝野氏が代表選に関わらないのは将来の首相候補を意識しているのだろう」と指摘。雌伏の時と見定める枝野氏の姿勢を椰楡する。
ただ、昨年6月の菅政権発足とともに幹事長に就任し、今年は官房長官のポストを射止めた枝野氏に対し、党内の声は厳しい。幹事長時代の昨年7月の参院選惨敗については、今でも「枝野氏は首相に次ぐA級戦犯」との批判が消えず、官房長官で復帰すると「節操がない」と指弾された。
仙谷、枝野両氏の行動について、首相補佐官の一人が語る。「いずれも内輪の論理で動いていて、国民のことを見ていない。こんなことを続けていれば、いずれ民主党はなくなる」 (佐藤徳仁、蔭西晴子)
菅直人首相の「脱小沢」路線を支えてきた仙谷由人官房副長官と枝野幸男官房長官の旗色が悪い。党代表選に立候補の意向を示す「ポスト菅」候補の面々が次々に小沢一郎元代表の束ねる「数」に擦り寄り、主導権を失いつつあるためだ。師弟コンビの両氏には代表選への姿勢の違いも垣間見える。
広がらぬ支持
「野田(佳彦財務相)でまとめられるとばかり思っていた」。仙谷氏は19日夜、与野党連携で気脈を通じるたちあがれ日本の園田博之幹事長との会食でこう漏らした。岡田克也幹事長らと画策した「野田後継」路線が、民主党内で思うように広がらないからだ。
園田氏は「地味な野田氏だから自民も公明も歩み寄れる。目立つことしか考えない候補では与野党連携は難しい」と励ましたが、仙谷氏は「うーん」とうなったまま返事をしなかった。
首相が辞任表明した直後の6月初旬、仙谷氏らは野田氏擁立で走りはじめた。菅政権を支えた面々でスクラムを組み、トップの「首相」だけ取り換えるという算段だった。小沢氏の党員資格停止処分に直接関わっていなかった野田氏であれば、党内の抵抗もかわせるとの判断もあった。
65歳を超え、「脱小沢」陣営で高齢な仙谷氏にとって気長に将来を見据える余裕はない。現政権中枢の枠組みを残し、野田氏の後に前原誠司前外相を担ぎ上げる狙いもある。ただ、野田氏の増税路線や大連立発言が党内で波紋を呼び、前原グループの中堅・若手から「前原氏が出馬すべきだ」と主戦論が噴出。コントロールが利かない状況だ。
18日にあった前原グループの会合後、仙谷氏は周囲にごぽした。「思うようにいかないな」
沈黙決め込む
同じ日、前原グループに所属する枝野氏はグループ会合を欠席し、自宅のテレビで高校野球を観戦していた。周囲には「今回の代表選にはいっさい関わらない」と漏らす。記者会見で首相辞任の見通しを問われても「(辞任が)スムーズに実現されるよう官房長官としても努力したい」と繰り返すばかりだ。
仙谷氏とは民主党内で長らく「弟分」で通ってきた。だが、今年1月の内閣改造で首相が仙谷氏を官房長官から更迭し、枝野氏を抜擢したあたりからすきま風が吹き始めた。今でも、両者に近い議員から「仙谷氏と枝野氏の関係は微妙だ」との声が出る。
枝野氏は40代後半で、政権中枢から退いても余裕がある。「ポスト菅」選びに奔走する仙谷氏周辺は「枝野氏が代表選に関わらないのは将来の首相候補を意識しているのだろう」と指摘。雌伏の時と見定める枝野氏の姿勢を椰楡する。
ただ、昨年6月の菅政権発足とともに幹事長に就任し、今年は官房長官のポストを射止めた枝野氏に対し、党内の声は厳しい。幹事長時代の昨年7月の参院選惨敗については、今でも「枝野氏は首相に次ぐA級戦犯」との批判が消えず、官房長官で復帰すると「節操がない」と指弾された。
仙谷、枝野両氏の行動について、首相補佐官の一人が語る。「いずれも内輪の論理で動いていて、国民のことを見ていない。こんなことを続けていれば、いずれ民主党はなくなる」 (佐藤徳仁、蔭西晴子)
一寸びっくりですが、そうあるべきではありますね。
政権交代で晴れて与党となった民主党は、小鳩体制でスタートしました。しかし、小沢氏による実質支配と社民や国民新党の足枷と、小鳩ご両人の政治資金とで菅、仙谷、枝野体制が産まれました。しかし、そこでも仙谷が裏で仕切るという変則な内閣&与党体制でした。ところが、「反日賠償産業」との関連も取りざたされる売国奴・仙谷が、内閣の中枢にいるという危機状態が回避されることになる、喜ばしい問責による内閣離脱と、その後の菅との離反となりました。が、最近の情勢では、その復権を危惧していました。
朝日の記事で、仙谷が失速とかかれているのは、仙谷が描いた筋書きが狂っているだけで、仙谷の暗躍が失墜し脱落したと理解するのは早計ですね。
依然、前原氏の後ろで影響力を維持し、明日(8/23)に延びた前原氏の出馬表明に影響力を持ち、その後も裏でのコソコソした動きを続けると思われます。
「反日賠償産業」との関連も取りざたされる売国奴・仙谷氏との決別なしでは、外国人献金問題の傷(民主党の正体なのですが)を持つ前原政権も、短命に終わると考えますが、いかがでしょう。
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